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アンガーマネジメントブログ ~マリオカートで検証してみよう!~
就労移行支援の現場では、発達障害(ASD・ADHD)の特性に合わせて、怒りやイライラを上手にコントロールする「アンガーマネジメント」が重要なテーマとなります。
今回は、その訓練の一環として人気ゲーム「マリオカート」を活用したユニークな取り組みをご紹介します。

1.なぜマリオカートなのか
発達障害の特性として、刺激に敏感・衝動性が強い・感情が高ぶりやすいなどが挙げられます。
これらはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)の方が職場でストレスを感じやすい原因にもなります。
マリオカートはスピード感と対戦要素があり、アイテムの使い方次第で予想外の展開が起きます。
つまり、突発的な出来事に対して冷静に対処する練習に最適なツールなのです。
2.訓練の流れ
今回の就労移行支援プログラムでは、次の手順で実施しました。
1.操作確認
初めて参加する方やゲーム操作に不安がある方も安心できるよう、事前にボタン操作を丁寧に確認。
2.妨害系アイテムのみ使用
あえてイライラを誘発しやすい“赤こうら”“雷”など妨害系アイテムに限定。感情が揺さぶられる状況をあえてつくります。
3.プレイ&観察
ゲーム中はスタッフが参加者の表情・言動を観察。怒りのサインや心拍数の変化に気づけるよう声かけもおこないました。
4.感想会
最後に全員で振り返り。イライラした瞬間や冷静に戻れた工夫を共有し、アンガーマネジメントの具体的なスキルへとつなげます。


3.参加者の反応
興味深いことに、多くの参加者が「そこまでイライラしなかった」と答えました。
普段から呼吸法や自己対話などのアンガーマネジメント習慣が身についている方が多く、訓練の成果が感じられる結果となりました。
4.まとめ
職場では予期せぬトラブルや他者からの指摘など、怒りや焦りを誘う場面が少なくありません。発達障害(ASD・ADHD)の方が長く働き続けるためには、感情コントロールのスキルを実践的に学ぶことが重要です。
今回のマリオカート活用は、「ゲーム=遊び」の枠を超え、楽しみながら実践できる就労移行プログラムとして高い効果が期待できます。
アンガーマネジメントは特別な場面だけでなく、日常生活や仕事での人間関係に直結するスキルです。
発達障害の特性を持つ方はもちろん、誰にとっても役立つ力。マリオカートのようなゲームを通じて楽しく学べるプログラムは、就労移行支援の新しい可能性を広げています。
「怒りを上手に扱う力」をゲームで鍛え、安定した就労生活につなげてみませんか。
楽しく学びたい方大募集中ですので、ぜひ気になった方はお気軽に体験にお越しください。 ちなみにディーキャリア大宮第二オフィスでは終礼後にわいわい楽しくSwitchで遊んだりしています!
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