オフィスブログ
被災時の避難生活を考える
こんにちは。
ディーキャリア春日部オフィス就労支援員のKです。
5月中旬の日曜日、地元地区で年2回恒例の防災訓練がありました。
今回は居住者の皆さんに被災時の避難生活を考える機会となるように
幾つかのプログラムを組み込んでみました。

防災訓練当日の開会式では、昨年に引き続き、
春日部市長が激励のご挨拶に来訪されました。
(今年の11月の市長選への布石の要素もあるかと・・・)

【在宅避難という考え方】
今回は春日部市が最近発行した
ポケットサイズの防災しおり「防災かすかべ」を
市役所の危機管理防災課から多数取り寄せて
防災訓練参加者に配布をしております。

https://www.city.kasukabe.lg.jp/material/files/group/4/bousaikasukabe.pdf
被災時にポイントとなる留意事項が記載されており、
また現時点での災害情報やハザードマップなどの地図情報を
表記されているQRコードでスマフォに表示できるなど、
ポケットに忍ばせておくと被災時に役に立つというものです。

その中に記載されている被災時の避難生活場所の優先順位につき
訓練参加者の方々には周知をしました。

被災時に指定避難所に皆が押しかけて混乱状態になり、
休む場所やトイレの確保も難しいという状況を
ニュースで見た事がある方も多いと思います。
ライフラインが止まってしまったとしても
建物の倒壊の心配がないレベルの被災であれば
自宅に残ることに越した事はなく、
そうでなくても自家用車の中の方がプライバシーが守られるという
考え方だと思います。
【電気釜なしで米を炊くこと】
ライフラインが止まり、電気もガスも通らない中で
各家庭にはお米だけが残っているという状態が想定されます。
ここはひとつ共助として米を持ち寄り、
皆で協力して火を起こし、大きな鉄釜で炊飯すれば、
皆で暖かいご飯が食べられるではないか?
ということで防災訓練の炊き出しで訓練参加者に実戦することにしました。

近隣のスーパーを回って無洗米を最も安く買える場所を探したら
やはりBig-Aでしたので10kgを訓練前日に買い込んで訓練に持ち込みました。

防災訓練当日、電気釜に頼りきっている訓練参加者の方々は
スマフォを片手に以下を議論しながら試行錯誤して塩むすびを作りました。
・そもそも米10Kgは何合にあたるのか?
・炊たき上げるのに水が何リットル必要になるのか?
・炊き上がったご飯を塩むすびにすると何個できるのか?
結果として無事に大きめの塩むすび120個弱が仕上がり、
何とか訓練参加者全員に給食することができました。

在宅避難を想定した場合、
住み慣れた場所で生活を送ることができますが、
ライフラインが止まっていることを想定して
さまざまな対策を事前にシミュレーションをしておく必要がありそうです。
【ディーキャリア春日部オフィスの避難訓練】
ディーキャリア春日部オフィスで年2回実施することになっている避難訓練、
次回は6月下旬の訓練ひとコマを使用して実施する予定です。
スタッフと共にご利用者の方々も、
普段当たり前と思っている環境の何がダメになってしまうかを想定して
真剣に取り組んで頂きたいと思います。
就労先でも定期に避難訓練を実施している職場が殆どだと思いますので、
就労に向けた準備と捉えて頂いてもよいかと思います。

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