極端な思考(0か100)の対処法!
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
発達障害の方は、人付き合いが苦手なケースが多い傾向にあります。さまざまな特性が影響していますが、その一因として挙げられるのが0か100思考(別名:白黒思考)と言われているものです。

0か100思考とは、物事の捉え方が極端な状態を指します。例えば、仕事で上司から褒めて貰えたら「この人は自分を褒めてくれる優しい人だ」と認識し、好感度が100になります。しかし、別の日に仕事のミスを指摘されると、「この人は自分のことを否定してくる嫌な人だ!」と急に好感度が0まで振り切れてしまいます。このように、優しい人か嫌な人の極端な2択になってしまう、0か100だけで判断してしまう状態が0か100思考の特徴です。
一般的な人の場合、0か100だけではなく、50や70といった中間地点の評価ができます。しかし、0か100思考の場合、中間地点の概念がないため、相手に対する印象が両極端になってしまうのです。また、本人が0か100思考であることを認識できていたとしても、コントロールすることは難しいです。実際に私も0か100思考が強く、職場の上司に対して何度も感情が大きく変化し、結局自分は相手のことをどう思っているのかが分からなくなることが頻繁にあります。
曖昧さを徹底的になくそうとしてしまう
ASD(自閉症スペクトラム障害)の特性として、曖昧な表現の理解が難しいことが挙げられます。「適当にやっておいて」の“適当”ってどうやるの?や、「少し多めに買ってきて」の“少し多め”ってどれくらい?など、抽象的な表現に苦手意識があります。これを解消するために、職場には具体的な指示を合理的配慮として求めるケースがあります。
合理的配慮に関する詳しい記事はこちら→合理的配慮はどこまで可能?
曖昧さを解消することで、仕事のやり辛さを解消することができますが、一方で人間関係に対しても曖昧さを解消しようとしてしまいます。人間関係は仕事の曖昧な指示とは異なり、明確化できるものではありませんし、その時々によって変わってしまうため、人間関係の曖昧さを明確にすることは、かえってそれに振り回されてしまう可能性があります。
対処方法
最も有効な手段は気にしないこと、受け流すことです。人との会話は常に良好なものとは限りません、時には厳しい指摘を受けることもあれば、楽しいことを共感できることもあります。感情とはその場で変わりゆくものであるため、一時の感情に強く左右される必要はありません。「この日はたまたま怒られてしまった」、「この日はたまたま相手の機嫌がよくなかった」と深掘りはせずに受け流すことが有効です。0か100思考では0と100以外の曖昧な数値で物事を判断することは難しいですが、0か100かを判断せずに、気に留めなくすることは可能です。「普通の人だったら0か100じゃなくて50とかで相手を判断するんだろうな」と軽い気持ちで受け止め、深く考えずに受け流しましょう。
いかがだったでしょうか。
世の中には、白黒つけづらい曖昧なことがたくさんあります。特性上、そういったものがどうしても気になってしまうこともあるかもしれませんが、どうしてもグレーなものは存在します。こういったものはあまり深く考えずに、「そういうもの」であると考え、あるがままに受け止めることが、ストレスなく生きていくうえで必要なスキルになっていきます。白黒はっきりできるものと、そうでないものを分けて考えられるようになると良いですね。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet


