「聞いていた話と違う…」急な予定変更で頭が真っ白になるときの対処法
「今日の予定はこう聞いていたのに…」
「急に別の仕事を頼まれて頭が真っ白になった」
「周りは普通に対応しているのに、自分だけ混乱してしまう」
そんな経験はありませんか?
発達障害のある方の中には、急な予定変更や想定外の出来事によって強いストレスを感じる方がいます。
周囲からは、
「臨機応変に対応しよう」
と言われることもありますが、それが簡単ではない方もいます。
なぜ予定変更で混乱するの?
仕事をする時、多くの人は頭の中で
- 今日の流れ
- やる順番
- 必要な準備
を組み立てています。
発達障害のある方の中には、この「見通し」を大切にしている方が少なくありません。
あらかじめ頭の中で仕事の順番や進め方を組み立てているため、急な変更があると、その計画を一から組み直さなければならない場合があります。
そのため、
予定変更が起こると、
「頭の中で作っていた計画を作り直さなければならない」
ことで、これが大きな負担になることがあります。
こんな経験はありませんか?
朝の予定と違う仕事を頼まれる
今日はA業務をやる予定だったのに、
「先にBをお願い」
と言われる。
頭の中ではAの準備が終わっているため、切り替えに時間がかかる。
急な電話対応
作業に集中していたところに、
電話対応や来客対応が入る。
すると元の作業がわからなくなってしまう。
会議で突然話を振られる
考える時間がない状態で発言を求められ、
頭が真っ白になってしまう。
実際にあったご相談例
「予定変更があると焦ってしまうCさん」
Cさんは、
予定通りに進んでいる時は落ち着いて作業ができていました。
しかし、
急な変更や追加業務が入ると、
「何からやればいいかわからない」
状態になり、焦りからミスが増えてしまうことがありました。
さらに混乱が強くなると、頭が真っ白になり、パニックに近い状態になることもあったそうです。
振り返りをおこなう中で、
- 急な変更が苦手
- 優先順位が曖昧になると混乱する
という特徴が見えてきました。
そこで、
- 朝に予定を確認する
- 変更があった時は優先順位を確認する
- メモで整理する
という方法を練習しました。
すると、
「変更があっても前ほど慌てなくなった」
と話されるようになりました。
現在は障害者雇用で働かれていますが、
職場では上記のことに加え「今日の作業がわからないと不安になる」ということがわかり、
配慮として「明日の作業内容を前日に教えてもらう」「予定変更は事前に共有してもらう」
ことで、不安を軽減して継続就労できてます。
自己対処だけでは難しい部分は配慮を依頼することで、
安心して働くことができる環境を作っていくことができるかもしれません。
大切なのは「パニックにならない工夫」
急な予定変更を完全になくすことは難しいかもしれません。
だからこそ、
- 予定を見える化する
- 優先順位を確認する
- 困った時の相談先を決めておく
などの準備が役立つ場合があります。
また、
合理的配慮を依頼することで、環境面を整えてもらうこともできます。
例えば、
- 変更時に早めに共有してもらう
- 指示を口頭だけでなくメモでももらう
- 優先順位を明確にしてもらう
といった配慮によって働きやすくなる方もいます。
Cさんの場合も、
・翌日の作業内容を前日に共有してもらう
・予定変更はできるだけ早めに伝えてもらう
といった配慮によって、不安が軽減され継続就労につながっています。
一人で抱え込まず相談してみてください
「予定変更で毎回パニックになる」
「周りについていけない」
そんな悩みは、特性と関係している場合があります。
ディーキャリアでは、
- 自分の特性理解
- パニックのきっかけの整理
- 職場での対処法
- 配慮事項の整理
などを通して、自分に合った働き方を一緒に考えています。
「自分がどんな時に混乱しやすいのか」
「どんな配慮があると働きやすいのか」
を整理することが、パニックの予防につながることもあります。
一人で抱え込まず、まずは相談してみてください。
ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に応じたプログラムの就労移行支援事業所です。
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