大人になってから発達障害かもと気づいた方へ|橋本の就労移行支援でできること
SNSや動画で発達障害の特性について紹介されているのを見て、「これ、自分のことじゃないか」とドキッとしたことはありませんか。
実際、学生時代はなんとなくやり過ごせていたことが、社会人になってから「みんなできて当たり前」とされる場面で急にうまくいかなくなる。仕事でのミスや人間関係のつまずきが続き、周囲から指摘されるうちに、「自分には何か特性があるのかもしれない」と感じ始める方は少なくありません。しかし、いざそう感じても、「今さら病院に行くべきか」「そもそも気のせいかもしれない」と、一人で立ち止まってしまう方も多いのが実情です。
そこでこの記事では、大人になってから発達障害の可能性に気づく理由と、そこからどう次の一歩を選んでいけばいいか、そして相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方について、詳しくお伝えします。
なぜ、大人になってから気づくことが多いのか
「子どもの頃から特性があるなら、もっと早く気づくはずでは」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、発達障害の特性は、環境によって表れ方が大きく変わることが知られています。
学生時代は、決まった時間割、限られた人間関係、周囲のサポートなど、比較的構造化された環境の中で過ごすことが多く、特性による困りごとが目立ちにくいことがあります。一方、社会人になると、複数の業務を同時にこなす、曖昧な指示を読み取る、多様な人間関係を築くなど、求められることが一気に複雑になります。それまで気づかれずにいた困りごとが、環境の変化によって初めて表面化することは、決して珍しいことではありません。
また、女性の場合、周囲に合わせようと無意識に振る舞いを調整する「擬態」と呼ばれる行動によって、特性が長く見過ごされやすい傾向があることも指摘されています。
よくある誤解
- 「子どもの頃に問題がなかったのだから、発達障害のはずがない」と本人も周囲も思い込む
- 「大人になってから気づくのは、単なる思い込みや流行りへの便乗だ」と軽視される
- 本人も「今さら診断名を求めるのは大げさなのでは」と、違和感を抑え込んでしまう
こうした誤解が重なると、本人は違和感を抱えたまま、誰にも相談できずに一人で悩み続けることになってしまいます。
「もしかして」と思ったら、次にできること
大切なのは、いきなり「診断を受けるかどうか」を決めることではありません。今感じている違和感や困りごとを、段階を踏んで整理していくことです。
① 困りごとを、具体的に書き出してみる
「なんとなく生きづらい」ではなく、「複数の指示を同時に受けると混乱する」「雑談の場面で強い疲労を感じる」など、具体的な場面を書き出すことで、自分の困りごとの輪郭がはっきりしてきます。
② セルフチェックリストは、あくまで参考程度に留める
インターネット上には様々なセルフチェックリストがありますが、これらは診断の代わりにはなりません。「当てはまる項目が多い/少ない」ということだけで一喜一憂せず、あくまで自分の状態を整理するための一つの材料として捉えることが大切です。
③ 医療機関の受診を検討する
正式な診断を希望する場合は、精神科や心療内科、発達障害の専門外来を受診することになります。診断には一定の時間や検査が必要になることが一般的ですので、あらかじめ理解しておくと安心です。
④ 診断を受けるかどうかで迷う場合は、まず相談機関に話してみる
「診断を受けるべきかどうかも分からない」という段階でも、発達障害者支援センターや、就労移行支援事業所などの相談機関に、まず話を聞いてもらうことができます。診断の有無を決める前に、状況を整理する助けになります。
⑤ 診断名がつくかどうかにかかわらず、困りごとへの対処は始められる
診断を受ける・受けないにかかわらず、実際に困っている場面への具体的な対処法を考えていくことは可能です。診断名を待たずに、今の困りごとと向き合い始めることもできます。
発達障害の特性や診断に関する基本的な情報は、発達障害情報・支援センターでも公開されていますので、あわせてご確認ください。
診断を受ける・受けない、どちらを選んでも
「診断を受けた方がいいのか、受けない方がいいのか」という問いに、唯一の正解はありません。診断を受けることで、自分の特性を整理する手がかりが得られたり、必要な配慮を求めやすくなったりする一方、診断を受けなくても、困りごとに向き合いながら自分なりの工夫を積み重ねていくことは十分に可能です。
大切なのは、診断名の有無ではなく、今感じている困りごとに、丁寧に向き合っていくことです。
一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢
「就労移行支援」とは、発達障害や精神障害のある方、そして診断名がまだない方も含めて、働く上での困りごとに向き合いながら、一般企業への就職を目指して通える福祉サービスです。次のような形で支援を受けられます。
- 診断名の有無にかかわらず、まずは困りごとについて相談できる
- 自分の特性の傾向を、専門職と一緒に時間をかけて整理できる
- 実際の作業を通じて、自分に合った工夫や対処法を見つけられる
- 必要に応じて、医療機関との連携についても相談できる
橋本・相模原エリアで探している方へ
実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとに対象者の受け入れ方針や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら安心して相談できそうか」を確かめることをおすすめします。
例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。
ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること
私たちが最も大切にしているのは、「診断名があるかどうか」だけで、その方を判断しないということです。
大人になってから違和感に気づいた方の多くは、それまで自分なりに工夫し、周囲に合わせようと努力を重ねてきた歴史を持っています。その歴史に丁寧に耳を傾けることなく、診断の有無だけで支援の可否を判断することは、その方の努力を見過ごすことになりかねません。
だからこそ、支援の中で目指しているのは、診断名をつけることでも、診断名で説明することでもありません。あくまでご本人が、自分自身への理解を少しずつ深め、無理のない働き方を見つけていくことです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。
監修者より
診断名は、その方を理解するためのラベルではなく、この方に何が起きているのかを考えるための一つの仮説です。診断がついてもつかなくても、これまで生きてきた歴史に変わりはありません。その歴史に敬意を払うところから、支援は始まります。
記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年
よくある質問
Q. 病院に行くべきか、まだ迷っています。相談だけでもできますか?
はい、可能です。診断を受けるかどうかを決める前の段階でも、今の困りごとについてご相談いただけます。
Q. セルフチェックで当てはまる項目が多かったのですが、これは診断と同じ意味ですか?
いいえ、セルフチェックリストは診断の代わりにはなりません。あくまで自分の状態を整理する参考資料として捉え、正式な診断は医療機関でご確認ください。
Q. 診断を受けても、特に配慮が必要なほどではない気がします。それでも相談する意味はありますか?
もちろんあります。特性の程度にかかわらず、生きづらさや困りごとを感じている段階からご相談いただけます。
Q. 家族に「今さら診断名なんて必要ない」と言われ、相談しづらいです。
そのお気持ち、大切にしたいと思います。ご家族との関わり方についても、一緒に考えていくことができます。
まずは、無料相談・見学から
そこで、「診断を受けるべきかどうかも分からない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。
- 📍 アクセス:JR橋本駅改札より徒歩0分
- 📞 お電話でのお問い合わせ:042-703-3915
- 🌐 無料相談・見学予約はこちら:ディーキャリア橋本オフィス お問い合わせページ
一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。



