2023年08月09日

神経発達症（発達障害）と感覚過敏②　(^^)

皆様こんにちは！ディーキャリア春日部オフィスの社会福祉士・精神保健福祉士（当時者支援者）の生活支援員Sです。最近は天候が不安定であったり、暑かったりですが、皆様お変わりございませんか。体調管理に気をつけてください～!(^^)!。

〇今回は先週に引き続き、神経発達症（発達障害）と感覚過敏の続きです。パート２ですね！少しでも皆様のお力になれればと思い、ブログを書いてます。少し硬い内容ですが、今回も宜しくお願い致します。

〇前回は神経発達症のある方には、感覚過敏のある方が多くいらっしゃるとお伝えしました。感覚過敏があると、神経発達症であるというわけではありません。前回は、感覚過敏には、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏、嗅覚過敏、味覚過敏、平衡・温痛覚過敏があり、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏について書きました。

〇今回は、嗅覚過敏、味覚過敏、平衡・温痛覚過敏について書きます。宜しくお願い致します。

〇早速ですが、嗅覚過敏です。嗅覚過敏は特定のにおいが苦手、苦手なにおいの場所にはいられない、人が気が付かないようなにおいにも気づく、何でもにおいをかいでしまう、などの症状があります。緩和する工夫としては、マスクを着用する、苦手なにおいの場所にはなるべく行かない、身につけるものや・家におくものはにおいを確認してから購入する。自分の好きなにおいを身につけておくなどがあります。

〇味覚過敏は、特定の味を特に嫌がる。味が違う事に敏感で決まったものを食べ続ける。味や食感にこだわり混ざり合うことを嫌う。特定の食感をとても嫌がる（ネバネバ、サクサクなど）。対処法としては、苦手な物は無理に食べなくてOK。調子の良い時に苦手な食感にトライしてみる。食事の集まりがある時には、事前に味覚過敏であることを伝え理解をしてもらうなどがあります。

〇平衡感覚過敏・温痛覚過敏・痛覚過敏は聞きなれないかもしれませんが、ブランコなどがとても怖い。乗り物やエレベーターなどですぐに酔ってしまう平行感覚過。温度に過敏で酷く暑がり、寒がり。温度に鈍感で季節に合わない格好をしている温度覚過敏（鈍麻）。注射など痛みが生じるものにひどく過敏、ケガをしていても痛みが気にならない鈍麻があります。対策としては、苦手な乗り物には乗らないようにする。注射などは手順を丁寧にしてもらう。冷暖房は積極的に使う。普段から体の状態を確認する習慣を身につけるなどがあります。