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「映画から広がる気づきと共感 〜障害のある方の視点から見る映画の魅力〜」
おはようございます、ディーキャリア所沢オフィスです。
皆さんは、最近どんな映画を観ましたか?
映画はストーリーや映像を楽しむだけでなく、感情に寄り添ってくれる存在だったり、新たな視点や価値観に気づかせてくれるツールでもあります。
今回は、映画と障害のある方との関わりについて、支援の現場からの視点も交えながらご紹介したいと思います。

◆ 映画は「感情」と「想像力」のトレーニング
映画は視覚や聴覚を通じてストーリーが進んでいくため、感情の起伏や他人の視点を理解する訓練にもつながることがあります。
特に、発達障害や精神障害のある方にとっては、
「人の気持ちがわかりにくい」
「場面の切り替えが難しい」
「言葉だけだと理解しづらい」
という特性を持っている方も少なくありません。
そんな中、映画を通して「登場人物の気持ちを想像する」「場面ごとの空気を感じ取る」ことは、他者理解や自己理解を深めるきっかけになることがあります。
◆ 就労移行支援での活用例
ディーキャリア所沢オフィスでは、映画をテーマにしたグループワークやスピーチ練習を取り入れることがあります。
◎ たとえばこんなテーマで…
「感動した映画について語ろう」
「自分と似ている登場人物は誰?」
「映画に出てくる仕事を調べてみよう」
映画という共通の話題があることで、話すことが苦手な方も自然と発言できたり、会話のきっかけになったりします。
また、「障害をテーマにした映画」を観ることで、自分の状況と重ねたり、新しい見方に気づく方もいらっしゃいます。
◆ 障害をテーマにしたおすすめ映画(一部紹介)
映画には、障害のある方の視点から描かれた作品も多く存在します。
『レインマン』:自閉症スペクトラムの兄と弟の関係
『アイ・アム・サム』:知的障害のある父親と娘の絆
『聲の形』:聴覚障害のある少女とその周囲の成長
『チョコレートドーナツ』:社会の偏見と向き合う家族の物語
これらの作品を通して、偏見や生きづらさ、そして人とのつながりの大切さを改めて感じることができます。
◆ 映画を「仕事」につなげる視点も
さらに、映画をきっかけに
「映像編集の仕事ってどんなことするの?」
「映画館で働く人の役割は?」
「脚本家や声優、舞台裏の仕事にも興味がある」
など、職業への興味が広がるケースもあります。
支援の中でも「好きなこと」から仕事のイメージを膨らませ、自分に合う働き方を一緒に考えるサポートをしています。
◆ 最後に
映画は単なる娯楽だけではなく、感情を動かし、人生にそっと寄り添ってくれる存在です。
障害のある方にとっても、日常のストレスを癒したり、新たな視点を得たり、時には「働くこと」へのヒントをくれるツールになることもあります。
ディーキャリア所沢では、映画のように「自分の世界が広がるきっかけ」をこれからも大切にしながら、皆さんの「自分らしく働く」未来を支援していきます。
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3.障害者雇用で働いてみた感想~休職を経た私が伝えられること~ 【卒業生(元利用者)ブログ】
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフィス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


