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【発達障害のある人は疲れやすい?仕事を続けるための5つの実践的対処法】
はじめに
「発達障害があると疲れやすい」と耳にしたことはありませんか?
実際に、発達障害(ASD・ADHDなど)のある方の多くが、仕事や日常生活で人一倍疲れやすいと感じています。
この記事では、
- なぜ発達障害があると疲れやすいのか
- 今日からできる実用的な対処法
をまとめました。
「働きたいけれど疲れてしまって続かない…」と悩んでいる方におすすめです。

1.疲れやすさの原因とは?
発達障害のある方が疲れやすいのは、以下のような理由があります。
- セルフモニタリングが苦手で、自分の疲れに気づきにくい
- 環境に合わせるために常に気を張ってしまう
- 感覚過敏による強いストレス
- 多動性や衝動性による行動量の多さ
- 過集中でエネルギーを使い果たす
つまり「他の人が無意識にできていること」にも、多くのエネルギーを消耗しているのです。
2.実用的な対処法5選
(1)セルフチェックで疲れに気づく
疲れているのに「普通だ」と思い込むのを防ぐため、毎日のチェックリストを活用しましょう。
✅ 頭痛や肩こりがある
✅ 集中できない
✅ イライラしやすい
✅ 休んでも疲れが取れない
→ 3つ以上当てはまったら「休憩や業務量調整」のサインです。
(2)休憩を予定に組み込む
疲れを感じてから休むのでは遅いこともあります。
⏰ おすすめルール
- 50分作業したら5〜10分休む
- 午前・午後に一度は外に出て体を動かす
- 昼休憩はスマホより仮眠・ストレッチ
(3)感覚過敏は「道具」でカバー
感覚過敏を我慢すると消耗が激しくなります。
👓 光 → PC用メガネ、サングラス
🎧 音 → ノイズキャンセリングイヤホン
😷 匂い → マスク
👕 触覚 → 肌に合う服装
→ 職場に「配慮をお願いする」のも立派な方法です。
(4)タスクを分けて見える化
ADHD特性があると、気づいたら予定がパンパンになりがちです。
📋 コツ
- 1日のタスクは3つまで
- 30分単位に細分化する
- ホワイトボードやアプリで見える化
(5)生活リズムを安定させる
疲れやすさには生活習慣も影響します。
🌙 睡眠 → 就寝・起床時間を固定
🥗 食事 → 朝食を抜かない、糖分過多に注意
🏃♂️ 運動 → 軽いストレッチを習慣に
3.職場でできる工夫
疲れを軽減するには、自分だけで抱え込まず職場の配慮を活用することも大切です。
💡 例)
- 定期的に休憩できるよう相談
- 座席の場所や照明を調整してもらう
- タスクの優先順位を一緒に確認してもらう
まとめ
- 発達障害のある方は「特性による疲れやすさ」を抱えている
- セルフチェック・休憩予定化・感覚過敏対策・タスク分割・生活リズム改善が効果的
- 職場の配慮を上手に活用することで、疲れにくく働き続けることが可能になる
ディーキャリア新潟オフィスから
ディーキャリア新潟オフィスでは、発達障害のある方が「自分らしく働き続ける」ための就労移行支援をおこなっています。
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そんな方はぜひ一度ご相談ください。
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ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に特化したプログラムの就労移行支援事業所です。 精神障害・発達障害を対象に就労支援を受けることができ、 「働き続けるためのプログラム」で高い職場定着率を実現しています。 随時見学を受け付けております。 就労移行ってどんなところ? どんなプログラムをしているのかな・・・ 興味がある方はお気軽にお問合せください(^^♪
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