発達障害(神経発達症群)とは。(ADHD編)(*^^*)
皆様こんにちは。ディーキャリア春日部オフィス 当事者支援者のSです。
最近は天候が不安定ですね。気圧の変化や気温の変化などが、心に影響を与える事があります。先回りして予防して乗り切って行きましょう~。
本日は少し真面目なブログです。
発達障害(神経発達症)のADHD・注意欠如・多動性障害のブログです。お付き合いの程、宜しくお願い致します。
〇皆様はご存じかもしれませんが、発達障害は生まれつきの脳の障害です。幼少期には、優れた面がある事もあり、学力にも問題ない方もいます、しかし、大人になると困りごとが生じてしまう事があります。
成育、性格、親の育て方に問題があると思われがちですが、そうではありません。生まれつきの脳の障害なのです。大人になり困り事が顕著になって、社会に出た時に診断を受ける人が多いので、青年期以降に診断を受けた人が、大人の発達障害と言われます。
社会生活、日常生活を送るうえで、周りから理解される事も難しいです。しっかりと診断を受けて、必要時には開示する、説明する事で理解してもらう事が大切です。また、自己分析をおこない、困りごと(特性)の対処、相談、行動が必要です。
〇次に発達障害(神経発達症)についてです。代表的な3種の障害があります。
①ADHD:注意欠如・多動性障害
②ASD:自閉症スペクトラム障害
③SLD:限局性学習障害
があります。
DSM-5では更に細分化した発達障害があるのですが、今回は割愛させていただきます。
〇何で呼び名が違うの!?気になりますよね。理由は2014年にDSM-5と言う米国精神医学会が作っている「精神疾患の診断・統計マニュアル」という世界的共通の診断基準が改変され、診断名が変わり浸透してきたからです。これからは(○○症)と呼ばれる事が多くなると思います。
前振りが長くなりましたが、今回は、その中の、【ADHD:注意欠如・多動性障害】についてご説明したいと思います。
〇ADHDは、長期に渡り①不注意(ケアレスミスが多い、いつも探し物をしている、整理整頓が苦手。すぐに気が散る。集中力が低いなど)、②多動性(じっとしていられない。落ち着きがない。手と足をそわそわ動かす。静かにしていられないなど)、③衝動性(順番を待てない、せっかち、おしゃべり、失言をしてしまうなど)の症状があります。はっきりと症状が出ないグレーゾーンの方もおられます。
〇ADHDのある方が得意な事もあります。才気みなぎるアイデアを思いついたり、鋭い思い付きで次々とアイデアをひらめいたりする方もいるのです。また、多動性・衝動性を生かし、営業職、経営に向いている方もいます。
つまり、フットワークが軽く、行動力がある、スピーディーな判断ができる、自分の意志を貫くことができる、好奇心の幅が広い・興味関心があることに没頭できるなどの得意があります。
〇しかしながら、思い付きを検討、吟味する事をしなかったり、上司や仲間と相談しなかったり、先走ってしまったり、先延ばしにしてしまったり、ミスをしやすい、何かに依存しやすいなどの傾向もありますので注意です。せっかく行動を起こしても、問題にぶつかると「もう面倒だ」「やっぱり無理かな」と投げ出し、諦めてしまう、今求められている事以外の事に過集中してしまうなどの傾向もあります。仕事の順番(仕事でも生活でも)を決められず、肝心な用事を後回ししてしまい、地道な努力が苦手な事が多いです。
〇上記の様な事を繰り返していると、周囲からの評価が下がりやすいです。上司や部下などから評価が下がり、更には自分に対する評価も下がり。いい加減な人と思われたり。更には精神疾患を発症してしまう事もあります。(二次障害と言います。後日ブログに挙げますね)
〇ではどうしたらいいの!?となりますよね。ここで大切なのは医師のアドバイス、治療、カウンセリング、認知行動療法です。そして、同じように重要なのが、自己分析と自己理解(神経発達症の特性の理解)、長所と短所の把握、自分自身の特性の理解が必要となります。これはディーキャリアの訓練でおこなっています。
神経発達症は一人ひとり症状が違います。診断名に捕われず、自分の困りごとに目をむけてください。困り事(特性)は神経発達症だから仕方ないと思わないでください。神経発達症でも、苦手な事に工夫をして、努力する事により少しずつですが困りごとは改善へ向かいます。また、ADHDの診断でも、ASD、SLDの症状を併発している方が沢山おられます。神経発達症もスぺクラム(連続体)と考えられています。診断名に捕われず、自分の困りごとに目を向けてください。
〇ADHDのあるある、対処法はもちろん訓練でもおこないますが、ブログでもご紹介させていただこうと思ってます。他の神経発達症【ASD】についてもブログにアップする予定です。(*^^*)
〇ディーキャリア春日部オフィスでは、お一人おひとりの特性に合わせた訓練をおこなっております。困り事(凹)には工夫や支援(合理的配慮)を、得意な事(凸)は伸ばしていく。そういった訓練をおこなっております。
〇神経発達症(発達障害)の症状の現れ方は、一人ひとり違います。お一人おひとりに合わせた支援をおこないます。皆様もディーキャリア春日部オフィスの訓練を受けて、一緒に、自分の可能性を拡げて行きませんか。
ご自身が神経発達症かなと思ったら、是非ご相談にディーキャリア春日部オフィスにお越しください。経験豊富な支援員(当事者支援員)が面談いたします。
訓練もご連絡をいただければ、いつでも見学ができます。ご興味のある訓練がありましたらいつでもご連絡をお待ちしております。_(._.)_
【↓↓見学のご予約は↓↓】
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