なぜ急にネガティブになる?PMSの仕組みと対処法
こんにちは、生活支援員の齋藤です。
「生理前になると、急にネガティブになる」
「気分の浮き沈みが激しくてつらい」
そんな経験がある方は少なくありません。
実はこれ、多くの場合“体のリズム”によるものです。
今回は、生理前に気持ちが落ち込む理由や月経前症候群について解説していきます。

1. 生理前に気持ちが落ち込む主な理由
① ホルモンバランスの変化
生理前は、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が大きく変動します。
特にエストロゲンが減少すると、
「セロトニン(安心感や前向きさに関わる物質)」も減りやすくなります。
その結果、
- 気分の落ち込み
- 不安
- イライラ
といった状態が起きやすくなります。
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② 脳の働きへの影響
ホルモンの変化は、感情をコントロールする脳にも影響します。
そのため生理前は、
- 悪い方向に考えやすい
- 自分を責めやすい
- 人の言葉に敏感になる
といった「思考の偏り」が出やすくなります。
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③ 体調の変化
生理前は体にも負担がかかる時期です。
- だるさ・眠気
- 頭痛や腹痛
- むくみ
こうした不調が積み重なることで、心も落ち込みやすくなります。
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2. PMS(月経前症候群)とは?
生理前に起こるこうした心と体の不調は、
月経前症候群 と呼ばれます。
PMSの特徴は、「心」と「体」の両方に症状が出ることです。
■ 心の症状
- 気分の落ち込み
- イライラ
- 不安感
- 涙もろくなる
■ 体の症状
- 頭痛・腹痛
- 眠気やだるさ
- 胸の張り
- むくみ
そして大きなポイントは、
生理が始まると軽くなることが多いという点です。
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3. PMDDとの違い
中には、気分の落ち込みや不安がかなり強く出る場合もあります。
その場合は、
月経前不快気分障害(PMDD)
と呼ばれる状態の可能性もあります。
日常生活に支障が出るほどつらい場合は、医療機関への相談も選択肢になります。
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4. つらい時の対処法
ここからは、実際に役立つ対処法を紹介します。
① 「PMSの時期」と気づく
まずは、「今はPMSの影響を受けている時期」と認識することが大切です。
これだけで、
「全部自分のせい」と思い込む負担が軽くなります。
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② 大事な判断を避ける
この時期は思考がネガティブに傾きやすいため、
重要な決断はできるだけ後回しにしましょう。
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③ ハードルを下げる
- 完璧を目指さない
- できることだけやる
- 「今日は省エネでOK」と決める
これだけでも、かなり楽になります。
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④ 体を温めてゆるめる
- 温かい飲み物を飲む
- お風呂に入る
- 軽いストレッチ
体がゆるむと、心も少し落ち着きます。
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⑤ 気持ちを書き出す
ネガティブな考えがぐるぐるするときは、外に出すのがおすすめです。
紙やスマホに書くだけでも、
頭の中が整理されて気持ちが軽くなります。
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5. さいごに
生理前の不調は、「自分の弱さ」ではなく、
体の変化によって起きる自然な反応です。
だからこそ、
頑張りすぎるよりも「付き合い方を知ること」が大切です。
少しずつでも、自分に合う過ごし方が見つかると、
この時期のつらさはやわらいでいきます。
つらいときは、無理に元気になろうとしなくて大丈夫です。
できる範囲で、自分をいたわる時間を大切にしてみてください。
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