【大人の発達障害】べき思考が陥るQOL改善の罠
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピア支援員のKです。
QOLとは生活の質のことを指します。一般的にQOLが向上することで、日々の生活がより華やかになったり、便利になったりします。しかし、一方で向上した生活を維持するためのコストや労力もかかるため、一概に向上させれば良いというものでもありません。とくに、べき思考が強い人は、ルール化されたものを守ろうという意思が固いため、かえって疲弊してしまうことがあります。

そもそも“べき思考”とは?
べき思考とは、「これは〇〇すべきだ」というように、自分の中で決めたルールに対して強いこだわりを持つことをいいます。一見、誰にでもあることのように思えますが、べき思考が強くなると、他人が自分のべき思考から外れた言動に対して強いストレスを覚えたり、べき思考から離れられず、疲れていても毎日のルーティーンから抜け出せないといったことがあります。
QOLが向上するとどうなる?
例えば足の踏み場がないほど部屋が散らかっている状態から、床にゴミが全くない状態になった場合、とても快適になり、毎日の生活が楽になるためQOLが向上したと言えます。一方で、この綺麗な状態を維持しなければならないという、今までは意識してこなかったことを定期的におこなう必要が出てきます。このように、一度向上させたQOLは必ず維持費が必要となり、継続していくことが求められます。
べき思考が陥るQOL向上の罠
QOLが向上することで、それを維持するための新しいルーティーンが生まれます。これを継続していくことで、自然と“これは毎日やらないといけないこと“になっていきます。べき思考が強い場合、さらにこれが”毎日すべきこと“に昇華され、あえて手を抜いたり、疲れているから今日はいいやといったような臨機応変な対応が難しくなります。こういったことが1~2つ程度なら問題ありませんが、数が多くなってくると処理しきれなくなってしまい、燃え尽きて最終的に全て投げ出して振り出しに戻ってしまうことも多々あります。
ルーティーンを減らすこともQOLの向上
QOLの維持には労力がかかりますが、あまりにも労力をかけすぎてしまっては本末転倒です。QOLが上がっているはずなのにどうして毎日こんなにやらないといけないことが多いのだろうと感じることでしょう。そもそもQOLの向上とは、日々の生活を楽にしたり、便利にすることですので、タスクを増やし過ぎてしまうことはかえってQOLの低下になります。そのため、あえて手を抜いたり、サボったりすること自体もQOLが向上していると考えることが大切になります。
QOLは一定ではなく波で保つ QOLを一定状態で保つには、完璧な状態を維持するのではなく、QOLの低下と向上を繰り返していくことで保つことがオススメです。例えば部屋を掃除して綺麗になった場合、その状態を維持するには定期的に部屋全体を掃除する必要があります。

しかし、これでは大変ですので、あえてQOLは維持せずにある程度散らかるまで手を付けないままにします。こうすることで、サボっている間はやることが減って快適になり、再度片付けをすることでQOLの向上を感じられます。

ずっと綺麗な状態を維持する場合、部屋が綺麗であることに慣れ過ぎてしまい、掃除をしても達成感が薄れてしまいます。そのため、あえてQOLを低下させることで、自分の中での自己満足感を高めることができます。 人は良くも悪くも慣れていく生き物です。何度も同じことを経験することで、自然と最初の感動が薄れてしまいます。そのため、あえてその状態から一度離れ、普段の状態がどれだけ快適なのかを再認識することで、べき思考やマンネリ化に囚われないようにしながらQOLの改善を図ることができます。もしも、毎日やることが多いと感じている場合、あえてQOLを低下させるという選択肢を選んでみてはいかがでしょうか?
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


