さる山のリニューアル
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のＫです。
先日、地元の動物園に行った時、
ホワイトタイガー以外にも気になるスポットが幾つかありました。
そのひとつがリニューアルしたサル山“あかげ365”です。
人にも動物にも快適な場所になっていました。
この“あかげ365”という名前の由来ですが、
アカゲザルの一年を通した四季折々の生活が観察できる場所、
との意味がこめられているようです。
https://www.tobuzoo.com/newsrelease/pdf/2024/press_20240222_2.pdf
私が注目したポイントを以下に紹介します。
① 見物客に親近感を持ってもらうための工夫
アカゲザルの楽園を思わせるような“あかげ365”という命名、
更にサル一匹一匹の名前を紹介して親近感がわくような雰囲気を出しています。
② サルたちが活き活きと生活できる環境作り
植物が豊富に植えられて、滝や池が設けられて環境全体が潤った雰囲気があり、
サルたちが寛いでいる雰囲気があります。
③ 見物客がサルとふれあい、楽しめる仕掛け
サルのエサが有料で売られていて、
それをサルたち接近してあげることができる小屋“あかげりうむ”、
遠くのサルにエサを放り投げる機械“おやつマシン”など、
見物客は何気にエサを買いたくなる、
運営側はエサ代の補填ができる、
そんなWin-Winとなる工夫がありました。
＜エサの自動販売機＞
＜あかげりうむ＞
＜おやつマシン＞
＜リプレースではなく、リニューアルする＞
これまでのサル山は渇き切った岩山がひとつ置かれているだけで、
そこにサルたちが押し込められているような雰囲気があり
それを見るたびに心を痛めておりました。
昨年、設備の老朽化のためにリニューアルしたのですが、
それは単純なリプレースではなく、
・動物たちが快適に過ごせて
・見物客が楽しむことができて
・営業的にも収入効果がある など
さまざまな確度から最適なリニューアルだったのではないでしょうか。
【思い出のアトラクションの終焉】
少々話が逸れてしまいますが、サル山とは違って、
老朽化からリプレースもリニューアルもされずに終焉を迎える設備もありました。
これら「ミュージックExpress」と「コンボイ」の2つのアトラクションが
今年５月で営業終了となりました。
これまで自分たちの子どもたち、その先の孫たちと
二代に渡って楽しませていただいた乗り物なので感無量です。
新たなアトラクションの営業開始が続く中で、
リプレースもリニューアルもかなわなかったのでしょう。
とても残念です。
【自身をリニューアルして就労に向かうこと】
ディーキャリア春日部オフィスのキャリアプランニングの訓練では、
ご自身の過去の業務経験や習得したスキルを振り返り、
今後の自分のなりたい姿を描きながら就労先を検討しています。
就業経験のある方が改めて障害者雇用で就労の目指す場合、
これまでと同じ職種を目指す方もいれば、
職系を転換して新たな職種を目指す方もいます。
過去の学業で習得した知識や資格、
過去の業務経験や習得スキルなどをそのまま活かすか、
それらをリニューアルして他の職種にチャレンジするのか、
それらを捨てて新たな分野に一歩踏み出すのか、
今後の自分の方向性を再考していきます。
ご利用者の方々にとって何が最適か、
スタッフも一緒に探したいと思っています。
転職にあたり進め方にお困りの方は是非とも一度相談にいらしてください。
お待ちしております。
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