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発達障害の当事者が語る!就労移行を利用したBさんの就職・復職までの流れ

投稿日2022年10月17日 更新日2023年7月26日

このコラムでは、ディーキャリア海老名オフィスに通所されていた発達障害のある方が、発達障害と診断された経緯、就労移行支援事業所に通所するきっかけ、復職までの流れ、現在の状況など、実際に就職された方に協力いただきインタビュー形式でご紹介しています。

このコラムは約10分前後で読んでいただけます。

ディーキャリア海老名オフィス】職場定着率100%(2022年)
発達・精神障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援事業所です。
発達障害(ADHD/注意欠如多動性障害)(ASD/自閉症スペクトラム障害)(SLD/限局性学習障害)のある方、精神障害(うつ病など)のある方が多く利用されています。
発達障害フレンドリーサポート施設】にも認定され、専門スタッフがサポートをおこなっています。

目次

  1. 自己紹介&発達障害と診断されたきっかけ
  2. ディーキャリア海老名オフィスを選んだきっかけ
  3. ディーキャリアを通じて変わったこと
  4. 復職した企業の紹介・仕事内容の紹介
  5. 復職までの経緯
  6. 今の気持ち&今後の目標やテーマ
  7. ディーキャリアでの過ごし方(後輩へのアドバイス)
  8. まとめ

1.自己紹介&発達障害と診断されたきっかけ

・卒業生Bさんのご紹介

大学を出た後に、新卒で現在の企業へ入社し、在籍期間としては17年目となります。
休職を2回経て(1年、1年半)、2022年の3月に復職をし、現在も勤務をしています。

・発達障害と診断されたきっかけ

2年前に仕事中の居眠りは病気の影響があるのではないかと考えた上司からの勧めで、睡眠外来を受診。
その時の医師から発達障害の特性が原因の可能性があると言われ、メンタルクリニックを紹介される。
その後、クリニックで発達障害と診断されました。

2.ディーキャリア海老名オフィスを選んだきっかけ

2回目の休職では、1年ほど自宅療養をしていたが、復職面談での様子を見て会社の担当者から
「まだ回復しきっていないのではないか」と言われ、復職には至りませんでした。
人とのコミュニケーションをとる事にエネルギーや準備が必要になってきており、報連相のタイミングも遅くなっている自覚があり、そのことを主治医へ相談することにしました。

・主治医から就労移行支援事業所を提案される

実際に主治医へ相談してみると、訓練を受けてから復職をすることを提案され、デイケアや就労移行支
援事業所があることをそこで初めて知りました。
それからは、インターネットを使い事業所を調べ、2カ所候補を選び見学・体験を受けました。

ディーキャリ海老名オフィスでは、自身が課題と感じていた“考え方の癖や「認知の歪み」について体験訓練で新たな発見があり、もっと深く学んでいきたいと思ったことと、支援員の皆さんが自然に声掛けしてくれるなど雰囲気が合っていると感じ通所を決めました。

3.ディーキャリアを通じて変わったこと

今は、訓練で学んだアサーティブコミュニケーションのスキルをバリバリ使って仕事をしています。
訓練で、アサーティブの考え方を知り、自分がアサーティブコミュニケーションのタイプだと非主張型と作為的であることがわかり、意識して相手へ伝える方法を見直しました。

実際の職場での、質問の仕方…特に、分からなかった時に何度も聞いてしまうときには、相手の気持ちに共感(何度も聞いてしまって申し訳ないですが…、お忙しい所申し訳ありません。など)をしてから伝えるようになりました。
意識して同僚を見てみると、アサーティブなコミュニケーションをおこなっており、アサーティブの基礎を学んでいるからこそ、現在の職場でも同僚の姿から学びを得ることもあります。
DESC法を使い、上司・部下関係なく話しやすくなりました。一種の武器かもしれません。

先日、上司から指導があり落ち込んでしまったことがありました。
以前よりも考え方は改善されてはいますが、処理がしきれず土日の休みに考え込んでしまいました。

考えていると、相手も忙しい立場ではあるが、1時間も時間を取っていただいていたことはありがたいと感じたこと。
ただ、言い方に辛さを感じた為、これからも頑張っていきたいと思っていることを、アサーティブを意識して伝えました。

以前であれば、そのような時も伝え方がわからず、上手く伝えられなかったことで
「頑張りが足りないんじゃないか」と言われてしまうこともありましたが、アサーティブを意識して伝えた時には、気持ちを受け止めてもらう事ができて、仕事がしやすくなりました。

4.復職した企業の紹介・仕事内容の紹介

システムエンジニア・SE
コンピューターのソフトウェア開発をおこなっています。アプリや会社の業務システムのプログラムを書いたり、テストをしています。現在は、10人くらいのチームで働いています。
一番楽しい仕事は、プログラムを書いて、テストをしてと一人での作業で夢中になる時です。

5.復職までの経緯

2020年8月~  休職 
2021年10月~ 2022年2月末 ディーキャリ海老名オフィスへ通所
2022年3月~  復職
復職後は1日5時間からスタートし、1ヶ月ごとに1時間ずつ勤務時間を長くしました。
現在は1日8時間と、残業を1~2時間おこなっています。

傷つきやすいことや、認知がゆがみやすいポイントを知っているだけでも生きやすくなりました。

6.今の気持ち&今後の目標やテーマ

・今の気持ち

傷つきやすいことや、認知がゆがみやすいポイントを知っているだけでも生きやすくなりました。

・今後の目標やテーマ

極端に物事を受け止めることは減ったが、年齢を重ねて、体力面・精神面・気力の低下が見られており
注意を受けた時に引きずりやすくなっている傾向があると感じています。

今後は、考え方のバリエーションを増やして精神が回復するスピードをあげていきたいですね。

あとは、日曜日にジムに行ったり、遊びに行ったりしていきたいですね!

7.ディーキャリアでの過ごし方(後輩へのアドバイス)

発達障害の診断をされていなかったり、まだ、診断を受けていない人もいると聞きますが、
私は発達障害と診断をされて、今までできなかったことの理由がわかり、生きやすくなりました。
特性を理解していれば、私のようにに休職しなくても済む場合もあると思います。
なので、自分の事を理解して、把握しておくと良いと思います。

ディーキャリアは発達障害の特性に応じていて、特性や、考え方の傾向なども深い所まで教えてもらえるので、発達障害のある方へおすすめです。
診断をされていなくても、発達傾向のある人であれば訓練を受けると自分の気が付きになることがあると思います。
世の中の考え方や風潮に惑わされずに、自分の悩みには真摯に向き合い可能性を試していってほしいです。

8.まとめ

実際に卒業された方のインタビューはいかがでしたか。現在、困りごとや悩み事を抱えている方の参考になれば幸いです。

ディーキャリア海老名オフィスでは、就職を目指している方だけでなく、現在休職していて復職を目指している方へのサポートもおこなっております。
※お住まいの行政や会社への確認は必要になりますが、一度ご相談ください。

・休職中だけど復職できる自信がない
・精神的に落ち込むと、体調を崩して仕事を休んでしまう
・コミュニケーションが苦手で、適切なマナーを身に着けたい

など、就職や復職を目指している方は、悩みを1人で抱え込まずに気軽にご相談いただければと思います。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

【執筆者】
若林 (ディーキャリア海老名オフィス 生活支援員)
保有資格:発達障害学習支援シニアサポーター
これまで接客・販売職を経験し、現在は生活支援員として、主にソーシャル・スキルトレーニング
(ライフスキルコース)を担当。一人ひとりの困りごとに丁寧に向き合うことをモットーに、日々利用者の皆様の不安に寄り添いながらサポートしていきます。

【監修者】
井上高宏
ディーキャリア海老名オフィス
サービス管理責任者/精神保健福祉士

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