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【金銭管理】ソシャゲの課金に注意しよう
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
みなさんはソシャゲをプレイしたことはありますか？ソシャゲとはソーシャルゲームの略称で、SNS上でプレイできるオンラインゲームのことを指します。近年ではこの形式のゲームが数多く存在します。しかし、ソシャゲをプレイするには金銭面で注意しなければならない点があります。普通のゲームと何が違うのか見てみましょう。
ソシャゲと普通のゲームの違い
一般的なゲームは、ゲーム機とゲームソフトがあって初めて遊ぶことができます。そのため、初期費用こそかかりますが、一度買ってしまえば飽きるまで遊ぶことができるため、実はゲームはコスパの良い趣味だといえます。
一方のソシャゲはどうなのかというと、ゲーム機やゲームソフトは必要なく、スマホにアプリをダウンロードするだけで簡単に遊ぶことができます。一般的なゲームと比べると始める敷居がとても低く、とても手軽に遊ぶことができます。また、ゲーム機本体が不要であることから部屋のスペースを取らなかったり、外出中でも遊ぶことができるといったメリットがあります。そのうえ、多くのソシャゲは基本プレイ無料であるため、お金を一切かけずに遊ぶことができます。
ソシャゲの課金について
ここまで聞くと、ソシャゲの方が圧倒的にお得だと思うかもしれません。しかし、実際にはソシャゲの方が高くつくことの方が非常に多いです。ソシャゲもビジネスですから、完全無料で提供しているわけではありません。
ソシャゲにはガチャというシステムがつきもので、このガチャを回すことによって、ゲームのキャラクターや装備を強くしたり、攻略を有利にしたりとより楽しむことができます。しかし、このガチャを回すのに必要な通貨は課金しなければ入手できないという設計になっています。課金せずとも入手できる手段もありますが、微々たる量であるため、欲しいアイテムなどをそろえるには足りないようになっています。
そのため、欲しい物を諦めるか足りない分を課金で補う必要があります。素直に諦めることができればベストですが、ソシャゲはSNS上で繋がっているため、ガチャを回した他のプレイヤーがどうしても目に映ってしまい、課金欲を煽ってきます。課金せずに我慢していると他者と比較して劣等感を感じたり、不便に感じるようになってしまい、自分だけが遅れているような感覚に陥ります。
では、課金すれば解決する問題かというとそうではありません。そもそも、ソシャゲのガチャというのは値段が高いです。概ねどのゲームもガチャに必要な通貨１個＝２円程度のレートです。そして１回のガチャに必要な通貨がだいたい160～300程度、つまり1回320～600円かかります。当然ながら数回ガチャを回した程度ではレアなものは出ないようになっています。だいたいどのゲームも最高レアの排出率は２～３％程度となっています。単純計算すると33～50回程度ガチャを回す必要があり、これを計算すると10,560～15,000円程度になります。1万円もあれば一般的なゲームソフト1本買ってもお釣りが出るレベルです。
また、ソシャゲの怖いところは、15,000円払ったからといって必ずお目当てのものが入手できるとは限りません。最高レアのキャラクターや装備は１つだけでなく、複数用意されています。２～３％というのは、あくまでもこの中のどれか１つが当たる確率ですので、最高レアを引けたとしても、それが自分のお目当てのものであるとは限りません。お目当てのものが引ける確率はさらに下がって１％前後になることが多いため、数万円の出費になる可能性も秘めています。
課金してもすぐ次の課金が待っている
運よくお目当てのものが入手できたとしても、すぐに次の課金がやってきます。ソシャゲは一般的なゲームと違い、サービスを継続していくためのコストがかかります。そのため、ソシャゲを提供する運営にとっては、継続的に課金をしてもらいたいわけです。そうするためには、ガチャを回してもらいたいので、次々と強いキャラクターや装備、便利なアイテムなどを実装していきます。結果、お目当てのものを入手できたとしても、すぐにより強いものが実装されてしまい、ゲームの最前線に立つためには課金し続けないといけないという負のループに陥ってしまいます。これがソシャゲがPay to Winと呼ばれる所以です。
ソシャゲとの付き合い方
ソシャゲは始めるハードルが低いというメリットがありますが、際限なくお金を使ってしまう危険性を秘めています。しかし、だからといってソシャゲそのものが悪であるわけではありません。多くのユーザーが存在する分、そのゲームにお金を払う人が居るわけですから、ゲームとしての完成度が高いものもあります。近年では一般的なゲームのクオリティに負けずとも劣らない作品が増えてきています。そのため、ソシャゲそのものが悪ではなく、際限なく課金できてしまう状況が問題となっています。
課金しすぎないようにするには毎月の課金額を決めて、それ以上は課金しないよう決めることが有効です。あえてクレジットカードを登録しないことで使い過ぎを防ぐのも手です。また、ソシャゲは未成年だと毎月の課金額に制限がかかるため、あえて未成年で登録するのも良いでしょう。他にも、お目当てのものが入手できなかったとしても、手元にあるキャラクターや装備を最大限活用して楽しむことも課金の抑止に繋がります。 技術の進歩により、ゲームも姿形を変えてプレイヤーに楽しい体験を届けてくれます。しかし、それに伴ってビジネスの形式も変わるため、昔のように買い切りで満足できるというものではなくなりつつあります。自分の趣味でもしっかりと線引きをして、程よい距離感を保つことができると良いですね。
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■この記事を書いた人は？■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害（ADHD）、自閉症スペクトラム障害（ASD）、限局性学習障害（SLD）、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
