別れの場面でのリフレーミング
年が明け、2022年も始まり気が付けば2月も半ば。
春が近づき会社や学校では異動の多い季節になってきましたね。
皆さまこんにちは。
ディーキャリア大宮第二オフィスの職員です。
ディーキャリア大宮オフィスでも、来月の3月1日より
ITエキスパートオフィスが開所するにあたり、
オフィス間での職員の異動が決まりました。
毎日を過ごしていると色んな場面で出会いや別れがあると思います。
別れの場面に出くわすと
もちろん喜ばしい別れもあると思いますが
ネガティブな感情になる方もいらっしゃると思います。
私自身、別れや環境の変化に弱く
なかなか感情がついていかなくなることがあります。
そんな中、先日偶然にも
ライフスキルコースのリフレーミングの訓練の中で
「別れの場面に出くわした時」のネガティブな感情を
利用者さんと一緒にリフレーミングをしたので
今回はその時のお話しさせていただこうと思います。
*その前に簡単にリフレーミングの説明をさせていただきます。
まず、リフレーミングとは何か?といいますと
“ある出来事や状況に対してちょっと違った視点で見方を捉え直すこと”です。
その時の出来事に対して
どのような捉え方・考え方をするかによって
感情や行動が変わるので、ネガティブな捉え方をしている時などに
違った視点で考え直すことをリフレーミングといいます。
それでは「別れの場面に出くわした時」の
ネガティブな感情と行動をリフレーミングしてみます。
≪別れを惜しんだ時の感情≫
・寂しい ・不安 ・悲しい ・絶望
などのネガティブな感情が出てきたとします。
そうすると行動はネガティブな感情に左右されてきます。
≪その時の感情によって起こる行動≫
・泣く
・何も手にできなくなる
・心に穴が空いて呆然とする
・悲しくて食事が喉を通らない
・考え込んでしまい眠りにつけない などなど…
そういった時に
意識して違った視点で見方を捉え直すことで
その後の感情や行動を変えることが出来ます。
最後にリフレーミングの方法として
出していただいたものを紹介していきます。
≪別れの場面に出くわした時のリフレーミング≫
・相手も自分と同じように寂しいという気持ちを持ってくれているんだと考える
・新しい出会いに期待する
・その方の幸せを願う
・別れを惜しむくらい良い人に出会えたと思う
・普段使わない感情(寂しいなど)を使わせてくれてありがとうと思う
・出会えたこと自体に感謝し、また会える日を楽しみにする
などなど、色んなリフレーミングの方法を出してくださいました。
きっとこれから先も
別れの場面というのは出てくると思います。
私も上記のリフレーミング方法を試してみて
少しだけ気持ちが楽になり前向きになることができました。
別れの場面に遭遇してネガティブな感情になった時は
是非今挙げたリフレーミング方法を試してみてください。
少しでも気持ちが楽になればリフレーミング成功です!
◆ディーキャリア大宮第2オフィスは「大人の発達障害」の方を中心にした
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