発達障害の診断を受けるか悩んでいる人へ
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
ADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)をはじめとする、いわゆる発達障害と呼ばれる特性がある人は、日本国内でおよそ10%と言われており、今ではよく耳にすることが多いです。
一方で、発達障害の診断を受けるかどうか迷っている人もここ数年で増加しています。診断を受けることでどういったメリット・デメリットがあるのかご紹介していきます。

(出典:Photo AC)
メリット・デメリット
メリット①:精神的に楽になる
診断を受けるか迷っているということは、自分に発達障害の傾向があるのではないかと疑問に思っていることが多いです。自分の中でいくら考えても結論は出ないため、思い切って診断を受けてみて、白黒はっきりさせると気持ちが楽になるかもしれません。
診断結果に関わらず、医療機関を相談先として繋がりを持つことができるため、自分一人だけではないという心強さがあります。
また、医師ならではの視点で解決に近づく方法やさまざまな福祉サービスを紹介してくれることもあるため、はじめこそ勇気がいりますが、診断を受けてみることをオススメします。
メリット②:障害者年金の申請が少し早くなる可能性がある
将来的に何かしらの障害の診断が出て、障害者年金を申請する際に少し早く受給できる可能性があります。障害者年金を申請する際には、精神科や心療内科などの通院歴があることが条件になります。
具体的には申請時に初診日から6カ月以上経過している必要があります。
そのため、早めに精神科や心療内科などに通っておくことで、すぐに診断は出なくとも、後々障害者年金を受給しようとした際に助かるケースがあります。
デメリット:人によっては気持ちの低下に繋がる
診断が出ることで安堵する人もいれば、逆に落ち込んでしまう人もいます。
“今まで自分は普通だと思っていたのに…”
“障害者のことをどこか遠くの存在だと思っていたけど、まさか自分がそうなるなんて…”
など、現実を受け入れられないケースも珍しくありません。
障害特性を受け入れることは容易なことではないため、自己受容の準備ができていない場合にはつらいと感じることがあります。
診断を受ける≠障害者手帳≠障害者年金
発達障害等の診断を受けたら、その瞬間から障害者としてみなされて障害者手帳が発行されるのかというとそうではありません。
実は
”医師から診断を受けること”
”障害者手帳を発行すること”
”障害者年金を受給すること”
この3つは全く連動していません。
私は初めて診断を受けたとき、正式に診断書が出たらそのまま病院から役所に手続きが行われて勝手に障害者手帳が発行され、そのまま障害者年金の申請までされるものだと勘違いしていました。
実際はこの3つはそれぞれ独立しており、どれも自らの意思で申請しない限り進みません。
医師の診断を受けたとしても障害者手帳は発行しない、障害者手帳は発行しても障害者年金は受給せずに働きたいといった選択も可能です。
そのため、とりあえず診断だけ受けてみようかなと軽い気持ちで通っても問題なく、今までの生活がいきなりガラッと変わることはありません。
ただし、精神的には大きな変化になる可能性があるため、自身のメンタル面と相談して診断を受けてみることをオススメします。
診断を受けてみたピアスタッフの体験談
私は前職を辞めるまで1度も診断を受けたことがなく、仕事で大変な思いを何度も経験してきました。前々からADHD(注意欠如・多動性障害)の傾向があるのではないかと自分でなんとなく思っていました。しかし、自分の感覚的な意見であるため、1度正式に診断を受けて白黒はっきりしたいという気持ちがありました。
そんなときに就労移行支援事業所の存在を知り、利用するにあたって医師の診断書が必要だったということもあり、これを機に正式に診断を受けることを決意しました。
診断結果はADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(自閉スペクトラム症)の2つでした。
ASD(自閉スペクトラム症)に関しては全く予想していませんでした。
ですが、ショックではなく、知れて良かったという気持ちの方が強くありました。
また、今までしんどい思いをしてきたことの裏には障害特性があったという医学的な根拠が示されたことで、かなり気持ちが楽になりました。逆に何も診断が出なかった方がショックだったかもしれません。
私はその後、障害者手帳・障害者年金共に手続きを進めましたが、診断を受けた時よりも、障害者手帳を交付された瞬間が1番ショックが大きかったです。
診断書や障害者年金は形こそ残りますが、毎日目にするわけではありませんので、そこまで気にはなりませんでした。しかし、障害者手帳に関しては普段から持ち歩くことが多いうえ、手元に形として残るため、慣れるまでは時間がかかりました。
診断を受けることが一概に良いこと・悪いこととは言えません。
私個人の意見としては、もっと気軽に診断を受けてみて欲しいと思っていますが、人によって診断結果を重く受け止めてしまう方もいるため、診断を受けることが絶対に良いとは言いません。
ですので、まずは“検査”ではなく、“通院”を検討してみてほしいと思います。
検査をするかしないかも含めて医師と相談することもできますので、もし少しでも自身の障害特性について気になっているのであれば、まずは病院に行ってみるのが良いと思います。
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3.障害者雇用で働いてみた感想~休職を経た私が伝えられること~ 【卒業生(元利用者)ブログ】
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフィス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


