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発達障害の擬態と過剰適応がもたらす見えにくい生きづらさとは

おはようございます、ディーキャリア所沢オフィスです。

今回は、発達障害を持つ方が抱えやすい生きづらさの一つである「擬態」と「過剰適応」についてお話しします。最近ではソーシャルカモフラージュという言葉でも知られつつあり、ブログやSNSなどでも関心が高まっています。

発達障害のある方が、自身の特性を周囲に悟られないよう、意識的または無意識に定型発達者のように振る舞うことを擬態と呼びます。

例えば、ASD(自閉スペクトラム症)の方は相手の表情や感情を読み取ることが苦手な場合があります。しかし、日常生活で「空気が読めない」と思われないように、眉間のしわや口角の上げ下げといった細かい表情の変化を常に観察し、必死に相手の気持ちを読み取ろうとするケースがあります。

このような擬態は一種の生存戦略とも言えますが、その背景には「失敗したくない」「周囲に迷惑をかけたくない」という強い気持ちがあります。過去にコミュニケーションのすれ違いや仕事のミスを経験してきた当事者ほど、無理して頑張りすぎてしまう傾向があります。

笑顔を絶やさない、相槌を打つ、周囲に合わせる、意見を言わないなど、自己を抑えて同調する努力は、長期間続くと心身に大きな負担を与えます。疲労が積み重なれば、うつや適応障害などの二次障害を引き起こす可能性もあり、いわゆるバーンアウト状態に陥ることもあります。

擬態は一時的には社会にうまく溶け込めているように見えるかもしれません。しかし、それは「本来の自分」を演じることであり、自分自身を否定し続けることにもつながります。結果的に、自己肯定感の低下や、人間関係をリセットしたくなる衝動に駆られることもあります。

さらに、周囲から「普通に見える」「困っていないように見える」と誤解されやすく、障害による困難を理解されにくくなるという悪循環も生まれます。そのため、診断が遅れたり、必要な配慮が受けられなかったりと、社会での生きづらさや働きづらさが深まってしまうのです。

発達障害のある方にとって、社会生活を営む上である程度の自己対処や工夫は必要です。しかし、それが「無理をし続けること」であってはいけません。無理の限界を迎える前に、自分自身の特性を理解し、必要なサポートや配慮を得ることがとても大切です。

私たちディーキャリアでは、発達障害のある方が「自分らしく働く」ことを目指すための自己理解プログラムや個別相談を実施しています。擬態や過剰適応に苦しんでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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ディーキャリア立川オフィス・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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