休憩の取り方が分からないあなたへ|橋本の就労移行支援でできること
休憩時間になっても、何をすればいいのか分からず、結局そのまま仕事を続けてしまう。あるいは、休憩室に行っても気が休まらず、かえって疲れてしまう——そんな経験はありませんか。
実際、「休んでいい」と言われているはずなのに、何もしていない時間があること自体に落ち着かなさを感じたり、周りの人がどう過ごしているかを気にしすぎて、結局リラックスできなかったりする。休憩時間の使い方が分からないまま、疲労だけが蓄積していく方も少なくありません。
そこでこの記事では、「休憩の取り方が分からない」ことの背景と、今日から実践できる具体的な工夫、そして相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方について、詳しくお伝えします。
「休憩の取り方が分からない」という感覚の奥にあるもの
休憩をうまく使えない様子を見ると、周囲からは「真面目すぎる」「休むのが下手」と言われることはあっても、深刻な困りごととして扱われにくい傾向があります。しかし、多くの現場で見えてくるのは、これが休息の質、ひいては業務全体のパフォーマンスに大きく影響する重要な困りごとだということです。
なぜなら、休憩時間の過ごし方が分からない背景には、「何もしない時間」に対する具体的なイメージが持ちにくいことや、休憩中も評価されているのではという不安、周囲との過ごし方に合わせようとする気疲れなどが関係していることが少なくないからです。休憩は本来、業務から解放される時間であるはずが、かえって別の緊張を強いる時間になってしまっていることがあります。
つまり、休むことが下手なのではなく、安心して力を抜くための具体的な方法が、まだ見つかっていないだけなのかもしれないのです。真面目さゆえに、休むこと自体に罪悪感を持ちやすい傾向とも関係しています。
よくある誤解
- 休むのが下手、要領が悪いと軽く見られる
- 「休憩くらい自由にすればいい」という言葉で、困りごとの深刻さが見過ごされる
- 本人も「休むことすらうまくできない自分はダメだ」と、さらに自分を追い詰めてしまう
- 休憩がうまく取れないまま働き続け、気づかないうちに疲労が蓄積していく
こうした誤解が重なると、本人は休憩時間そのものにも気を張り続けることになり、本来回復するはずの時間が、むしろ消耗する時間になってしまいます。
大切なのは「上手に休むこと」より「休むための決まった型を持つこと」
だからこそ、目指すべきは、自然に力を抜いて休めるようになることそのものではありません。休憩時間に何をするかを、あらかじめ決まった型として持っておくことです。
「自由に過ごしていいですよ」という言葉は、自由であることがかえって難しいと感じる方には、あまり役に立ちません。ここでは、実際に今日から試せる具体的な工夫をいくつか紹介します。
今日から使える、休憩を上手に取るための具体的な工夫
① 休憩の過ごし方を、あらかじめ数パターン決めておく
「休憩時間は何をしよう」と毎回考えるのではなく、「今日はスマートフォンで好きな動画を見る」「今日は目を閉じて座っているだけ」など、あらかじめ数パターンの過ごし方を決めておくことで、選ぶ負担を減らせます。
② 「何もしない」ことを、あえて具体的な行動として設定する
「何もしない」という状態は抽象的で難しく感じられやすいため、「目を閉じて深呼吸を5回する」「窓の外を1分間眺める」など、具体的な行動として設定すると、実行しやすくなります。
③ 周囲の過ごし方を気にせず、一人で過ごせる場所を確保する
休憩室での過ごし方に合わせようとすることが負担になっている場合、可能であれば別の場所(給湯室、階段の踊り場、外の空気を吸える場所など)で、一人で過ごす選択肢を持っておくことも有効です。
④ 休憩時間の終わりを、アラームなどで明確にする
「時間内に戻れるか」という不安が休憩中の緊張につながっている場合、アラームを設定しておくことで、時間を気にし続ける負担を減らせます。
⑤ 「休むことも仕事の一部」だと、あえて言葉にして自分に伝える
休むことへの罪悪感が強い場合、「適切に休むことも、長く働き続けるための仕事の一部である」と、意識的に自分に言い聞かせる練習をします。考え方をすぐに変えるのは難しくても、繰り返すことで少しずつ馴染んでいきます。
⑥ 休憩後に疲労感が残る過ごし方を、記録して見直す
「今日はこの過ごし方で疲れが取れた」「この過ごし方はかえって疲れた」という記録を続けることで、自分に合った休憩の取り方が少しずつ明確になっていきます。
ある利用者の方は、休憩時間になっても何をすればいいか分からず、結局デスクで仕事を続けてしまうことに悩んでいました。支援の中で「休憩時間の過ごし方を3パターン決めておく」という工夫を一緒に作り、実際の通所の中で試したところ、休憩時間への戸惑いが減り、午後の作業にも以前より疲れを残さず取り組めるようになったといいます。
休憩が苦手なことは、真面目さの表れでもあります
休憩をうまく使えない方の多くは、その一方で「仕事に対して真面目に向き合う姿勢」や「時間を無駄にしたくないという責任感」を持っていることが少なくありません。これは、業務への集中力や継続力として評価される場面もあります。
「休むのが下手」という一点だけを見て、その方の働き方全体を評価してしまうのは、本人が持つ真面目さという特性を見過ごすことにもつながります。休み方の型を整えながら、その真面目さを長く活かせる働き方を考えていく視点が大切です。
一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢
「就労移行支援」とは、発達障害や精神障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。休憩の取り方に関する困りごとについても、次のような形で支援を受けられます。
- 自分に合った休憩の過ごし方を、専門職と一緒に具体的に整理できる
- 上記のような具体的な工夫を、実際の通所の中で試しながら見つけられる
- 休むことへの罪悪感についても、丁寧に振り返ることができる
- 就職後も定着支援として、働き方全体のペース配分に関わってもらえる
したがって、「休憩時間に何をすればいいか分からない」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。
橋本・相模原エリアで探している方へ
実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら安心して過ごせそうか」を確かめることをおすすめします。
例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。
ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること
私たちが最も大切にしているのは、「休憩が下手」という言葉だけで、その方を軽く見ないということです。
休憩をうまく使えない背景には、必ずその方なりの真面目さや、休むこと自体への不安があります。それを丁寧に見ずに「自由に休んでいいのに」と伝えることは、その方が感じている難しさを見過ごすことになりかねません。
だからこそ、支援の中で目指しているのは、理想的な休み方を型にはめることではありません。あくまでご本人にとって心地よい休憩の形を一緒に見つけ、長く働き続けられるペースを作っていくことです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。
監修者より
休むことがうまくできないという言葉の裏には、真面目に働こうとする姿勢が隠れていることがあります。要領が悪い人ではなく、休み方をまだ知らないだけの人かもしれない——そう見方を変えるところから、支援は始まります。
記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年
よくある質問
Q. 休憩時間になっても、何をすればいいか分からず落ち着きません。
そのお悩みは非常に多く聞かれます。過ごし方をあらかじめ数パターン決めておく工夫を、一緒に練習していくことができます。
Q. 診断は受けていませんが、昔から休憩の取り方が分かりません。相談できますか?
もちろん可能です。診断名の有無にかかわらず、休憩への苦手意識を感じている段階からご相談いただけます。
Q. 休憩室での周りの過ごし方に合わせようとして、かえって疲れてしまいます。
一人で過ごせる場所を確保する工夫も有効です。ご自身に合った休憩の形を一緒に考えていきましょう。
Q. 休むこと自体に罪悪感があり、つい仕事を続けてしまいます。
その罪悪感、よく分かります。休むことも仕事の一部だという考え方に、少しずつ馴染んでいく練習を一緒にしていきます。
Q. 休憩を取っても疲れが取れた実感がありません。
過ごし方を記録して見直す方法など、自分に合った休憩の形を見つける練習を一緒にしていくことができます。
まずは、無料相談・見学から
そこで、「休憩時間に何をすればいいか分からない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。
- 📍 アクセス:JR橋本駅改札より徒歩0分
- 📞 お電話でのお問い合わせ:042-703-3915
- 🌐 無料相談・見学予約はこちら:ディーキャリア橋本オフィス お問い合わせページ



