オフィスブログ
生成AIと障害者 ~可能性を広げるテクノロジー~
おはようございます、ディーキャリア所沢オフィスです。
近年、急速に進化している「生成AI(Generative AI)」。
文章、画像、音声など、さまざまな形で情報を生み出すこの技術は、私たちの生活や働き方を大きく変えつつあります。
この変化の中で、障害のある方にとっても、生成AIは大きなチャンスとなる可能性を秘めています。
今回は、「生成AIが障害のある方にもたらす可能性」について考えてみたいと思います。

生成AIがもたらすサポート
① コミュニケーションの補助
発語や言語表出が苦手な方にとって、テキストや音声をAIで変換する技術は大きな力になります。
たとえば、「話したいけど言葉が出てこない」「うまく伝えられない」といったときに、AIが言葉を補ってくれることで、意思表現の幅が広がることが期待されます。
② 作業効率の向上
ビジネス文章の作成や、資料のまとめ、アイデア出しなど、「何から始めればいいか分からない」「言語化が難しい」と感じる場面で、生成AIは下書きを作ったり、構成を提案したりしてくれます。
特に、就労を目指す障害のある方にとって、作業のハードルを下げるツールとして有効です。
③ 自己理解や振り返りのサポート
就労移行支援の中でも大切にしている「自己理解」や「日々の振り返り」。
これらも、生成AIを活用して文章化することで、考えを整理しやすくなり、自分の強みや課題に気づきやすくなります。
実際の支援現場でも…
ディーキャリア所沢オフィスでも、一部の利用者さんが生成AIを使って就職活動の準備や文章作成の補助に取り組んでいます。
たとえば…
・自己PR文のたたき台をAIに提案してもらい、それを自分らしく書き直す
・記録の下書きをAIで作成し、自分の言葉で修正する
・不安な場面の「伝え方」をAIと一緒に考える
など、AIを“使いこなす力”を育てる支援にもつなげています。
注意点も大切に
便利な反面、生成AIには「正確性が保証されない」「人間関係や感情には対応しづらい」といった面もあります。
そのため、支援の中では「使いすぎず、自分の考えをベースにすること」も伝えるようにしています。
「人に頼ること」と同じように、「AIに頼ること」もスキルの一つ。
使い方のバランスや目的を理解することが、これからの時代には必要不可欠です。
おわりに
生成AIは、障害のある方にとっても可能性を広げてくれる存在です。
「苦手を補う」「考えを整理する」「自分を表現する」など、さまざまな場面での活用が期待されています。
支援の現場でも、人とAIが共に学び合い、助け合うような環境づくりを今後も目指していきたいと思います。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
○ディーキャリア所沢オフィスお勧めブログ
3.障害者雇用で働いてみた感想~休職を経た私が伝えられること~ 【卒業生(元利用者)ブログ】
○ディーキャリア所沢オフィスのブログ記事一覧はこちら
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所【ディーキャリア所沢オフィス】
◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ
〒359-0037
埼玉県所沢市くすのき台三丁目18番10号 新明ビル南館5F
TEL:042-595-8163
受付時間:平日10:00~18:00の間
E-mail:tokorozawa@dd-career.com
◆ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス
◆同法人 ディーキャリア立川オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフィス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


