人との出会いが人生を変える

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初めまして、今年２月に入社しました「新人」の宮澤貴子です。
今日は皆さんに私の紹介をさせていただきますね　(*^^*)
社会人歴４０数年、就職、結婚、出産、子育て、そして義父母の介護をしながら社会の一員として頑張ってきた、ちょっと変わった職歴の、超前向き思考の生活支援員です。

ディーキャリア松本オフィスで一番年上の「新人」

なんてことでしょう！私、「新人」ながらディーキャリア松本オフィスでは一番の年上です。💦
人生の先輩かもしれませんが、いったんオフィスに入ったら、そこは「組織」ですからね、歳はいっても「新人」の謙虚さと初々しさ（←後者はなかなか難しいですが）を忘れずに日々業務に勤しんでおります。

ちょっと変わった経歴かも・・・

私の経歴を少しお話しますね。
実はこの福祉業界はまだ３年目です。

高校を卒業してすぐ、地元の会社へ就職。
数年勤務し結婚、妊娠を機に退職、出産を経て上の子が1歳にならないうちに義父の勧めで専門学校へ入学。
情報処理の国家資格を取るべく勉強に励みました。

その後第２子の出産を機に、再び社会へ。
最初はパートで個人病院の受付、薬局の窓口、派遣社員などを経験、そして私の仕事人生の半分を占めた派遣元会社へ。
そこは日系ブラジル人の社長が経営する、主にブラジル人を派遣する会社でした。
まさにカルチャーショックを受けた会社でもあります。学ぶことも多くありました。

月日は経ち、義父母の介護などで２０年弱務めた会社を辞め、パート生活へ。

こうした経緯の中でずっと変わらなかったのは、事務系の仕事だったことです。
事務といっても幅広いですが、給与計算から始まって、会計、経理、総務、労務、人事などほとんどに携わってこれたことは今の私の財産だと思っています。

さて、そんな私がどうして福祉業界に？　つぎでお話ししますね。

福祉業界に入ろうと思ったきっかけ

ずっと事務畑の仕事人生でしたが、その中でも障害者の方と一緒に仕事をしたり、人事にいたときは障害者の方の面接や説明会に参加したり、障害者雇用関係の事務にも携わったり生活保護の方の就労支援員など、そこここで障害者の方や社会的弱者の方たちと関わって仕事をしてきたように感じます。

ただ、きっかけは二つあったように思います。
一つは、とても大切な友人が仕事上の悩みで軽いうつ状態に陥ってしまったことで「私にも何かできることはないかな」と模索していたこと。
もう一つは、たまたま同時期に障害者に関する講習会に参加した時の講師の方が「産業カウンセラー」だったのですが、ご自身もうつ病を経験されたとのことで、その時のお話しにとても感銘を受けたのです。
私は「私もそういう仕事をしてみたい」思い、すぐ「産業カウンセラーになるには」と調べ始め、なんの迷いもなく「産業カウンセラー養成講座」に受講を申し込みました。
この時私は５０代になってました。無謀という人もいましたが、私は「私のやりたいことを、自分の責任でやる。」と決めていたので頑張りました。

思えばこれが私の福祉業界への第１歩だったかなと振り返ります。

ポジティブ思考、「今」から始まる未来を見つめる

さて、この見出しは私の名刺に印字されている言葉です。
ディーキャリアでは「座右の銘」を名刺に書くんですよね。素敵な計らいだと思いませんか？

先ほどお話ししたように、私は異国の方たちと関わる中で、ものすごいカルチャーショックを受けました。

ブラジルと日本、住むところも（地球の裏側の国ですね）気候も違えば言葉も違う。
食文化も違えば、もちろん考え方も違います。
日本人の「礼に始まり礼に終わる」なんて、ブラジル人にしたら「？？？？」の世界です。

とはいえ、ブラジル人には日本人に無い、良いところもたくさん、当たり前ですがあります。
いじめはほとんど無いとか！
また、自分の考えをアピールすることが上手ですしね、数え上げたキリがありません。

私が一番いいなと感じたことは、少しぐらい失敗してもあまり引きずらず、
「ま、そんなこともあるよね」って切り替えが早いこと、ポジティブ思考ですよね。
そして他人の失敗についても「まあ、いいよ」と許してくれるおおらかなところです。

そんな人たちと長年付き合う中で、自分の持つ「こだわり」が見えてきました。

「時間には正確であるべき」とか「約束は守るべき」とか。

ラテン系の超明るい民族と日々関わる中で、いつの間にか私のこだわりは、

「まあ、いいっか」

に変わっていきました。許せるようになったのです。
こうして私の座右の銘の「ポジティブ思考」の土台ができあがったのです。

大好きなアドラー「今、ここを生きる」

産業カウンセラー養成講座やキャリアコンサルタント養成講座では、心理学も勉強します。
なかでも私の一番のお気に入りは著書「嫌われる勇気」で有名な「アドラーさん」です。
皆さんも一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
アドラーの考え方ってもしかしたら万人に受け入れられがたいものかもしれませんが、じっくり、ゆっくり読み解いていくと、なるほどなぁと共感を受けることが、私は多いんです。
とっても前向き、ポジティブな考え方が大好きです。
過去やまだ来ぬ未来に縛られず、「今ここを生きる」を提唱してます。

人は過去の失敗や辛い経験に縛られたり、捕らわれたりしがちですが、過去はもうすでに起こってしまったことなので、変えることはできません。変えられるのは、「今、ここ」からなのです。

人は幸せになるためにこの世に生まれて来たのだと私は思います。 私はディーキャリアへ通われている利用者や、これから通おうと思っている方、みなさんが幸せな生活をしてほしいと願っています。

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こんな感じで、役に立ったり立たなかったりのブログを更新していきます。
ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね。

今回のブログ担当

生活支援員　宮澤貴子

スタッフの中で誰よりも人生経験が長いです！
ついつい母目線になってしまうのが玉にキズかな。
落ち込むこともありますが、打たれ強い前向きな性格で乗り切ります！
合唱団で歌ったり、山歩きや手芸、一人ドライブや道の駅めぐりが好きです。

♦ディーキャリア松本オフィスとは

ディーキャリア松本オフィスは、特に発達障害の支援に応じた、『就労移行支援事業所』です。
カリキュラムを通してあなたの個性と向き合い、「自分らしく長く働ける力」を身に付けるお手伝いをいたします。

♦就労移行支援とは

障害・難病をお持ちの方で、一般企業で働くことを目指している方の訓練支援です。
「就職ができない」「就職しても、なかなか続かない」「学校卒業後の進路が決まらない」などのお悩みありませんか？
就労移行支援は、就職を希望しているが、さまざまな困難によりうまくいかないといった、障害・難病等の方を対象に、一般企業で働くために必要な知識・スキル向上のサポートをおこないます。また、求人検索、面接練習、書類添削等、就職活動の支援や、通院、面接同行などの支援もおこないます。

♦就職してからもサポート継続

就職することがゴールではありません。
ディーキャリア松本オフィスは、就職してからも、心も体も健康に働き続けらることを目指して、就職後のサポート『定着支援』も致します。
就職すると、環境の変化や人間関係の変化など、慣れないことがたくさんあります。
その中で出てくる、悩みや困りごとに対応しながら、ご本人も、企業の方も、双方が働きやすい環境となるよう支援いたします。

♦利用対象者

ディーキャリア松本オフィスをご利用できる方は、就職を希望されていて、以下のような方です。
・18歳～65歳未満の、発達障害、精神障害、難病のある方。
・18歳～65歳未満の自立支援医療の制度を利用している、もしくは主治医の診断書がある方。

※その他18歳～65歳未満で、上記に該当しないが、うつ状態や引きこもり状態が続いている方など、その他お悩みがある場合でも、毎月無料相談会も開催しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。お力になれるかもしれません。(無料相談会の日程は、ホームページやInstagram、ツイッターでも告知しております。)

♦ご利用料金

就労移行支援事業所のご利用料金(１か月あたりの自己負担額)は、前年の世帯所得で決定されます。
世帯所得とは、ご本人、またはご本人と配偶者の所得の合計です。(ご両親の所得は含まれません)
詳しくは、ディーキャリア松本オフィスまで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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