「“普通にやって”が一番難しい」と感じる理由と対策💡
皆様こんにちは。ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
「あ、そこは普通にやっておいて」
「適当にいい感じにまとめといて」
職場でこのような指示を受けたとき、一瞬フリーズしてしまったり、結局どう動けばいいか分からず困り果ててしまったりした経験はありませんか?
周囲が当たり前のように使っている「普通」という言葉。しかし、発達障がい(ASD・ADHD)の特性がある方にとって、この「普通」や「適当」といった曖昧な表現は、もっとも理解が難しい指示のひとつです。
今回は、なぜ「普通」が難しいのか、その背景にある脳の特性と、職場でパニックにならないための対策を解説します。

なぜ「普通に」が伝わらないの? 脳の特性による理由
「普通」が通じないのは、決して能力が低いからでも、やる気がないからでもありません。脳の情報処理の仕方に、以下のような特性があるためです。
1. 曖昧な表現や「暗黙の了解」の理解が苦手(ASD特性)
ASD(自閉スペクトラム症)のある方は、言葉を「文字通り(言葉のまま)」に捉える傾向があります。 「普通」という言葉には、その場の状況や相手との関係性、これまでの経験則といった膨大な「暗黙の了解」が含まれています。明確な数値や基準がないため、脳がどの情報を選べばいいか迷ってしまうのです。
2. 想像力の特性による「基準」の不在
「相手が何を求めているか」を想像して補完することが苦手な場合、「自分の普通」と「相手の普通」がズレていても気づきにくいことがあります。その結果、自分なりに一生懸命進めた仕事が「そうじゃない」と否定され、自己嫌悪に陥ってしまうケースも少なくありません。
3. 選択肢が多すぎてフリーズする
「適当に」と言われると、脳内で無限の選択肢が浮かんでしまい、優先順位がつけられなくなることがあります。これを「実行機能の課題」と呼び、何を最初にするべきか決められず、行動が止まってしまうのです。
「普通」という壁を乗り越えるための対策
職場で曖昧な指示を受けたとき、自分を助けるためにできる工夫をご紹介します。
- 【数値や具体例に置き換える】
「普通に」と言われたら、「具体的に何分くらいで仕上げればいいですか?」「以前作成した〇〇のような形式で合っていますか?」と、具体的な基準を確認します。 - 【完成イメージの共有】
作業を始める前に「まずは全体の2割くらいできた段階で、方向性が合っているか確認させていただいてもいいですか?」と伝え、早い段階でズレを修正する仕組みを作ります。 - 【「分かったふり」をしない】
曖昧なまま進めるのが一番のリスクです。「自分の中に複数のパターンが浮かんで迷っているので、もう少し具体的に教えていただけますか?」と、正直に伝えることも大切です。
まとめ
「普通」という言葉に振り回されず、自信を持って働くためには、自分の特性を知り、周囲にどう協力をお願いするかを練習することが重要です。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスでは、ITスキルの習得だけでなく、こうした職場のコミュニケーション課題を解決するためのトレーニングをおこなっています。
私たちがお手伝いできること
- 自己理解プログラム: 自分がどんな言葉に混乱しやすいかを分析し、自分に合った指示の受け方を見つけます。
- コミュニケーション訓練: 曖昧な指示を具体化するための「質問の仕方」を、ロールプレイングを通じて習得します。
- 合理的配慮の相談: 企業に対して「具体的な指示(数値や見本)があると力を発揮しやすい」という特性を、どうポジティブに伝えるかを一緒に考えます。
「今のままでは就職が不安」「自分に合う環境を一緒に探してほしい」という方は、ぜひ一度、京橋オフィスへお越しください。個別相談会やプログラムの体験会を随時開催しております。
あなたが「普通」という言葉に縛られず、自分らしく輝ける未来をサポートします。
見学・無料相談会 随時受付中です!

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