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リフレーミングで他者理解をしよう!
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
他人の言動にカチンときたことはありませんか?自分なら絶対にそんなことは言わない・そんなことはしないといった場面を見つけてしまうと、どうしてもイライラしてしまいます。どうすれば他者を許容できるのか、他者理解の方法について紹介します。

期待していることがストレスの原因
他者の言動にストレスを感じる場合というのは、往々にしてその人が実際に取った言動が期待よりも下回っている状態であることが多いです。“自分だったらこうするのにな”というのはある種の期待の表れであり、“自分はこうするんだから当然相手もこれくらいはして当然“という期待がどこか胸の内にあります。しかし、実際に相手からかえってくるものがその期待を超えられないと、“どうしてそうなるの?”という怒りに変わってしまいます。これが他者を許容できない原因となってしまっています。
諦めが寛容の鍵
相手の言動が自分の期待を超えられなかったという事実は変えることができません。そのため、自分の受け取り方を変えることが他者を許容するための鍵となります。
「この人はこういう人なんだ」
「自分ならこうするけど、この人はこうするんだ」
といったように、全てにおいて自分基準で考えるのではなく、世の中にはこういう考えの人もいるよねと多様性を受け入れる気持ちでいると受け止めやすくなります。また、そもそも他人だから自分とは違う考えや思考があって当たり前であると考えるといくらか気が楽になるかもしれません。
他者理解が出来ると他者との衝突が減る
他者理解ができるようになることで自身の許容域が広がり、人間関係での衝突が減っていきます。相手を変えることは難しいですが、自身の捉え方を変えることは比較的容易であり、これができるようになると同じ状況であっても、自身の受けるストレスや人間関係のトラブルを抑えることができます。このように捉え方を変えることをリフレーミングといいます。
リフレーミングの記事についてはこちら
→初めてでもわかりやすい!リフレーミングって?【リワーク利用者ブログ】
リフレーミングを上手く活用してみよう
諦めが寛容の鍵とはいえ、どうしても諦められない人も中にはいます。これはある種の完璧主義のようなもので、自分が思う理想的な状況に他人を当てはめようとしてしまっています。他人が自分の期待通りの言動をしてくれれば自分としてはとても満足のいく結果になるかもしれませんが、そこまで到達するのには時間と労力がとてもかかります。そこで重要になってくるのが先ほど紹介したリフレーミングです。
例えばオフィスを綺麗にしようと毎日掃除をしても、すぐに散らかしてしまう従業員がいた場合はどうでしょうか?
「どうして掃除してすぐに汚くしてしまうのか理解ができない!」
「自分で散らかしたものは自分で片づけて!」
などいろいろと思うことが多く出てくると思います。
確かに自分がせっかく掃除したのにすぐに散らかされてしまっては怒りが湧いてくるのも分かります。しかし、ここで上手くリフレーミングをしてみるとガラッと気持ちが変わります。
「オフィスがすぐに散らかってしまうから、今の掃除の仕事が求められているのかもしれない」
「自分が掃除を任されているのはオフィスをより良くするためなのかもしれない」
このようになぜ自分が今の仕事をやっているのか考えてみると違う見方も見えてきます。ここで大事なのは、主語を自分に置き換えることです。いわゆるIメッセージと言われるもので、これを意識すると不思議と相手に不快感を与えなくて済むようになります。逆に主語を相手にするYouメッセージの場合だと、必然的に相手に攻撃的な言い方になってしまうため、なるべく避けるようにしましょう。
しかし、ここまで読んでこう思った人もいるのではないでしょうか?
「それってただの思い込みでは?」
「自分がそう思っているだけで実態としては何も変わっていないのではないか?」
確かに自分がただ無理やりポジティブに捉えているという可能性もあります。しかし、実際にどうなのかは大して重要ではありません。大事なのはその考え方が仕事のやり方や人生の生き方の土台になるということです。
先ほどの例で言うと、相手がすぐに散らかして怒りを覚えた場合、とてもイライラした気持ちになります。すると、必然的に考え方も攻撃的になります。
「相手になんて言って自覚させてやろうか・・・」
「上司にチクって会社を辞めさせてやろう」
などネガティブな思考に陥るでしょう。考え方がネガティブになれば、そのまま行動にも表れます。実際に散らかしてしまう人に対してきつく当たったり、攻撃的な口調になるなど、誰も得をしない状況になってしまいます。
しかし、考え方が変わればこのような状況にはなりません。“自分は清掃という仕事を任されている以上、期待されているんだ!”という気持ちになれば、自然と前向きな行動に繋がります。
「どうすればすぐに散らかさない環境ができるだろうか?」
「散らかさないようにするためにも、まずは相手とコミュニケーションを取って距離を詰めてみよう」
このように仕事に対してとても明るく前向きな行動に繋がります。確かに実態としては何も変わっていないかもしれませんが、それでも自分の捉え方1つで気持ちが変わったり、より良い結果になるのであれば、それはそれで良いのではないでしょうか?
人間は思ったよりも単純な生き物ですので、時には根拠のない自信やポジティブな考えが背中を押してくれるときがあります。無理に自分を騙す必要はありませんが、捉え方を変えられるのであれば、積極的に取り入れてみましょう!
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


