発達障害って何?どんな障害なの?|発達障害の特徴をわかりやすく解説します!
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は改めて「発達障害とは?」についてのお話しをしたいと思います。
発達障害のある方に、このブログで何か気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、自分はADHD、ASD、SLDなのでは?と思っている方、家族が発達障害なのでは?と思う人がいた場合、参考にしていただけると幸いです♪
ぜひ最後までご覧ください!
発達障害って何?!
まず前提として、人間誰しも、得意なことや不得意なことがあり、好き嫌いや価値観の違いはあるものです。
しかし、その中でも発達障害のある人は得意・不得意の差が非常に大きかったり、他の大多数の人と比べて違った感じ方や考え方をしてしまうことが多いため、勉強や仕事の理解や進め方や注意の集中や持続の偏り、対人関係での難しさなど生活に支障をきたしやすいのです。
とはいえ、このような仕事・勉強・対人関係などが重要視されるようになったのは、人類が二足歩行を始めて100万年経つなかのほんの2000年の間のできごとです。この現代社会の仕組みがなければ発達障害の人の生きにくさも少ないのではないかと考えられます。
発達障害の原因は、まだ全てが明らかになっているわけではありません。
しかし、かつて言われていた
「親のしつけ方・育て方が悪い」
「親の愛情不足」
などという説は、現在では医学的に否定されています。
発達障害の難しさは、その障害が見た目からは分かりにくいことにあります。
本人としては悪気なく自分の感じたままに行動しているものの、周囲からは
「衝動的でわがまま」
「人の話を聞けない」
などと誤解を受けることも多くあります。
他にも、視覚過敏や聴覚過敏があっても
「それぐらい我慢できる」
「集中できていないだけ」
と本人の頑張りの問題にされてしまうこともあります。
そんな中で発達障害の当事者たちは
「自分だけうまくいかない」
と思い悩んだり、
「普通の人と同じようにならなければ」
というプレッシャーにさいなまれたりして、失敗体験の積み重ねから「うつ病」などの二次障害となる精神疾患を患う方も多くいます。
発達障害の当事者も、家族も、本人がそういう自分でいたくてそうしているわけではないことを理解する必要があります。
発達障害の種類も含め、より詳しく解説します!
そんな発達障害についてですが、今回はわかりやすく例えを交えながら説明していきたいと思います。
発達障害がある人で自閉症スペクトラム障害(ASD)、かつての(自閉症・アスペルガー障害・広汎性発達障害)の傾向が強い人の特性の一つに暗黙のルールに適応しにくいことがあります。「空気を読むことが苦手」とも言われます。
例えばあなたが大人数のパーティに参加するとしましょう。
パーティでみんなどんな服装をしてきているか、みんなどんな風に振る舞っているか、何をしたら失礼に思われるか、逆に何をしても大丈夫なのか?明文化されない暗黙のルールの中で、みなさんは必死に周りの様子を伺うのではないでしょうか?
健常者の人が自然に社会的なルールを理解できるのに対して、発達障害の人はそれが苦手です。一見パーティーに普通に参加しているつもりでいても、他の人と同じようにソーシャルスキルを発揮するのは難しいのです。
堂々とマナー違反をしてしまうかもしれませんし、不意の一言で白い目で見られることも考えられます。
「言わなくても考えればわかるでしょ」
と一般的に思われていることであっても、「言われないとわからない」ことがASDのある方に多い特徴といえます。
さて、注意欠如・多動性障害(ADHD)の場合はどうでしょうか。
定型発達の人から見ると、ADHDのある人は、まるで頭の中にモーターが入っているかのように思えるかもしれません。何かに集中することが難しく、飛び跳ねるようにアイデアやエネルギーが湧き出てきます。それが、一度始めたことを最後までやり遂げるのを難しくしてしまうのです。まるで、スポーツカーのようなスピード感とパワーがあるけれど、ブレーキがうまく効かない感じですね。
それが行動に現れない人もいます。情報の受信が過多になり過ぎてしまう人、頭の中で考え過ぎる結果、何も行動に起こせない人、これも個性はさまざまです。
いずれにしろ、定型発達の人よりも疲れやすくなってしまうところがあります。
また、発達障害の人には独特な感覚や興味があることもあります。例えば、特定のテーマを夢中になって深く掘り下げることが好きで、その分野については驚くほど詳しいことがあります。まるで、特定のトピックにハマるとそのテーマに関する情報をあらゆる角度から探し出す鉱夫のようです。
もう一つに限局性学習障害(SLD)があります。
特定の学習の領域で困難を抱える障害の一つです。この障害は、学習の進行やスキルの獲得に影響を与えるものであり、読み書きや言葉、算数などの学習の中の一部のみに困難を抱えることが特徴です。
読むことの困難で一つ例を挙げるとすれば、文章を読む際に文字の並び順を混同し、単語の音を正確に把握するのが難しいことがあります。この場合、イラストなどを交えると文章の理解がスムーズになります。
算数処理が苦手な人は数の概念や計算の理解に苦労し、数式や数値の扱いが難しくなります。算数が苦手な人はもちろん世の中にたくさんいるでしょうが、「数の繰り上がりが理解できない」「引き算だけできない」ということがあると聞くと自分はそうではないと思う人がほとんどではないでしょうか。SLDの算数障害にはそういった特徴があります。
また、字を書くこと自体に特性が現れる人もいて、バラバラの大きさの字を書いてしまったり、「ね」と「ぬ」や「ン」と「ソ」など似ている文字を間違えて書いてしまう、左右が反転した鏡文字を書いてしまう、そもそも文字を書くこと自体にかなりの努力を要する人もいます。
反対にこのような特徴はネガティブなことばかりではありません。発達障害の人はまるで特殊スキルを持ったヒーローのような側面もあります。
特定の領域で驚くほどの専門知識やスキルを持っていることがあります。例えば、特定のテーマや趣味については詳しい情報を抱えており、それを存分に発揮することができます。
みなさんはルーティンを続けることができますか?「いつからかさぼり始めてしまう」ことを経験したことがないでしょうか?
発達障害の人は、細かいルーティンやパターンにこだわりを持つことがあります。例えば、特定の服装や食事の順序、物の配置など、一定のパターンやルールを守ることで安心感を得ることがあります。「ある場所に行くときは必ず同じ経路を通る」とか、「ベッドの周りに必ず3つのクッションを置く」といったことがよくあります。
そういったルーティンを守ることができることが、スキルアップの中で良く作用することがあります。
以上のように、発達障害の特性も悪い面ばかりではありません。
捉え方次第、活用の仕方次第で活躍の場を見出すことができます。
ポイントは自分の特徴・特性を良くも悪くも理解することではないでしょうか?
発達障害は基本的に以上のASD・ADHD・SLDを合併症として併発していることが多いです。うつ病など二次障害の診断から治療の中でカウンセリングを受けるなどして、原因の中から先天的な発達障害の診断に至ることもよくあります。
支援を受けることで自らの強みを活かせるようになります。
まずは自分の特徴を理解することから始めましょう!
ディーキャリアでは、さまざまな訓練を通し、自己理解を深めることができます。自分の強み・弱みを知り、弱みに対して適切に対策を取れれば、仕事や社会でうまくいく確率はぐんと高くなります。
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監修者:佐藤秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
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