発達障害かも?と思ったら——自分の”困りごと”が何か調べる5つのステップ【就労移行支援・立川】
〜「なんでうまくいかないんだろう」を、少しずつ解きほぐしていくライフハック〜
「なんでうまくいかないんだろう」「自分のこと、よくわからないな」——そんなモヤモヤを抱えたまま、毎日を過ごしていませんか?

こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
ミスや忘れ物が多い。人との会話が苦手で疲れやすい。予定の変更が苦手で不安になる。集中が続かない。気分の波がつらい——こういった困りごとを感じていても、「じゃあ具体的に自分は何に困っているのか」を言葉にするのは、意外と難しいものです。
でも、大丈夫です。自分の困りごとを知ることで、対処法やサポートが見つけやすくなり、毎日が少しずつラクになります。まずは知ることが、解決の第一歩です。この記事では、なぜ自分の困りごとがわかりにくいのかを整理したうえで、自分の困りごとを調べるための、5つのステップをお伝えします。
1. なぜ、「自分の困りごと」がこんなにわかりにくいのか?
自分の困りごとがつかめないのは、鈍感だからでも、自分に向き合えていないからでもありません。いくつかのごく自然な理由が重なっています。
- 「困っている」という感覚はあっても、「何に」が言葉にならない。
「なんとなくしんどい」「うまくいかない」という感覚はあっても、それを「複数の作業を同時に進めるのが苦手」「予定変更で頭が切り替わらない」といった具体的な言葉に変換するのは、別の作業です。感覚を言葉にするには、少し離れたところから自分を観察する視点が必要です。
- 「自分が悪い」で片づけてしまい、そこで止まってしまう。
困りごとが起きるたびに「自分の努力が足りない」「気合いが足りない」と自分を責めてしまうと、そこで思考が止まります。「なぜそれが起きるのか」という背景まで掘り下げられず、困りごとの正体がいつまでも見えないままになってしまいます。
- 困りごとは「点」で起きるので、パターンに気づきにくい。
ミスも、忘れ物も、疲れも、それぞれバラバラの出来事として起きます。一つひとつを別々に見ていると、「自分はダメだな」で終わってしまいます。でも記録して並べてみると、「こういう場面で必ず困っている」という共通点が見えてくることがあります。
2. まず知っておく!自分を知ることは、自分を責めることじゃない
「自分の困りごとを調べる=ダメなところ探し」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。
自分を知ることは、自分を責めることではなく、自分を大切にすることです。
困りごとを調べるのは、「自分のダメなところをあぶり出すため」ではありません。「どんな対処をすればラクになれるか」「どんなサポートを使えばいいか」を見つけるためです。困りごとの正体がわかれば、対策が立てられます。対策が立てられれば、毎日が少しずつラクになります。わかってきたら、少しずつ未来が見えてきます。
3. その場で試せる!自分の困りごとを調べる5つのステップ
自分の困りごとを少しずつ解きほぐしていくための、5つのステップを紹介します。
【ステップ①】日常の中で気になることを書き出す
まず、うまくいかない場面や、つらい・しんどいと感じることを、思いつくままに書き出してみましょう。「朝、準備に時間がかかる」「会議のあとにどっと疲れる」「同じミスを繰り返す」——ハードルを地面まで下げて、きれいにまとめようとせず、頭に浮かんだことをそのまま書くだけでOKです。
【ステップ②】パターンや共通点を見つける
書き出した内容を見返して、「いつ・どこで・どんなときに困るか」の共通点を探してみましょう。「人が多い場所のあとは必ず疲れている」「急な予定変更のときにいつもパニックになっている」——バラバラだった困りごとに、共通するパターンが見えてきます。
【ステップ③】原因や背景を考えてみる
パターンが見えたら、「なぜそうなるのか」をいろいろな角度から考えてみましょう。自分の特性や考え方、環境などが影響していることがあります。「なぜ会議のあと疲れるのか→たくさんの情報を同時に処理しようとしているからかもしれない」——完璧な答えでなくて構いません。「たぶんこういうことかな」で十分です。
【ステップ④】他の人や専門家に相談してみる
一人で考え続けると、同じところをぐるぐるしがちです。家族や信頼できる人、支援者に話してみることで、新しい気づきが得られます。自分では気づかなかった視点や、「それはこういう特性かもしれないね」という客観的な意見に出会えることがあります。客観的な視点は、とても大切です。
【ステップ⑤】自分に合った対処法や工夫を見つける
困りごとと背景が見えてきたら、それに合った工夫やサポートを取り入れて、自分らしいやり方を見つけていきましょう。「会議のあとは意識的に休憩を入れる」「予定変更は前もって教えてもらう」——工夫次第で、毎日はラクになります。
補足:調べるときに役立つツールや方法
自分の困りごとを調べるとき、こんな道具も役立ちます。
- チェックリストやセルフチェックシート:困りごとの傾向を整理できます
- 日記や記録をつける:気分や出来事を記録すると、パターンが見えてきます
- インターネットや書籍で情報を調べる:自分と似た特性や対処法を知るヒントになります
- 心理テストや診断ツールを活用する:特性の傾向を知るきっかけになります
ただし、これらはあくまで「きっかけ」です。診断ツールの結果だけで自分を決めつけず、正式な診断が必要な場合は医療機関に相談しましょう。
■ まとめ:自分を知ることは、あなたらしく生きるための大切な一歩
「なんでうまくいかないんだろう」と一人で抱え込んで自分を責めるのをやめて、「気になることを書き出す」「パターンを見つける」「相談してみる」という道具を使いながら、自分の困りごととちょうどいい距離でスマートに向き合っていこう。
自分を知ることは、自分を責めることではなく、自分を大切にすることです。困りごとの正体がわかれば、対処法が見つかります。焦らなくて大丈夫。少しずつ、自分の未来が見えてきます。
最後に:ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで「自分の困りごと」を一緒に整理しよう
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、こんなサポートを行っています。
- 個別相談:あなたの困りごとを一緒に整理し、解決のヒントを見つけます
- 特性理解のサポート:発達障害の特性や対処法について、わかりやすくお伝えします
- 就労に向けたサポート:自分に合った働き方や環境を一緒に考えていきます
「自分のことがよくわからない」「困りごとをどう整理すればいいかわからない」「一人で悩むのに疲れた」という方も、一人で悩まず、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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