【訓練生】就労移行支援での訓練を振り返って
【大人の発達障害】
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みなさん、こんにちは!就労移行支援事業所ディーキャリア大宮第二オフィスワークスキルコース訓練生のEです。
この度、無事に内定をいただき、卒業する運びとなりました。そこで、これまでの訓練の振り返りをしてみようと思います。少し長くなりましたので、いくつかのテーマに分けてみました。ご興味のある所だけでもご覧いただけますと幸いです。
1. 訓練を受けようと思った理由
私が就労移行支援で訓練を受けることを決めた理由は、安定して長く働くためには体力や障害への理解や対策が足りないと感じたからでした。当時の私は病気療養中で負担の少ない生活を送っていましたが、社会と再び繋がりを持ちたいと考えて就職を目指すことにしました。
しかし、体力的な不安に加えて、体調やメンタルの悪化の心配がありました。そんな時に就労移行支援というサービスがある事を知り、就職の準備のために訓練を受けたい旨を家族や主治医に相談しました。幸運にも周囲の賛同を得ることができ、就労移行支援事業所を探すことになりました。
2. ディーキャリア大宮第二オフィスを選んだ理由
主治医の助言もあり、まず就労移行支援事業所を何か所か見学することにしました。その中でディーキャリア大宮第二オフィスを選択したのは、見学の際に利用者の方々が積極的に発言されていたのが印象的だったからです。熱意や努力が垣間見え、スタッフの方との一体感を感じることができました。
また、体験した自己理解のプログラムは、それまであいまいだった自分の事をきちんと認識する助けになりました。事業所の雰囲気も明るく、スタッフの皆様も優しかったです。

3. 訓練開始~
訓練開始時、私は週に2日午前のみの通所でしたが、少しずつ体を慣らし、通所できる時間を増やしていきました。無理をして調子を崩さないように一歩ずつ、週2日から週3日へ、それに慣れたら午後も1日増やすといった具合に訓練の時間を増やしました。就職の際の課題だった体力をつけるために特に頑張っていたところだと思います。結局、週5日全て通所ができるようになるには4か月ほどかかりました。
4. ライフスキルコース
ライフスキルコースの訓練にはセルフケアやビジネスマナーなどの座学に加えて、週の振り返りや自己理解などのカリキュラムがあります。特に自己理解は自身の障害と向き合い特性を知ることでその対処を考える、後の就職活動と密接したカリキュラムです。ナビゲーションシートと呼ばれる、いわば自分の取扱説明書を作成します。
また、働くにあたって今後問題になりうる課題をスタッフの方からご指摘いただき、少しずつ克服する事にも取り組みました。スタッフの皆様が適切な中間目標を助言してくださったおかげで克服することができたと思います。
5. ワークスキルコース
ワークスキルコースでは疑似オフィス環境での事務作業と事業所内の模擬店(カフェ)運営を通して、ライフスキルコースで洗い出した特性の検証をおこないました。どのような時に問題になるのか、対処は適切か、どのような配慮をもらえれば障害を補えるかなど、ナビゲーションシートをもとに検証を重ねて、ナビゲーションブックを作成します。
日常の業務と並行して、課題となっている提出物の作成や、割り込み作業を想定した突発の作業をこなして、より実地に近い環境にさらされることで精度の高い検証をおこないました。 また、そのような環境で訓練することで、報告・連絡・相談などのコミュニケーションや、タスク管理の意識を学ぶことができました。

6. リクルートコース
リクルートコースは就職活動に専念するコースです。ハローワークや転職エージェントなどを通じて希望に沿った求人情報を探し、応募書類の作成や、面接対策をします。
他のコースとは異なり、リクルートコースはゴール時期が不透明です。平均では約20社の応募で内定が1社と言われており、1週間に1社の応募で約5カ月かかるのですが、あくまで目安なので先が分からない不安がありました。選考に漏れて気落ちすることもあります。そういった意味では一番過酷なコースだと思います。そのため、リクルートコースでは気分転換が重要な要素となっていて、あらかじめ連絡をしておけば、図書館や喫茶店での活動や気晴らしの散歩などが許されています。ライフスキルコースの訓練に参加する方や、スタッフの方から作業をもらう方もいらっしゃいました。
7. ディーキャリア大宮第二オフィスの訓練を受けて
ディーキャリア大宮第二オフィスの訓練は、まず大前提に健康管理が重要だと感じます。長く安定して働く、定着するためには無理のない状態で健康を保つことが必要だと思います。そのうえでディーキャリア大宮第二オフィスの訓練は、順番を追って、段階的に就職に必要な能力や自己理解を得られるようになっています。日々の訓練ではスタッフの方の心強いサポートが得られますし、もし躓いてしまってもそれが分かったことが収穫です。
スタッフの皆様は無理なことは言いませんので、どの訓練も無駄にせず、自分の力に変えられるように心がけることが大切です。その時その時の訓練に懸命に取り組んでいれば、おのずと結果につながると思います。
8. 就労移行支援に通うか迷っている方へ
就職は一つの大きな節目ではありますが、ゴールではなくスタートだと思っています。そう考えると、就労移行支援は万全の状態でスタートラインに立つための準備です。就労に課題を抱える人にとって、就職後の定着を目指す就労移行支援の恩恵はとても大きいです。もし、就労移行支援の利用を迷っているなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。
ご覧いただきありがとうございました。ディーキャリア大宮第二オフィスにはおよそ1年9カ月の間お世話になりました。この振り返りがどなたかの参考になれば幸いです。

9. まずは見学・体験から!
ディーキャリア大宮第二オフィスの訓練に興味のある方は、ぜひ 見学・体験 にお越しください!実際の雰囲気を感じながら、自分に合った訓練方法を見つけられます。支援員と一緒に、自分に合った働き方を探していきましょう!
発達障害のある方の就職をサポートしています。詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください。
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