T様 就労移行支援の体験談|卒業生が語る利用のきっかけと良かった点
こんにちは!利用者のTと申します。
アルバイト・社会人未経験で、昨年の6月からサービス利用を開始し、この度、内定をいただくことができまして、1月より勤務することになりました。
本日は私がディーキャリアを卒業するまでの1年半で「自分の強みになったこと」「就職までに苦労したこと」などをお話しさせていただこうと思います。
ディーキャリアを利用するにあたって
キャリアパスがみやすいためにも簡単に自己紹介をさせていただきます。私は専門学校に通学をしていましたが、内定がないまま卒業をしてしまいました。
その後、自立訓練にて2年間、自己理解などの訓練を行ってきました。
卒業間近、就労移行支援や就Aを探す中で私が大事にしていた、ITスキルの復習をしたい!、
障がいの壁なしにスタッフに接してもらいたい!ということを軸に進路先を探していき、ディーキャリアITエキスパート横浜馬車道オフィスさんにお世話になることを決めました。
訓練内容と強みになったこと
どこのディーキャリアでも共通なのですが、利用開始はライフスキルコースに在籍し、
自己理解やビジネスマナー、アンガーマネージメントなどの訓練を行います。
馬車道オフィスはITに特化しているからこその特徴なのですが、1つのスプレッドシートを全員で共有して訓練を進めるため、やはり誤作動によって他者の枠に入力をしてしまう、
消えてしまうなんてこともあります。そういった際に「すみません」と一言添えることなどがあることが、少しほかのディーキャリアよりは実践的なのかなと思いました(笑)
ビジネスマナーや仕事を意識したコミュニケーションもですが、
自分自身一番勉強になったことはアンガーマネージメントの上達だと思っています。
小さい頃はADHDの特性なのか、からかわれたら爆発しちゃうなんてことはざらにありました。訓練を受ける中で怒りの感情がでたらどうすればいいか、怒りの感情が出る前にどう対処をすればいいかなどを実践できるようになり、自己成長を実感しています。
積み上げてきたもの
ワークスキルコースにステップアップ後、ITエキスパートでは
プログラミングコース又はジェネラリストコース(Excelなど事務を目指したい方向け)の
2つのコースに分かれます。私はジェネラリストコースに進みました。
高校・専門学校時代からITスキルを学んできましたが、2年間のブランクがあったため、
Eラーニングで教材が用意されていることはとてもありがたく、「なにをしたらいいんだろう」と勉強内容に困ることはありませんでした。また、資格勉強などをしたい方は、
スタッフに共有をすればそちらを優先することもできまして、自己学習時間を有効活用することができると思います。
最近では、庶務業務という形で模擬業務の提供も行われていまして、
土曜開所のチラシの作成、日直の当番表の作成、データ入力、カタログを参照して商品表の作成、社員の通勤に関する経路表の作成などを行ってきました。
データ入力なんて・・・と思う人もいると思いますが、
面接で訓練内容を具体的にいうときに、こういった業務を行っているということを、
会社様に説明できることはプラスになると思っています。
苦戦した就活
やはり就労移行支援を使う中で、皆さんが一番気になっていることは就活のことだと思います。最初は8時出勤は嫌だな。。。パートは嫌だな。。。正社員登用ありの会社がいいな。。。
など自分の理想をいくつか作っていて、条件に合致する会社をメインに応募をしていきました。ですが、現実はそう甘くはなく一時は最終選考まで行く会社もありましたが、なかなか内定をいただくことはできませんでした。
自分としても、学生時代はクローズ就労を目指していたこともあって、まぁいけるだろうと
なあなあになってしまっていたのが、一つの原因だったのかな?と思っています。
受けては落ちて、自己分析のし直しや条件を緩めて、受けては落ちて、自己分析のし直しや条件を緩めて。。。こういったトライアンドエラーの繰り返しでした。
スタッフや、ハローワークに出向き職員の方とも何度も相談をする中で、
とりあえず最初は実務経験を積んで、キャリアを作る大切さというものを知りました。
その中でパートも含め仕事を探していく中で、自分が今までやってみたかった仕事を見つけることができました。今までの求人だと「まぁまぁ悪くはないか」と思うところが多く、
志望動機なども少し弱くなってしまうときが多かったです。
そして、無事その会社に内定をもらえることができて、自分でも安心感が強かったです。
トライがうまくいかなかったら、考え方を緩めて試行錯誤をしてみる、
それが今回の成功体験に繋げることができたので、就職後も続けたいと思っています。
特にやりきったな!とおもったのが、周りの人の反応でした。
親・ディーキャリアのスタッフ・ハローワークの主担当職員さん・通っていた自立訓練のスタッフさん。。。
内定報告をしたときに、喜んでくれたり安心してくれた顔を見せてくれたりと、
自分の中でもやり切ったなと思う気持ちが強かったです。福祉サービスを使い始めて3年半、大学でいうと1留というとこまでかかってしまいましたが、自分の中で後悔は少なかったです。
福祉サービスを使う中で、ADHD・ASDを持っているということしかわかっていなかった自分が、こういうことが特性として出やすい・こういうところを対処していただければ
それを自分で調書に変えることができるなど、自分の障害特性を知ることができたり、他者との心地よいかかわり方・舞い上がった時の感情の抑え方・アンガーマネージメントの実践(怒りの感情との向き合い方)など人間としてかなり成長することができたと思っています。
現在、就労移行支援を使おうか迷っている人も少なくはないと思います。
私も、サービスを使い始めたばかりのときは「早く就職しないといけない」「周りに後れを取らないようにしないといけない」と焦りを持っていましたが、今考えるとあのまま就職をしても、自分のことがよく分かっておらず人間関係がうまくいかず、最悪の場合退職をして
就職をして、また退職をしての繰り返しをしていたと思っています。
学生時代も「早く進めなきゃいけない」という焦りから、自分がやりたいこととはかけ離れた仕事だったり、遠方に越して社宅で1人暮らしをするという、今振り返ると危険な橋を渡ろうとしていたこともありました。
もちろん早めに就職をすることも大切だとは思います。ですが私の経験から、しっかりと自分と向き合う・自分の特性を知ることも大切だと思っています。
いろいろな福祉施設を見てきましたが、どこの施設も、暖かく迎え入れてくれると思っています。
しっかりと自分に合った福祉サービスや働き先を見つけ、このブログを見ている皆様が幸せに生きていけたらなと思います。
それでは、またどこかで!


