錦秋の鬼怒川（おさるの山で動物共生を考える）
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
前回ブログで龍王峡の紅葉狩りをお伝えしましたが、
その後、鬼怒川ロープウェイ（おさるの山）に立ち寄りましたので、
ついでにご紹介したいと思います。
鬼怒川公園駅で下車、
紅葉や渓谷美を眺めながら 10分ほど歩いたところに
ロープウェイ乗り場があります。
この途中の渓谷美や紅葉もなかなかのものがあります。
このロープウェイは、「おさるの山」に敷設されたもので、
山麓がある４００地点から一気に山頂の７５０まで登ることができます。
山頂からの眺めは良く、鬼怒川の町を一望することができます。
山頂には、猿が飼育されている小さな動物園があり、
１００円でエサをやることができます。
放し飼いの猿を想像していたのですが、
実際は金網に仕切られたところに猿がパラパラといるだけ・・・ちょっと寂しい。
なるべくエサを貰えてなさそうなサルにエサをやったのですが、
すかさず図々しいサルがやってきて横取りしていきます。
人間界を見ているようで更に寂しい。
更に山頂の奥に進むと双龍門というあやしいオブジェがあり、
その奥は紅葉が奇麗で散策しようと思ったのですが、
今年最大級の危険を感じる「クマ注意」の看板に怯んで断念しました。
今年は日本各地でクマ、イノシシ、サルなどが、
人間の居住区に紛れ込んで騒ぎを起こしており、
動物と人間の共存を真面目に考えなくてはなりません。
そんな中、この「おさるの山」でも、
エサを与えて人と触れ合う憩いの場所のように見えますが、
それを見ていた仕切りの金網の外にいるサルたちは、
人間に近づけばエサが貰えると勘違いするのではないでしょうか。
増えたら駆除し、減ったら保護するこれまでの繰り返しや、
近くに野生動物がいる野山でのエサやりなど、
抜本的な見直しが必要な点が多々あるように感じました。
（そんな事を考えながら観光しているのも変ではありますが・・・）
皆さんはどのように考えるでしょうか。
まずは身近なところでそんな議論から始めてみるのも一法かもしれません。
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