2024年02月26日

就労移行支援ってどんなところで何をするの？？

【就労移行支援がやっていること】

ここでは先ほどの定義をもう少しイメージしやすいようにどのようなことをしているのかを
ディーキャリアワーク柏スタジオを例に紹介していきます。

①生産活動や職場体験等の活動の機会提供、その他就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練
→プログラムを通して
・業務スキル（ビジネスマナー、PCのスキルなど）
・社会的スキル（他者とのコミュニケーション、問題解決力、体調管理など）
などを身につける訓練を
・座学（学校の授業のような形式）
・実務（仕事を模した課題など）
を通して身につけていく。
→本人の希望する業界、職種の企業へ数日間（※期間は変動あり、企業との相談で決まる）「実習」という形で体験に行き、上記の事業所での訓練の成果を試す、就労経験を積むための実習にいってもらいご自身の強みや適性、働く時の困りごとを体感してもらいます。

②求職活動に関する支援
→職務経歴書、履歴書の作成、面接練習といった求職に必要なサポートをおこないます。
→企業見学の機会を提供。紙やデータの求人だけではわからない部分を実際に見たり、企業の方と直接かかわる機会などを設けています。
→企業面接に同席（企業、ご本人がOKの場合）し支援員から見たご本人の強みや困りごとなどを企業にお伝えします。
→地域の関係機関からの求人の紹介を受け、利用者の方に情報を提供をおこないます。

③その適性に応じた職場の開拓
→見つけた求人情報に対し問い合わせをし、見学や実習の受け入れの可否を確認・提案します。
→事業所を卒業された卒業生の就職先と継続的に関係性を作り、新たな雇用や実習の受け入れを提案しています。
→地域の関係機関と連携し、障害者雇用を進めていきたい企業の相談に乗る事で新しい雇用を創出しています。

④就職後における職場への定着のために必要な相談等の支援
→就職後6か月間企業を訪問し、事業所から就職した卒業生の方、企業の担当者の方と面談を実施し、困りごとなどが無いかの確認をおこなっています。
→就職後何か困りごとなどがあれば事業所で面談などを実施し、問題解決の為のアドバイスなどをおこなっています。

【就労移行支援事業所の1日のスケジュール】

ここではディーキャリアワーク柏スタジオを例に事業所の一日の流れをご案内します。
作業時間を大きく午前と午後に分け、1日5～6時間の活動をおこなっています。朝終礼ではご自身の体調や今日やる事、目標とその振り返りなどを同じコースの方とスタッフに共有・報告しており、報連相の練習として実施しています。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。就労移行支援事業所にはさまざまな特色があるため、皆さんの希望や強みを活かせたり、苦手なことに対して一緒に考えてくれるような安心できる支援員・環境を選んでもらえると良いかと思います。就労移行支援では主観だけでなく客観的な視点もお伝えしていくことが多くあるので、そういった意味でも安心は必要になります。ぜひ就労移行支援の利用を検討している方は複数事業所を見学しご自身にあった就労移行支援を見つけてみてください。
ディーキャリアワーク柏スタジオも見学受付中なので、お気軽にお問い合わせくださいね！