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「もう少し自分で頑張らないと…」一人で抱え込む前に身につけたい「相談する力」

こんにちは。就労移行支援事業所 ディーキャリアかごしまオフィスです。

仕事をしていて困った時、誰かに相談することができますか?

「これくらい自分で何とかしないと」
「忙しそうだから迷惑をかけたくない」
「相談したら仕事ができないと思われそう」
「もう少し頑張れば何とかなるかもしれない」

そう考えて、一人で抱え込んでしまうこともあるかもしれません。

もちろん、まず自分で考えてみることも大切です。

でも、一人で解決することだけが仕事ではありません。

必要な時に周囲の力を借りながら仕事を進めることも、大切な仕事のスキルです。

今回は、職場での「相談する力」について考えてみましょう。

① 「困っている」と気づく

相談するためには、まず自分が困っていることに気づく必要があります。

・仕事が進まない。
・何度考えても判断できない。
・同じところで何度も止まっている。
・気持ちが焦ってきた。
・体調にも影響が出てきた。

こうした状態になっていても、 「まだ大丈夫」 と頑張り続けてしまうことがあります。

相談の第一歩は、 「今、自分だけでは難しくなっているかもしれない」 と気づくことです。

② 何に困っているのか整理する

相談する時に、 「どうしたらいいか分かりません」 だけでは、相手も状況を把握しにくいことがあります。

そこで、

・今、何をしているのか
・どこで困っているのか
・何を試したのか
・何を相談したいのか

を整理してみましょう。

「Aの資料を作成していますが、Bの部分の判断ができず作業が止まっています。

マニュアルも確認しましたが分からなかったので、進め方を相談したいです」 このように伝えられると、相手も一緒に考えやすくなります。

③ 「限界になる前」に相談する

相談で特に大切なのがタイミングです。

困っていても、 「もう少しだけ自分で頑張ろう」 と考えているうちに、締め切り直前になってしまうことがあります。

あるいは、ストレスを抱え続けて、体調を崩してしまうこともあります。

相談は、 「もう無理です」となってからするものではありません。

「このまま進めると間に合わないかもしれない」 「最近、少し負担が大きくなっている」 という段階でも相談できます。

早く相談できれば、それだけ選べる対応も増えます。

④ 「どうしたらいいですか?」の前に自分の考えも伝える

相談というと、 「どうしたらいいですか?」 と答えを教えてもらうイメージがあるかもしれません。

もちろん、自分では判断できない時には、それでも構いません。

ただ、自分なりの考えがある場合は、 「私は〇〇したほうがよいと思っているのですが、どうでしょうか?」 と伝えてみる方法もあります。

「AとBの方法を考えたのですが、私はAのほうがよいと思っています。どちらで進めればよいでしょうか?」 このように相談すると、自分の考えを整理する練習にもなります。

相談することと、自分で考えることは両立できます。

⑤ 相談した後の「次の行動」を確認する

相談して安心して、そのまま終わってしまわないようにしましょう。

相談した結果、

・何をすることになったのか
・いつまでにするのか
・誰が対応するのか
・もう一度相談する必要があるのか

を確認します。

「では、まずAを進めて、15時頃にもう一度状況を報告します」 というところまで整理できると、次の行動に移りやすくなります。

相談の目的は、話をすることだけではなく、次にどう動くかを整理することでもあります。

「相談」と「報告」はどう違う?

昨日は「報告する力」についてお伝えしました。

報告と相談は似ていますが、少し役割が違います。

報告は、 「現在こうなっています」 と、仕事の状況や結果を相手に伝えること。

一方、相談は、 「現在こうなっています。これからどうするか一緒に考えてほしい」 という場面で使います。

実際の職場では、 「状況を報告して、そのまま相談する」 ことも少なくありません。

「現在、作業が予定より遅れています。このままAを続けるか、Bを先にしたほうがよいか相談したいです」 というように、報告と相談はつながっています。

相談相手を決めておくことも大切

困った時に、 「誰に相談すればいいの?」 と迷うこともあります。


上司なのか。 先輩なのか。 担当者なのか。 職場によって相談先は違います。

だからこそ、仕事を始めた時に、 「困った時は誰に相談すればよいですか?」 と確認しておくことも大切です。

相談先が分かっているだけでも、困った時に動きやすくなります。

「相談できない理由」も自己理解になる

相談が苦手だからといって、 「コミュニケーション能力がない」 と考える必要はありません。

大切なのは、なぜ相談しにくいのかを考えることです。

「困っていることに自分で気づきにくい」
「どこまで自分で頑張るべきか判断できない」
「話しかけるタイミングが分からない」
「内容を言葉にまとめるのが難しい」
「相手に迷惑をかける気がしてしまう」


理由が分かれば、

「相談内容をメモしてから話す」
「相談する目安をあらかじめ決めておく」
「定期的に上司と話す時間をつくる」

など、自分に合った工夫も考えやすくなります。

ディーキャリアでは「一人で抱え込まない働き方」も練習します

ディーキャリアかごしまオフィスでは、仕事そのもののスキルだけでなく、周囲と協力して仕事を進める力も大切にしています。 訓練の中で、 分からない時には質問する。

指示を受けたら確認する。
仕事の状況を報告する。
困った時には相談する。

といった経験を重ねていきます。

そして、 「自分はどの段階で相談したほうがいいのか」 も一緒に考えていきます。

就職後に長く働いていくためには、何でも一人でできるようになることだけではなく、必要な時に周囲の力を借りられることも大切です。

まとめ|相談することも「仕事を進める力」の一つ

職場で相談する時には、

① 困っていることに気づく
② 何に困っているのか整理する
③ 限界になる前に相談する
④ 自分の考えがあれば伝える
⑤ 相談後の次の行動を確認する

という5つを意識してみましょう。

相談することは、 「自分では何もできないから助けてもらうこと」 ではありません。

状況を整理して、周囲の力も借りながら、次の行動を決めることです。

今週は、 「聴く」 「質問する」 「確認する」 「報告する」 「相談する」 という5つの力について考えてきました。

どれも、特別に話が上手な人だけができることではありません。

一つひとつを行動に分ければ、練習することができます。

そして、すべてに共通しているのは、 「一人だけで仕事をするわけではない」 ということ。

周囲とコミュニケーションを取りながら、自分に合った働き方を少しずつ身につけていきましょう。

ディーキャリアかごしまオフィスでは、見学・体験も随時受け付けています。

お気軽にお問い合わせください。

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