色の違いを理解して受け入れる
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
6月初旬、幸手権現堂堤の”あじさいまつり”に行ってきました。
この時期はまだアジサイは咲き揃っていないので混雑はなく、
これから満開に向かうアジサイに一つ一つに活力がありました。
満開を終えてくたびれたアジサイがないこのタイミングの方が
私にとってのアジサイの見頃と思っています。

【アジサイまつり】
https://www.satte-k.com/event/ajisai/index.html

土手の下から上に向かって斜面を眺めると
青・紫・ピンクの花がほどよく散らばっており、
満開になるととてもカラフルな雰囲気に包まれます。

この北米産のアナベルという白い品種は既に満開になっていました。
しかし、なんか白一色の単調なカリフラワーみたいで、
個人的にはアジサイとして評価していません。

ところでよく見ると、同じ土壌でありながら、
青・紫・ピンクが混在して生えているところが不思議に思いました。

アジサイの花の色は土壌の酸性度(PH)で決まると聞いていました。 https://hanagokoro.co.jp/btoc/recipe/1651/
<花の色> <土壌のPH>
青 … 酸性(ph5.5以下)
紫 … 中性(ph5.5~6.5)
ピンク … アルカリ性(ph6.5以上)

ココ権現堂堤では、
特にバランス配置を考えた肥料散布はせず、
自然体にしているとのことなので、
同じ土壌から生えているアジサイは同じ色になるのではないか?
というのが私の疑問です。
調べてみると、基本的な配色の法則はこの通りなのですが、
土壌のpH(酸性度)は均一ではなく、微妙に場所ごとに違うこと、
根がのびている場所の水の流れ、その根の状態と肥料の吸収力、
品種によるPH感度の差などが絡み合っており、
同じ土壌でもアジサイの花の色のばらつきは出るものらしいです。

更にその環境の変化によって、今年はピンク、来年は紫というように
シーズンで色が変わることもあるそうです。
これまで意識していませんでしたが、とても奥深いものなんですね。
だとすれば、
このアジサイの土手のグラデーションが
自然体で仕上がっていることを
とても素晴らしく感じました。

【さまざまな特性を受け入れること】
同じ土壌から青・紫・ピンクのアジサイが混在して生え、
しかも全体バランスを確保している景観を見ていて、
さまざまな特性の職員が上手く調和して働いている職場を想像しました。
最近、多様性の尊重を自負する企業が増えてきました。
同じ職場でもさまざまな特性の職員が働いていて、
職務規定やルール、上司の指示が一律であっても、
各職員の捉え方、働き方、業務の成果には差異が出てきますが、
それを理解して受け入れる企業のことだと思っています。
業務成果の青・紫・ピンクのどれが良くて、どれが悪いではなく、
青・紫・ピンクになった理由を各職員の特性から理解してくれた上で
必要な対処を組織的に考えてくれる職場であって欲しいと思います。

ディーキャリア春日部オフィスのご利用者は、
企業見学や企業実習を通して、
業務内容だけでなく職場環境についても
自身が続けられる場所か否かを見極めていただいています。
われわれスタッフも、その企業がご利用者の特性を理解して、
尊重して受け入れてくれるところであることを
見極めていきたいと思っています。
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