就労移行支援とは？

就労移行支援とは、障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスのひとつです。

就労移行支援は、障害のある方の「働く」をサポートする障害福祉サービスで、
一人ひとりの「働く」に関する悩みや課題にあわせた支援をおこないます。

就労移行支援ではこのようなことができます

• 自分に合った職場を探し、就職活動をすること
• 障害特性との付き合い方を学ぶこと
• 働くための準備をすること

とはいえ、新潟市に範囲を絞っても26個（令和6年度福祉のしおりより）の就労移行支援事業所が存在しており、さらに新潟駅からのアクセスがいい中央区に絞っても、なんと15個も就労移行支援があるというのです。

もし「就労移行支援を使って就職したい、サポートを受けたい」と思っても、これでは選ぶだけでも大変ですよね。

そこで、今回は「新潟市の就労移行支援事業所」を選ぶにあたって、特に「発達障害の支援」に特化したサービスを行っている「ディーキャリア新潟オフィス」について、「本当に発達障害に理解があるの？」「就職実績は？」「事業所の雰囲気について知りたい」「訓練はどんなことをしているの？」など、就労移行支援を選ぶにあたって「知りたい」情報を、実際にディーキャリア新潟オフィスに通所している訓練生の方々からアンケートを取って、情報をまとめてみました。

ぜひ、事業所選びの一考としていただければ幸いです。

アンケート回答結果

回答者　（訓練生12名　OB4名　計16名）

訓練生

ディーキャリア新潟オフィスはコース制の訓練をとっており、

• 障害特性理解とコミュニケーション訓練の「ライフスキルコース」
• 模擬職場で特性検証をおこなう「ワークスキルコース」
• 就職活動と職場実習をおこなう「リクルートコース」

の3つに分かれています。

ワークスキル、リクルートコースの方は、職場実習やトライアル雇用で企業へ行っている方も多いため、回答率がライフスキルコースの方に比べ少なくなっております。

【就労移行支援への通所目的】

通所の目的について訓練生の回答です。

なぜ就労移行支援を使って就職しようと考えたのでしょうか？

1番多い回答として「就職したい」。

続けて「働く自信をつけたい」が上がります。

就職経験のない、少ない方は「就職したいが何から始めればいいかわからない」、就職経験がある方は「就職したがうまくいかなったことで、働く自信を失ってしまった」ことがきっかけで、就労移行支援事業所の通所を決められた方が多いようです。

また「生活リズムを整えたい」「コミュニケーション能力を身に着けたい」について、昼夜逆転生活となってしまう、他者とのコミュニケーションが苦手になりがち、といった、発達障害特性から表出する課題を解決しようと考えたことが、通所のきっかけになった方もいらっしゃるようです。

【通所の目的について】訓練生のコメント

毎日働けるようになるため

コミュニケーションスキルや、ビジネスマナーなどの部分が弱く、このまま就職するのは困難と感じたため

自分の発達特性をよく理解した上で就職した方が、この先の生活で困ることが少なくなり、メリットが大きいと思ったから

自分には、働く事の能力が不足していると思うので、ここでしっかりと自信をつけて、先に進みたいから

学校での人間関係を見ていた家族が、普通に就職するのは難しいと思ったらしく、私にディーキャリアを紹介して社会でのコミュニケーションの取り方を学ぶように言ってきたので通い始めた

大学に通っていましたが、準備不足やアルバイト経験がないこともあり、なかなか就職が決まりませんでした。そんな中、発達障害がある方の就職を応援するディーキャリアの存在を知り、通所を決めました

自分自身が、就職するうえで、感情コントロールが、課題であるため

就職して安定して働いて、生活するためのお金を稼ぎたいから

病院で障害者と分かったので、コミュニケーション能力や報連相などができるようになって、就職できるようになりたいから

人生を豊かにするため、このまま無職だと親に迷惑がかかるから

働くことに対する自信がなくなったから

ディーキャリア通う前は通信制の学科にいたのもあり生活リズムが崩れていたのでディーキャリアに通って生活リズムを整えたいと思ったから

【ディーキャリア新潟オフィスを選んだ理由】

なぜ数ある就労移行支援事業所の中で、ディーキャリア新潟オフィスを選んでいただけたのでしょうか？

理由として多かったものは「事務所の雰囲気（スタッフの対応含む）」。

また「発達障害に特化している（発達障害特化の訓練）」ことも大きな要因として挙げられそうです。

ディーキャリア新潟オフィスを利用している方のほとんどは、「発達障害（グレーゾーン含む）」がある方が占めており、発達障害特化のカリキュラムが役に立っているとのことです。

また長期就労のために必要なスキルを、訓練を通じて学ぶことができますので、発達障害がなくてもディーキャリアのプログラムと事務所の雰囲気がいいな、と思って通所いただいている方もいらっしゃいます。発達障害でないとカリキュラムの内容が合わないわけではありませんので、この記事を読んで関心を持っていただけたらぜひ一度見学してみてくださいね。

訓練生のコメント

体験を通し、ここでなら課題を解決していけそうだと思ったため

JOINさんから勧めてもらい、自身の特性に合っていると感じたため

他の事業所も見学しましたが、どこも主にうつ病や不安に対する支援が中心だったので、自分にはあまり合わないと感じ、通うメリットを感じませんでしたので発達障害に特化している点にメリットを強く感じました

体験に行った時に、オフィスの感じが自分に合っていると感じ、ここなら良い学びができそうだと思ったから

就労移行支援事業所がいくつもあると知らなくて調べなかったため、自分の行く場所はディーキャリアしかないと思ったから

発達障害に特化したプログラムが私にとって最適な内容だと思ったからです。

自分の障害の特性にあってる

体験に来たときの訓練の雰囲気が楽しくて、内容がよかった

引っ越し前に通っていたディーキャリアオフィスからの引き継ぎで新潟に引っ越した後、新潟で就職できるよう新潟オフィスに通うことになったから

自分への理解が深まると思った

働き続けることができない原因が発達障害ならば、発達障害に特化した事業所を利用するのがいいと思ったから

発達障害に特化してるのと特性理解からスタートするというのを聞いて私のペース的にとても合っているなと思ってディーキャリアにしました

コメントから、他就労移行支援さんとの差別化ポイントして「新潟で発達障害支援であれば、ディーキャリア新潟オフィス」ということが読み取れますね。

【毎日通所できないと、就職は難しい？】

実は半分以上の方が、通所開始時は週5（毎日）ではなく週1～4の自身のペースで通所を始めています。就労経験があり、早期に就職したい希望がある方は週5からスタートされることが多いですが、それ以外の方はまずは生活のリズムをつくるために、週２，３からの通所から始めたり、通所の自信がない方は週1からスタートされる方もいらっしゃいます。

ワークスキル、リクルートコースの方は全員週5日、ライフスキルコースの方も訓練が進むごとに生活リズムや体調管理が整い始め、通所できる日数が増える傾向にあります。

これまでの訓練生もライフコース修了時には皆、週5日の通所ができるようになっていますので、「毎日通所できる自信がない」方も安心してください。

【ディーキャリア新潟オフィスを選んだ理由】

訓練生のコメント

事務所の雰囲気、訓練内容

ディーキャリアの雰囲気が良い、幸せの内容が自分に合っている

知的障害の方など、発達障害以外の障害を持っている方も利用しているところです

実際のオフィスに近いような気がした

3つのコースに分けて、それぞれのコースに応じた指導をしている所

ディーキャリアは発達障害に特化している。 訓練生同士、スタッフとののコミュニケーションが多い。 雰囲気が明るい。 グループワークが多い

ディーキャリア新潟オフィスでは「フィードバック（他者視点からのよかった・よりよく）」を大切にしています。就職後長く働くためには「自分の特性と強み、弱み」といった”自己理解”が必要になるのですが、自己理解するにあたって、自分の視点だけでは偏りがでてしまいます。

本当に働くための自己理解がしたいのであれば、自己視点だけでなく、他者視点（他人から見た自分）の要素も必要になります。他事業所さんと比べ、フィードバック回数の多さ、グループワークによるコミュニケーションの多さはディーキャリア新潟オフィスの強みでしょう。

【ディーキャリアのおすすめポイントは？】

訓練生のコメント

スタッフが訓練生一人ひとりのことを考えてくれている

週一で個別面談の機会があり、どんな相談事もスタッフが真剣に聞いて、アドバイスをくれるくれるところ

発達障害でなくても生きるために必要なスキルを学ぶ事ができます

働くために必要となる大切な事を、講義で丁寧に教えてくれる所

ワークスキル、リクルートと段階が進んでも、スタッフが障害特性を指摘して解決方法やフィードバックをしてくれるところ

オフィスの雰囲気が良く、スタッフの方の対応も親切であるところです

理解できないこと、具体的に伝えていただける

ライフスキルコース訓練の充実さと、自分のペースで通所できるところ

オフィスの雰囲気がよく、スタッフが利用者になりたい将来、なるべき将来をサポートして導いてくれる所

人がいい

安心できる居場所ができた。 信頼できるスタッフに出会えた。 一人じゃないと思える

スタッフさんも優しくサポートしてくれるところと施設内の雰囲気がとても落ち着いてて安心するところ

訓練生の皆様、ご協力ありがとうございました！

OB

【就労移行支援への通所目的】（OB）

OBのコメント

発達障害持ちの私は、ディーキャリアへ通う前は感情のコントロールが難しくて、自分で自分にストレスを与えていたと思います。結果、就職しても長く続くことはありませんでした。とある方からディーキャリアを紹介してもらい、負のスバイラルに陥るマイナス感情のコントロールを先ずは身につけないと生きづらさが続くと思い、ディーキャリアに通うことにしました。

自分に足りてない所がいろいろあったため

新卒で入社した企業を辞めてから、早い段階で就職をしたかった為

【ディーキャリア新潟オフィスを選んだ理由】（OB）

OBのコメント

発達障害に特化した学習法が確立していたこと。また、その学習方法が授業形式であったので、確実に身に付くと思いました

自分1人では、就職は困難だと思ったから

就職時の挫折で傷ついた尊厳を取り戻したかった為

スタッフさんはみんな自分の話をよく聞いてくれました。それがとてもうれしかったです

【ディーキャリアのおすすめポイントは？】

OBのコメント

同じように悩んでいる仲間と共に学び成長できた明るい雰囲気であることです

障害特性に特化しているところ

本気で利用者自身の鬱屈や怒りに向き合ってくれる点です

スタッフの方が、自分のことについてとても親身になってくれます。 OBですが、毎月遊びに来たくなるほど、居心地のいい場所です

就職し、ディーキャリア新潟を卒業後も相談や休日開所への参加ができます。

先日もスタッフの退職に伴い、多くの訓練生が休日開所に集まり、お別れの会を開いてくれました。

【就職後、ディーキャリアでのどんな学びが役にたっていますか？】

マイナス思考からプラス思考になりました。何事にも許す優しい気持ちが身に付きました

主にコミュニケーション能力 （報連相、傾聴など）

怒りが自分のキャリアにおいて役に立つ事は無い事を学びました

OBの皆様、ご協力ありがとうございました！

以上が「訓練生・OBアンケート」の結果となります。

この記事が、少しでも就労移行支援事業所を選ぶ助けとなりましたら幸いです。

その中でも、ぜひ「ディーキャリア新潟オフィス」を候補の一つとして入れていただければ嬉しい限りです。見学、体験は下記リンクをクリック！

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ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に応じたプログラムの就労移行支援事業所です。

精神障害・発達障害を対象に就労支援を受けることができ、 「働き続けるためのプログラム」で高い職場定着率を実現しています。

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見学・体験へのお申込み・相談は 電話　tel:025-384-0165（受付時間　平日10時～17時）

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