BLOG

「別に何でもいい」が口癖のあなたへ|橋本の就労移行支援でできること

「どっちがいい?」と聞かれても、「別に何でもいい」としか言えない。そんな自分を「主体性がない」「投げやりだ」と責めていませんか。

実際、本当に興味がないわけではないのに、選ぶ場面になると言葉が出てこない。「また何でもいいと言ってしまった」と、後から自分にがっかりする方も少なくありません。

そこでこの記事では、「別に何でもいい」という口癖の奥にあるものと、相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方についてお伝えします。

「別に何でもいい」という言葉の奥にあるもの

選べずにいると、周囲からは「主体性がない」「興味がない」「投げやりだ」と見られがちです。しかし、多くの現場で見えてくるのは、それだけでは本人の気持ちが見えてこないということです。

なぜなら、その方が本当に守ろうとしているのは、これ以上自分を責められないことであり、失敗したくないという気持ちそのものだからです。選んだ結果が間違っていたら——そう考えると、選ぶこと自体が怖くなり、あらかじめ選ばないようにしていることがあります。

つまり、何でもいいのではなく、選ぶ勇気が出ないのかもしれないのです。言い換えれば、選べない人ではなく、選ぶことに傷ついてきた人なのかもしれません。

よくある誤解

  • 主体性がない、興味がないと評価される
  • 「自分のことなのに決められないのはおかしい」と責められる
  • 本人も「自分には意思がない、ダメな人間だ」と思い込んでしまう

こうした誤解が重なると、本人はさらに選ぶこと自体を避けるようになり、周囲からの評価も一層厳しくなってしまうことがあります。

大切なのは「正しい選択」より「選ぶ経験を積むこと」

だからこそ、支援の目標は、いきなり正しい選択ができるようになることそのものではありません。失敗しても大丈夫だという前提のもとで、選ぶ経験そのものを積み重ねることです。

そのために有効なのは、「早く決めてください」と急かすことではなく、次のような具体的な取り組みです。

  • 小さな場面(今日の作業、休憩の過ごし方など)から、選ぶ練習を積み重ねること
  • 選んだ理由を後から一緒に振り返り、自分の感覚に気づけるようになること
  • 選んだ結果が「間違い」でも大丈夫だったという経験を、安全な場で重ねること

実際、こうした練習は一人で意識するだけでは変わりにくく、実際に選んでみる場が身近にあるかどうかが大きな差になります。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、精神障害や発達障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。ハローワークとは異なり、次のような特徴があります。

  • 小さな選択の場面を、安全な環境の中で繰り返し練習できる
  • 選ぶことへの怖さの背景を、専門職と一緒に言語化・整理できる
  • 自分の好き嫌いや得意不得意を、実際の作業を通じて確かめられる
  • 就職後も定着支援として、職場との調整に関わってもらえる

したがって、「何を選べばいいか分からない」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。自分の興味や適性を知るための方法は、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)でも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら安心して選ぶ練習ができそうか」を確かめることをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「何でもいい」という言葉だけで、その方を判断しないということです。

選べない背景には、必ずその方なりの事情があります。これまで選ぶたびに責められたり、選んだ結果を後悔したりしてきた経験が、選ぶこと自体を怖くさせているのかもしれません。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、正しい選択をさせることではありません。あくまでご本人が、安心して選ぶ経験を積んでいけるようになることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

選ばない利用者を見て、主体性がないと判断していませんか。その奥の恐怖を見ていますか。選べない人ではなく、選ぶことに傷ついてきた人かもしれない——そう見方を変えるところから、支援は始まります。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. 面接で「希望する職種」を聞かれても、答えが出てきません。

多くの方が同じ悩みを抱えています。まずは希望を無理に決めるのではなく、小さな選択の練習から一緒に始めていきます。

Q. 精神障害の診断はありませんが、昔から何も選べません。相談できますか?

もちろん可能です。診断名の有無にかかわらず、選ぶことへの苦手意識を感じている段階からご相談いただけます。

Q. 選んだ後に「やっぱり違った」となるのが怖くて、選ぶこと自体を避けています。

その怖さ、よく分かります。選んだ結果が違っていても大丈夫だという経験を、少しずつ安全な場で積んでいきましょう。

Q. 家族に「あなたはいつも何でもいいって言う」と言われて傷つきます。

そのお気持ち、大切にしたいと思います。ご家族との関わり方についても、一緒に考えていくことができます。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「何を選べばいいか分からない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。