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応募できないのは甘えじゃない|橋本の就労移行支援でできること

「応募しなきゃ」と頭では分かっているのに、求人票を開いたまま手が止まる。そんな自分を「意志が弱い」「やる気がない」と責めていませんか。

実際、求人サイトを何時間も眺めているのに、応募ボタンを押せない。エントリーシートを書き始めても、途中で手が止まってしまう。そんな経験がある方は、決して少なくありません。

そこでこの記事では、精神保健福祉士として約20年、精神・発達障害のある方の就労支援に携わってきた立場から、「応募できないこと」の奥にあるものと、相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援という選択肢についてお伝えします。

「応募しなきゃ」と思うのに動けない、その奥にあるもの

応募が進まない状態を、周囲は「行動力がない」「決断できない」「就職への意欲が低い」と見てしまいがちです。しかし、現場で数多くの方と関わってきた経験から言えるのは、それは表面的な見立てにすぎないということです。

なぜなら、多くの場合、その方が守ろうとしているのは「自尊心」や「残っている希望」だからです。期待して応募し、また不採用になったら——そう考えると、期待すること自体が苦しくなり、動けなくなってしまいます。

つまり、応募できないのではなく、また傷つくことが怖いのかもしれないのです。言い換えれば、行動が止まっているのは、心を守るための自然な反応だと言えます。

よくある誤解

  • 行動力がない、決断力が低いと思われる
  • 「やる気があるなら応募できるはず」という言葉で片づけられる
  • 本人も「自分は甘えている」「怠けている」と思い込んでしまう

こうした誤解が重なると、本人はますます「応募できない自分」を責めるようになり、就職活動そのものから距離を置いてしまいます。

大切なのは「応募数」より「安心して応募できる状態」

だからこそ、支援の目標は、応募数を増やすことそのものではありません。働きたい気持ちと、これ以上傷つきたくないという気持ちの両方を大切にしながら、安心して一歩を踏み出せる状態を作ることです。

そのために必要なのは、「とにかく応募しましょう」と背中を押すことではなく、次のような取り組みです。

  • これまでの離職・不採用の経験を、責めずに一緒に振り返ること
  • 「怖い」と感じている本当の理由を、言葉にして整理すること
  • 小さく安全な成功体験を積みながら、少しずつ自信を取り戻すこと

といった、応募という行動の前段階を支えるプロセスです。実際、これは一人で気合を入れ直すよりも、支援者と一緒に取り組んだほうがずっと近道になります。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、うつ病や発達障害、精神障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。ハローワークとは異なり、次のような特徴があります。

  • 応募書類の作成や模擬面接を、繰り返し練習できる
  • 「怖さ」の背景にある特性や体調の波を、専門職と一緒に整理できる
  • いきなり応募するのではなく、職場実習など段階を踏んだ準備ができる
  • 採用後も定着支援として、職場との調整に関わってもらえる

したがって、「応募する自信がまだない」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。制度の詳しい定義や対象者の要件については、厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」でも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら安心して準備できそうか」を確かめることをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「応募できていない」という結果だけで、その方を判断しないということです。

応募が進まない背景には、必ずその方なりの事情があります。過去にどんな経験をしてきたのか、何を怖いと感じているのか——そこに耳を傾けずに「行動しましょう」と促すことは、本人をさらに追い詰めてしまいます。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、応募数を増やすことではありません。あくまでご本人が、安心して「これなら試してみよう」と思える状態になることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

応募しない利用者を見て、意欲がないと判断していませんか。その奥にある恐怖に目を向けられているでしょうか。行動できない人ではなく、傷つくことが怖い人かもしれない——そう見方を変えるところから、支援は始まります。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. 応募書類が全く書けていない状態でも相談できますか?

はい、可能です。「まだ何も準備できていない」「求人を見ることすら怖い」という段階からご相談いただけます。応募書類を完成させることより先に、まずは今の気持ちを整理するところから始めます。

Q. 過去に何度も不採用が続いています。それでも利用する意味はありますか?

むしろ、そうした経験を一緒に振り返ることに意味があります。何がうまくいかなかったのかを一人で抱え込むのではなく、専門職と一緒に整理することで、次の一歩の踏み出し方が変わってきます。

Q. 発達障害の診断がなくても対象になりますか?

診断名の有無にかかわらず、まずはご相談いただけます。「診断は受けていないが、働くことに強い不安がある」という方も多く来所されています。

Q. 家族から強く勧められて来ました。本人はまだ気持ちが整理できていません。

それで問題ありません。気持ちが整理できていない状態は珍しいことではなく、そこから一緒に考えていくのが支援の役割です。まずはご本人のペースを大切にします。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「応募する自信がまだない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状や治療法に関する医学的助言ではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関への相談も併せてご検討ください。