大人の発達障害との接し方(関わり方) ー職場の上司・同僚編ー
こんにちは、ディーキャリアITエキスパート中野オフィスです。
今回は大人の発達障害との接し方ー職場の上司・同僚編ーという題名で記事をご紹介いたします。
2回セットとなっており、前回は生活・家庭編をご紹介しましたので2つ合わせてぜひお読みください。
大人の発達障害との接し方(関わり方) ー生活・家庭編ー
そもそも大人の発達障害とは何か、詳しく知りたい方は下記記事に詳細がありますので、参考にしていただければと思います。
目次
🔷【障害種類別】職場での接し方のポイント
職場の上司や同僚に発達障害をお持ちの方がいる場合、大前提として特性に合わせた対応をすることが大切になります。
発達障害として代表的なものは、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、限局性学習障害(SLD)の3つがありますが、それぞれの特性があるので、ひとつずつ見てみましょう。
●自閉症スペクトラム障害(ASD)の場合
自閉症スペクトラム障害(ASD)には、「あいまいな表現や指示を理解することが苦手」という特性があるといわれています。
職場では「なる早で」でしたり「適当に」など抽象的で分かりにくい言葉で接するよりも具体的な業務内容や、期限の時間を伝えると良いでしょう。
時には、図示や文章などで伝えたいことを見える化して伝えるとお互いに認識齟齬や仕事がスムーズに進むと思われます。
●注意欠如・多動性障害(ADHD)
注意欠如・多動性障害(ADHD)の特性としては音や周りが気になって集中できない、ケアレスミスが多いということがあるといわれています。
その際は、パーテーションで席を区切るやイヤホンを付けていただくなど、当人にとって集中できる環境を作るとあわせてケアレスミスも少なくなると考えられています。また、マニュアルを作成するのも有効な手段の一つになります。
●限局性学習障害(SLD)
限局性学習障害(SLD)には、文字を書くことが苦手や、文字を読むことが苦手というそれぞれ特性が違うためその人に合わせた対応が必要になってきます。職場では、書くことが苦手な場合はメモや写真を見せるという対応、読むことが苦手な場合は文字を大きくする表示させるなどの対応をすると、仕事がしやすくなります。
また、パソコンのように苦手なことに対応するツールを使用するのも手段の1つです。
🔷発達障害グレーゾーン
発達障害グレーゾーンとは、診断基準を完全に満たさないものの、発達障害の特性や困難さを持つ状態のことを指します。この状態にある人は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム障害(ASD)の一部の症状を持つことがありますが、正式な診断を受けるには至らない場合があります。
それゆえに、職場では障害に対する配慮をしてもらうことが難しいという状況に陥りがちです。
もしグレーゾーンで悩んでいる方がいた場合は、紹介してきた対応方法を実践してみてください。
🔷終わりに
いかがだったでしょうか。今回は「大人の発達障害との接し方(関わり方) ー職場の上司・同僚編ー」をご紹介しました。
もし、発達障害をお持ちの方との接し方に悩んでいる方がいたら、まずはここに書いてある対応をしていただき、それでもうまくいかない場合は、1人で悩まずに会社の上司や、もっと上の役職の方に相談してみましょう。また、専門機関にも相談はできるのでぜひご利用ください。
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