「得意なことが分からない…」得意・苦手はどうやって見つける?
こんにちは。就労移行支援事業所 ディーキャリアかごしまオフィスです
就職活動や自己分析で、
「あなたの得意なことは何ですか?」
と聞かれて困ったことはありませんか?
「得意と言えるほどのものはない」
「資格や特別なスキルもない」
「苦手なことならたくさん思いつくけど…」
そんな方もいるかもしれません。
でも、「得意=人より優れていること」ではありません。
仕事を考えるうえでは、
「自分にとって比較的やりやすいこと」
「あまり負担を感じずにできること」
「安定してできること」
も、大切な「得意」のヒントになります。
今回は、自分の得意・苦手を見つける視点をご紹介します。

① 「得意」のハードルを上げすぎない
「得意なことは?」と聞かれると、
「Excelがものすごく使える」
「人前で話すのが上手」
「専門的な資格を持っている」
といった、分かりやすい能力をイメージしがちです。
でも、仕事で活かせる得意はそれだけではありません。
決められた手順を守れる
細かな違いに気づける
同じ作業をコツコツ続けられる
時間を守れる
一度覚えたことを正確に繰り返せる
こうした特徴も、職場によっては大きな強みになります。
「人よりすごいか?」ではなく、 「自分は比較的やりやすいか?」 という視点で考えてみましょう。
② 「できたこと」から探してみる
得意なことが思いつかない時は、これまでの経験を振り返ってみます。
学校、仕事、アルバイト、家庭、趣味、そして日々の訓練。
その中から、
・スムーズにできたこと
・人から任されることが多かったこと
・褒められたこと
・あまり苦にならなかったこと
を探してみましょう。
大きな成功体験でなくても構いません。
9月25日のブログでお伝えした「できるようになったこと」を振り返ることも、得意を見つけるヒントになります。
③ 「苦手」も具体的に分解する
一方で、 「コミュニケーションが苦手」 「事務作業が苦手」 と、大きなくくりで考えてしまうことがあります。
でも、本当にそのすべてが苦手なのでしょうか?
「コミュニケーションが苦手」でも、
・一対一なら話しやすい
・大人数だと発言しにくい
・雑談は苦手でも報告はできる
・突然質問されると答えにくい
など、場面によって違うことがあります。
「○○が苦手」で終わらせず、 「どんな場面で難しくなる?」 まで具体的にすると、自分の特徴が見えやすくなります。
④ 「できるけれど疲れる」にも注目する
これは9月28日の内容にもつながります。
仕事では、 できる=得意 とは限りません。
できていても、強い集中が必要だったり、終わった後にぐったり疲れたりすることがあります。
反対に、特別上手ではなくても、あまり疲れず安定して続けられることもあります。
そこで、 できるか? どのくらい疲れるか? どのくらい安定してできるか? をセットで振り返ってみましょう。
これは、実際に仕事を続けていくうえでとても大切な視点です。
⑤ 自分だけで分からなければ「他の人の視点」を借りる
自分にとって当たり前にできることは、自分では得意だと気づきにくいものです。
そんな時は、 「私が比較的できていることって何だと思いますか?」 と、周囲の人に聞いてみる方法もあります。
自分では、 「これくらい普通」 と思っていたことが、
「いつも丁寧に確認しているよね」
「説明を聞いた後の作業が正確だよね」
と評価されていることもあります。
自分から見た自分+周囲から見た自分 の両方を知ることで、自己理解を深めることができます。
得意と苦手は「表裏」になることもある
得意と苦手は、まったく別のものとは限りません。
「丁寧に確認できる」 という特徴が、状況によっては、 「確認に時間をかけすぎてしまう」 ことにつながるかもしれません。
反対に、 「細かなことが気になりやすい」 という特徴が、 「ミスや違いに気づきやすい」 という強みになることもあります。
つまり、 「この特性は長所」「これは短所」 と単純に分けるのではなく、 「どんな場面で活かされ、どんな場面で困りやすいのか?」 まで考えることが大切です。
ディーキャリアでは「経験」から得意・苦手を見つけます
自己理解は、チェックシートを書くだけで完成するものではありません。
実際に取り組んでみることで、
・思ったよりできた
・思った以上に疲れた
・一人なら集中できた
・時間制限があると焦った
・手順があれば取り組みやすかった
など、さまざまな発見があります。
ディーキャリアかごしまオフィスでは、プログラムやワークスキルコースなどでの経験を振り返りながら、
・何ができた?
・どこで困った?
・どんな条件ならできた?
・どんな工夫が役立った?
と具体的にしていきます。
「私は○○が苦手」で終わらず、「○○ならできる」まで見つけていく。
それが、仕事選びにもつながる自己理解になります。
まとめ|「得意・苦手」を決めつけず、具体的に見てみよう
自分の得意・苦手を考える時は、
① 得意のハードルを上げすぎない
② これまで「できたこと」から探す
③ 苦手を具体的な場面に分解する
④ 「できるけれど疲れる」にも注目する
⑤ 周囲から見た自分も参考にする
という視点を持ってみましょう。
そして大切なのは、 「得意な仕事を探すため」だけに自己理解をするのではないということ。
自分の得意が活きる条件を知り、苦手な場面では工夫する。
そのために、自分の特徴を具体的に知っていくことが大切です。
「得意なことが分からない」
「自分の強みを聞かれると答えられない」
そんな方も、実際の経験を振り返りながら一緒に探していくことができます。
ディーキャリアかごしまオフィスでは、見学・体験も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
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