発達障害（神経発達症）とは。（二次障害編）➀ (*^^*)
皆様こんにちは！ディーキャリア春日部オフィスの社会福祉士・精神保健福祉士（当時者支援者 ）の生活支援員Sです。暑い日が続きます、熱中症には気をつけてください～!(^^)!
〇今回のブログはボリュームがあるので、2回に分けてお送りします。１回目は神経発達症（発達障害）の二次障害の概略です。２回目は内在化障害について細かい部分をお送り致します。宜しくお願い致します。
〇今回も硬い内容なのですが、発達障害と二次障害についてお伝えします。皆様二次障害についてご存じですか。発達障害の二次障害とは、神経発達症（発達障害）を持たれている方が、社会生活を繰る際にストレスをため込みすぎて、精神疾患になってしまう事をさします。
〇必ず先に神経発達症（発達障害）が診断されるケースばかりではなく、精神疾患になり治療を続けていくにつれて、神経発達症と診断されるケースもあれば、家族の受診付き添いで診察にいった時に、付き添いの方が、神経発達症ではと医師に告げられ気づくケースもあります。
〇では二次障害はどのようなものがあるのでしょうか。そもそも、神経発達症（発達障害）は先天的か後天的で分類されます。先天的は、生まれつきで生涯続くものが発達障害。後天的は神経発達症ではなく、ある期間で寛解（完治に近い状態）に至るものとの違いです。
〇二次障害にも分類があり、内在化障害、外在化障害に分けられます。
〇外在化障害では、暴力、暴言、反抗、素行不良、他者に対して拒絶的、反抗的、挑戦的行動、更には人権侵害、社会的規範を侵害、いわゆる不良障害、長期に渡り行為障害が見られる状態です。
〇ここでは、主たる二次障害の内在化障害について中心にブログに書かせていただきます。内在化障害は多岐に渡ります。また、二次障害と神経発達症、精神疾患、パーソナリティ障害などの診断は医師も難しいと言われています。二次障害もどの範囲が二次障害であるかも、意見がまちまちであったりします。
〇ここでは、私なりにまとめた物を記載します。細かい症状は来週のブログに掲載致しますので、今回は神経発達症の二次障害の種類について記載致します。
〇神経発達症（発達障害）の二次障害
・不安障害・双極性障害（躁鬱）・うつ病・パーソナリティ障害・愛着障害（アダルトチルドレン）・物質関連障害：依存症（アルコール・薬などの依存）・睡眠障害・生活習慣症・発達障害同士の併存・適応障害・強迫性障害・心身症・引きこもり（こもりびと）などです。たくさんありますね。
〇私も二次障害では沢山苦労をしました。医師の治療、カウンセラーさんのアドバイス、認知行動療法で、今では大分楽になりました。さまざまな診断名が付き、最終的に神経発達症と診断された経緯があります。今でも二次障害には苦しんでいます。主観になりますが、障害や病気を受容してあげる事が一番回復に役立つと考えいてます。治療にも前向きになれますし、自分が悪いのではなく病気が悪い状況を作っていると考えられるからです。神経発達症は生まれ持ったハンディキャップかもしれません。しかし、受け入れて前に一歩一歩進む事で、生活は楽になっていくと思います。二次障害も同じだと思います。辛い状況にいる方は、決して無理はしないでください。人は一人では生きていけません。困った時は、信頼できる周りの方に相談や受診をしてください。
〇次週のブログでは、二次障害の説明、対処法をブログに書きたいと思います。宜しくお願い致します。
〇ディーキャリア春日部オフィスでは、さまざまな症状を抱えた方のご支援しています。
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