【発達障害】「物を失くしやすい」「整理整頓ができない」という特性に対する対処方法について

皆さんこんにちは。
皆さんは外に出かけるとき、どのくらいの持ち物を持っていきますか?
私は常にトートバッグを持ち歩いていて、必要なものを全て入れておくことで忘れ物を防ぐようにしています。
しかし、困ったことに時間が経つにつれて中に入れたものがごちゃごちゃになり、かばんの中で物を失くして、それを探すのに時間を使うことがあります。
最近では中に入れた飴の袋がひっくり返っていて、かばんの底に飴の小袋が散らばって悲しい思いをしました。
こんな思いを皆さんがしないように、今回は「物を失くしやすい」「整理整頓ができない」という特性に対しての対処方法をお話ししていきます。
はじめに

発達障害の方で、特にADHDやASDの傾向がある方は整理が苦手なことが多いことをご存じでしょうか?
なぜかというと、整理して片付けるためには多くのステップがあります。
まず必要なものを取捨選択して、今何を持っているのか確認し、どこにしまうか考えて、実際に片付ける、というように考えることが意外と多いのです。
これが例えばADHDの特性では、やろうと思っても行動に移せずどうしても先延ばしにしてしまうこともしばしばあります。
さらに、手を付け始めても整理中に見つけたものに興味を惹かれてそれに夢中になったり、タスクが多すぎてどれから手を付ければよいかわからず途方に暮れてしまったりすることがあります。
他にもASDの特性では、どこにどんな風に片付けるのが正解か分からずうまく片付けられなかったり、家具や物の配置に強い拘りがあって片付けられなかったりします。
また、整理するために物を動かしているとほこりが舞い上がってしまい、それによって気分が悪くなる方もいます。
こうした理由から、整理整頓することに苦手意識を持ってしまうのです。
「物を失くす・整理ができない」ADHDの特性

先ほども伝えましたが、ADHDの方は特に整理が苦手とされています。
その原因は先延ばし癖や過集中の他にも、整理を行うときに分析し、順序だてて計画する段取りが苦手なことや、衝動性から物を必要以上に買って物が増えることも関わっているとされています。
このような理由で、ADHDの方はかばんの中がごちゃごちゃになってしまうことも多いと思います。
かばんにしまったものを失くしてしまい、逆に無くしたと思ったものが突然かばんの中から出てくるという体験をした人も多いでしょう。
そんな方のために開発されたかばんが最近注目されているのでご紹介します。
それは「KABAG」です。KABAGは「使いやすいバッグ」を目指して作られたかばんです。
その名前の由来になったカバのように大きくファスナーを開けることができ、さらに内部が様々な空間に分かれているため、中が見やすく整理が容易になっています。
さらに、リュックサックでよくある「奥に入れたものが見つからない」「なにを入れたか忘れた」といった問題に対して横までファスナーで開けられる構造に加えて、リュックの中を2段に分割してあったりすることで対策しています。
KABAGは買う人に応じて種類があり、例えば「for ADHD」のシリーズは他のシリーズより内部の視認性が良くなっていて、ポケット部分が透明になっていてしまったものがいつでも見えたり、キーフックや背負っていても出し入れできるポケットが付いていたりと多機能になっています。
ピクトグラムシールを使うことで収納場所ごとに目印をつけて、どこに何があるかカスタムして見やすくできるのも安心できるポイントです。
しかし、機能が多い商品ですがその分値段が張ります。
そのため余裕のない方は今使っているかばんでもできる整理術を行うのが良いでしょう。
対処方法

では、ここからはどのかばんでもできる荷物の整理術や便利なアイテムを紹介します。
まずかばんの中身を整理するのに大事なこととして、「どの場所に何が入っているか」が分かるようにしておくのが大切です。
そのためさまざまな物を分別するためのバッグインバッグやポーチをかばんの中に用意しておくと整理が楽になります。
しかし、ポーチは同じものが複数あると外からぱっと見たときにどれがどのポーチかわからなくなってしまいます。
そのため目印をつけておいたり、色やデザインの違うポーチにしてみたり、透明で外から何が入っているか見えやすいクリアポーチを利用してみるとより使いやすいです。
そして整理するために持ち物をタイプや使用頻度などでグループ分けします。
グループ分けするというと難しく感じますが、例えば「筆箱にしまうために文房具だけよけておく」みたいなことです。
財布や鍵といった大事な物、ティッシュやハンドタオルや絆創膏といった衛生用品、イヤホンやモバイルバッテリーといったスマホ用品、のように分けます。
分け終わったら、かばんにあるポケットや用意したポーチ等にそれぞれのグループごとにしまいます。
こうしてどこに何を片付ければいいのか決めることで、探す時も戻す時もどこを見ればいいかわかりやすくなり、ポーチ等にしまうことでかばんの中でバラバラになる心配も減るようになります。
さらに、定期的にかばんの中を確認する日を設けるのも有効です。
物が増えればその分整理する手間が増えてしまうため、ゴミや必要ない物をかばんの中にため込まないようにチェックしましょう。
まとめ

日常生活において、かばんは切っても切れない存在です。しかも、かばんの中を探すだけで年間60~100時間も費やしているという話もあります。
探し物が見つからないときはストレスになりますし、自分を労わるという目線でも整理することは意外と大事です。
この機会にかばんを整理して、普段の生活をちょっと楽にしてみてください。
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