記憶のゴールデンタイムと仕事への応用術
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピア支援員のKです。
皆さんは記憶力は良い方ですか？
実は人間には記憶力や集中力が高まる時間帯、通称ゴールデンタイムと呼ばれるものがあります。このゴールデンタイムを上手く活用することで、いつもよりコスパよく活動できるようになるでしょう。また、これを仕事に応用することで、よりパフォーマンスを発揮することができます。
今回はゴールデンタイムについて、またその活用法についてお伝えします。
記憶のゴールデンタイムとは何か？
記憶のゴールデンタイムとは、認知科学や脳科学の研究によって注目されている現象です。この時間帯は、特に効果的な学習や記憶定着が期待される時間帯として知られています。一般的に、早朝と寝る前の1〜2時間が記憶のゴールデンタイムとされています。
この理論の背景には、脳の働きや体内時計の影響があります。人間の体内時計は、自然光や社会的なリズムなどから調整され、一日を周期とするリズムを持っています。寝る前の時間帯は、深い睡眠へと導くために体が準備を始める時間帯であり、脳も活動が高まります。また、朝は睡眠によって脳がリフレッシュされた後であり、脳の活性化状態が高まっていると考えられています。したがって、寝る前に学習した情報を早朝に復習することで、より効果的な学習や記憶定着が期待されます。
記憶のゴールデンタイムを有効活用するためのポイント
記憶のゴールデンタイムを有効活用するためには、以下のポイントに留意することが重要です。まずは、十分な睡眠時間を確保することです。睡眠不足は学習や記憶能力の低下を招くため、量はもちろんのこと、十分な質の高い睡眠を取ることも大切です。
次に、寝る前の時間帯や早朝を活用するスケジュールを作成しましょう。自身の生活リズムや体内時計に合わせて、学習や復習の時間帯を設定します。また、集中力や能動性が高まる時間帯には個人差もあるため、自身の体感や好ましい学習時間帯を見つけることも重要です。
仕事への応用
ここからは記憶のゴールデンタイムを仕事へ生かす手法を紹介していきます。
まず、集中力が求められたり、めんどうな仕事は午前中に片づけることをオススメします。人によって個人差はありますが、起床時に高まった集中力はしばらく持続します。そのため、午前中は比較的に集中力が高い傾向にあるため、正確性が求められる仕事や、やっかいなタスクを処理するのにうってつけの時間帯です。また、朝のうちから処理することで、早めに仕事をこなすことができるため、スケジュールに余裕を持たせることができるのもオススメの理由です。
お昼休みを挟むと眠気や中だるみがやってくることが多いです。そのため、お昼ごろはなるべく体を動かしたり、淡々と処理できるタスクをこなすと無駄がありません。次第に眠気が覚め、調子が上がっていくことで、元の調子で仕事に取り組むことができるようになるでしょう。
夕方には疲労がどっと押し寄せてきますが、もうひと踏ん張りです。お昼からの調子を上手く維持することができれば、意外と乗り切ることができます。そのために、なるべく夕方にガス欠しないよう朝からペースを調整すること、昼休みはしっかりと休むことが大切です。
また、眠気が来たり集中力の維持が難しい場合は、何か飲み物を飲んだり、甘いものをつまんだりすることが効果的です。スケジュールに余裕を持たせて、なるべく夕方の業務をカバーできるとベストでしょう。
最後に就寝前に翌日のタスクを思い浮かべることも大切です。就寝前にタスクを整理することで、翌朝の起床後にすぐに頭を切り替えやすくなります。すぐに切り替わることで、午前中の業務をスムーズにこなし、午後に余裕を持たせるという良い循環が生まれます。
いかがだったでしょうか。
記憶のゴールデンタイムは、効果的な学習と記憶定着に寄与する時間帯です。寝る前や早朝を活用しながら、十分な睡眠と適切な学習方法を組み合わせることで、より効果的な学習と記憶力向上を実現できるでしょう。しかし、人によって集中できる時間帯は異なるため、絶対にこれが正しいとも限りません。まずは、自身の集中できる時間を模索してみるところからぜひ始めてみてください。
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■この記事を書いた人は？■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害（ADHD）、自閉症スペクトラム障害（ASD）、限局性学習障害（SLD）、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
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