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発達障害の私が思う、コントロールできないのにコントロールしたくなる理由——自分ができることを見つけていく【就労移行支援・立川】

〜「変えられないこと」に消耗しない、力の使いどころを見つけるライフハック〜

他人の言動や、思い通りにならない出来事に、頭がいっぱいになる。「なんであの人はああなんだ」「どうしてこうなるんだ」と、変えられないことを、変えようとして疲れ果てる——そんな経験、ありませんか?

こんにちは!ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

私は、自分でコントロールできないことに、いつも振り回されてきました。他人の態度、周りの環境、予想外の出来事——本当は変えられないとわかっているのに、なんとかしようとして、エネルギーを使い果たしてしまう。「なんでこんなに疲れるんだろう」と、ずっと悩んできました。

でも、あるとき気づきました。コントロールできないことに力を注ぐのをやめて、自分ができることに目を向ける。それだけで、ずいぶんラクになると。この記事では、なぜコントロールしたくなるのかを整理したうえで、自分ができることを見つけていく方法をお伝えします。


1. なぜ、コントロールできないのに、コントロールしたくなるのか?

変えられないことを変えようとしてしまうのは、あなたが欲張りだからでも、わがままだからでもありません。いくつかのごく自然な理由があります。

  • 「不確かな状態」が、不安で落ち着かないから。
    人は、先が見えない・思い通りにならない状態に、不安を感じます。「コントロールしたい」という気持ちの奥には、「不確かな状態を、なんとか確かなものにして、安心したい」という願いがあります。発達障害のある方は、見通しが立たない状況で不安が強くなりやすく、だからこそ「コントロールしたい」気持ちも強く働くのです。

  • 「自分がなんとかしなきゃ」と、責任を抱え込みやすいから。
    真面目な方ほど、「この状況を、自分がなんとかしなきゃ」と、変えられないことまで自分の責任だと感じてしまいます。他人の機嫌、周りのトラブル——自分ではどうにもならないことまで抱え込んで、コントロールしようとして、消耗してしまうのです。

  • 「コントロールできること」と「できないこと」の境界が、見えにくいから。
    何が自分で変えられて、何が変えられないのか——この境界は、意外と見えにくいものです。境界があいまいだと、「変えられないこと」にまで力を注いでしまい、報われずに疲れ果てます。境界が見えていないことが、消耗の大きな原因です。

2. まず知っておく!世の中の多くは、コントロールできない。それでいい

「がんばれば、たいていのことはコントロールできる」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。

まず、大切な事実をお伝えします。世の中の多くのことは、自分ではコントロールできません。 他人の気持ち、他人の言動、過去の出来事、天気、社会の動き——これらは、どんなにがんばっても、自分の思い通りにはなりません。

でも、それは絶望ではありません。むしろ、これを受け入れると、ラクになります。なぜなら、コントロールできないことに力を注ぐのをやめて、コントロールできることに集中できるからです。

物事は、大きく2つに分けられます。「自分でコントロールできること」と「自分ではコントロールできないこと」。

  • コントロールできること:自分の行動、自分の考え方、自分の準備、自分の伝え方
  • コントロールできないこと:他人の気持ち、他人の行動、過去、天気、社会の動き

大切なのは、コントロールできないことは手放して、コントロールできることに、力を注ぐことです。変えられないことに悩み続けるより、「じゃあ、自分にできることは何か」を見つけていく。この切り替えが、消耗から抜け出す一番の道になります。


3. その場で試せる!自分ができることを見つける方法

コントロールできないことを手放し、自分ができることに集中するための方法を紹介します。

【対策①】「これは変えられる?変えられない?」と仕分けする

悩みや不安が出てきたら、「これは自分で変えられることか、変えられないことか」を仕分けしましょう。ハードルを地面まで下げて、紙に2つに分けて書くだけでOKです。「他人の態度(変えられない)」「自分の対応(変えられる)」——仕分けするだけで、力を注ぐべき場所が見えてきます。

【対策②】「変えられないこと」は、いったん手放す練習をする

「変えられないこと」に気づいたら、「これは自分にはどうにもならない」と、いったん手放す練習をしましょう。手放すのは、あきらめや逃げではありません。限りある自分のエネルギーを、無駄に使わないための、賢い選択です。「これは天気みたいなもの。悩んでも変わらない」と考えると、少し手放しやすくなります。

【対策③】「変えられること」の中から、小さな一歩を1つ選ぶ

変えられることが見えたら、その中から「今日できる小さな一歩」を1つ選びましょう。「他人は変えられないけど、自分の伝え方は変えられる。じゃあ、今度はこう伝えてみよう」——コントロールできる範囲で、小さく動く。この一歩が、無力感を、「自分にもできることがある」という感覚に変えてくれます。

【対策④】自分ができたことを、記録して認める

コントロールできることに取り組めた日は、「今日は自分にできることをやれた」と記録して、自分を認めましょう。「他人を変えられなかった」ではなく、「自分にできることをやれた」に目を向ける。この積み重ねが、「変えられないことに振り回されない自分」を、少しずつ育ててくれます。


■ まとめ:コントロールできないことは手放し、できることに力を注ごう

「なんとかしなきゃ」と一人で抱え込んで変えられないことに消耗するのをやめて、「変えられる・変えられないを仕分けする」「変えられないことは手放す」「変えられることで小さく動く」という道具を使いながら、世の中とちょうどいい距離でうまくつきあっていこう。

世の中の多くのことは、自分ではコントロールできません。でも、それでいいのです。コントロールできないことに力を注いで疲れ果てるより、コントロールできることに集中するほうが、ずっと前に進めます。他人や環境は変えられなくても、自分の行動や考え方は変えられる。「自分にできることは何か」を見つけていくこと——それが、振り回されずに生きるための、一番の力になります。


最後に:ディーキャリア立川オフィスで「自分ができること」を一緒に見つけよう

ディーキャリア立川オフィスでは、自分ではコントロールできないことに振り回されず、自分ができることに目を向けて進んでいく力を、一人ひとりに合わせて一緒に育てていくプログラムに取り組んでいます。「変えられないことに悩んで疲れる」「他人や環境に振り回されやすい」「自分にできることを見つけたい」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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