【自己理解に悩んでいる方必見】自己理解の3つの方法について
初めに
自分自身が嫌い。他人に自分のことを分かってもらえない。
なぜか周りから浮いてしまう。もっと自分らしく生きたい。
頑張りすぎて疲れてしまう。同じ失敗を繰り返している気がする。
そんな自分を変えたいけど、何したらいいかよくわかんなくなって来たなぁ。
と悩んでしまうことはありませんか?
その悩み、もしかしたら「自己理解」することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
今回は、「自己理解」とは何か、どうやったらできるのかについて、お伝えします。
ディーキャリア千葉オフィスでは、ADHD(注意欠如・多動性障害)、
ASD(自閉症スペクトラム障害・アスペルガー症候群)などの発達障害や、
統合失調症、気分障害(うつ・躁うつ病)といった精神障害の方の就労支援をしております。
生きづらさを感じている方ひとりひとりに寄り添った支援をモットーに、
日々の生活の悩みや、就労への不安を解消していければと思います。
目次
自己理解とは
自己理解とは、文字通り自分自身を理解することです。
自分の好き嫌い、性格や気質、タイプなどを明確化して、理解・納得できた状態ですね。
かつ、他者にも説明できる状態であることが好ましいとされています。
自己理解をするメリットとは?
自己理解をすることによって・・・
・自己受容に繋がり、自分自身を認めることができる
・理想の自分とのギャップが明確になり、その後の行動に繋がる
・面接などで上手く自分の事を説明することができる
などなど、自分の成長や助けに繋がるようなメリットがたくさんあります
自己理解の方法とは?
具体的にどのようなことをして自己理解するのかというと
・過去について書き出し、自分の好調や不調を振り返る
・自分以外の人に自分のことを聞いてみる
・性格検査(MBTIなど)や、知能検査(WAISなど)を受ける
などなど、いろいろな方法がありますが、
今回はディーキャリア千葉オフィスで実施している方法を紹介していきたいと思います。
自己理解の方法①過去分析
過去について書き出し、自分の好調や不調を振り返る
今の自分は、過去の自分(経験・環境・思考)によって成り立っています。
例えば、好きな食べ物がハンバーグの場合、
過去にとても美味しいハンバーグを食べた等の過去の良い経験があるから、
“今でも好き”なのでしょう。
嫌いな食べ物も、過去に不味かったり臭かったりした過去の嫌な経験から、
“今でも嫌い”ということになりますね。
同じように、自分が今までどのような経歴があったか、
その経歴の中でどのようなことを感じたか、
それが良い経験か嫌な経験かを振り返り、
好調と不調について詳しく掘り下げていきます。
具体的に流れを書きますと、
1、自分の経歴を年表化する
2、いい経験と悪い経験に点数をつける
(例:とってもいい経験だと100点、とっても嫌な経験だと-100点)
3、最高点数の経験・出来事を分析し、どのような状況・体験をすると自分は好調なのかを知る
4、最低点数の経験・出来事を分析し、どのような状況・体験をすると自分は不調なのかを知る
5、さらに知るために2番目の点数の経験・できごとを分析する。
という流れになります。
結果、自分はどのようなことが好きなのか、どのようなことが嫌いなのか、
どのような状況だと好調でいられるのか、不調になるのか
何をしていると充実しているのか、していないのか、
などがわかり、今後はどのようなことをしていきたいのかの指針になります。
自己理解の方法②価値観分析
自分自身がどういった価値観を持っているのか、
何故その価値観を持つに至ったのかを分析し、自己理解をしていく方法です。
これは自己理解の方法①の後におこなうとより効果的です。
まずは、自分が大切だと思っている価値観を思いつく限り書き出していきます。
例えば、信頼・仲間・充実・楽しい・成功・努力・安らぎ・成長などなど、
少しでも大切かもと思った言葉を書き出していきます。
その中で、特に自分が大切だと思う価値観を5つ選び、
何故その価値観が特に大切だと思うようになったのか、
きっかけになったできごとを書き出します。
その際、自己理解の方法①で作成した年表を参考に、
できごとを書き出してみると良いでしょう。
きっかけになったできごとを深掘りすることで、
その価値観の理解がさらに深まったり、
新たな価値観に気付くことができます。
例えば、「努力」という価値観に対して、
「学生時代、英語が苦手だったが勉強をして苦手が克服できた。」
というできごとがあったとします。
そうすると、自分はただ「努力」することに価値を感じるのではなく、
「克服」をすることに価値を感じているのかもしれない。
さらに深掘りをすると、自分は負けず嫌いだから「克服」をしようとした。
実は自分って負けず嫌いだったんだ、
というように新たな自分の一面にも気づくことができるかもしれません。
価値観分析をおこない、価値観ときっかけとなったできごとを整理することによって、
今の自分を形作っているものは何なのか、
これからの自分の人生を満たすために、何をしたらいいのか考えやすくなります。
自己理解の方法③日誌
毎日のことを書く日誌も、自己理解をする手段の1つになります。
日誌には体調や自身の気分を記録し、自分はどんなことを考えていたのか
どんなことをすると体調が良いのか悪いのか、
気分が良いのか悪いのか等を記録していきます。
記入した内容を定期的に振り返ることにより、
・自身の体調の変化のきっかけを知る
・自身の気分の変化(感情)のきっかけを知る
・自分の考えの変化の有無を知る
・時間をおいて出来事を振り返ることにより、考えを整理する
などのことができます
自分の変化のきっかけに気づき、どのように感じたかを振り返ることで、
自分の感じ方や考え方の傾向も知ることが可能になります。
すると、気分・体調不良の予防が出来たり、回復プランを考えることができます。
つまり、日誌を書いて振り返りを行う事で自己理解が進み、
精神、身体共にケアをすることができるのです。
ディーキャリア千葉オフィスでは、様々な日誌のフォーマットがあります。
フォーマットは自分自身に合うようにカスタマイズすることも可能です。
まとめ
今回は3つの方法をお伝えしました。
自分自身をイメージすると情景が浮かぶ方もいるかもしれませんが、
一度言語化してみてください。
言語化することで自分自身を受け止めやすくなり、
相手に伝える際にも伝えやすくなります。
ここまで伝えておいてなんですが、自己理解の情報は、
年齢・生活環境・家族・現在の課題、悩み・社会(会社、業界)等
が変わると更新されていくものになりますので、
自己理解は終わりがあるものではありません。
ですので、過去に一度行った方でも、今の自分を振り返ってみると、
新たな自分を見つけられるかもしれませんよ。
将来に悩んでしまったとき、自分自身が嫌いになってしまいそうな時は、
悩みを解決する糸口が見つかるかもしれませんので、
今回お伝えした方法を用いて、自分自身を振り返ってみてはいかがでしょうか?
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