【大人の発達障害】自己肯定感が低くなってしまう原因は?対処法を7つ紹介!②
皆さんこんにちは!ディーキャリア秋田オフィスです。
今回は、前回のブログ内容の続きとして
③自己肯定感を高める7つの方法
についてお伝えしたいと思います。
自己肯定感を高める7つの方法
1.自分の本当の気持ちを聞き、受け入れる
まずは、自分自身の気持ちと向き合うことから始めましょう。どんな思いが浮かんでもその思いを聞くことが重要です。否定はせずに心に浮かんだ想いや考えを、まずは受け入れてみましょう。
2.自分自身を客観的に見る
「そもそもなぜ自分はダメなんだ?」と自分自身を客観的に見ることで、極端な思考をしにくくします。
発達障害の特性のある方は客観視が苦手な傾向があるので、最初のうちは少し難しく感じるかもしれません。ですが、日々の中で何かが起こったとき、すぐ行動に移さず、その問題について俯瞰して考えてみましょう。
客観的な視点を養っていくと、時間はかかるかもしれませんが、だんだんと自分のダメな点も受け入れられるようになってきます。それと同時に自分の良い点も見えてくることでしょう。自分の良い点が見えてきたら、その良い点を仕事や日常生活に活かしましょう。
3.自分自身を褒める
自分を褒める癖をつけましょう。まずは、普段自分が「あたりまえ」だと思っていることを褒めるところから始めましょう。
例えば朝起きられたことを「仕事や学校だから起きてあたりまえだ」と考えるのではなく、「眠いし行きたくないのに、それでも朝起きてえらい」と褒めてみてください。どんな小さなことでも構いません。嫌なこと面倒なこと、苦手なことを頑張っている自分を褒めましょう。
仕事でミスをしてしまった時も「ミスをしてしまったけれど、人のせいにせず自分のミスを認め、次はどうしたら失敗しないかを考えている自分って素敵だよね」といった具合に褒めます。
他の人と自分を比較しないようにすることも大切です。「あの人は期日より随分早く仕上がっているのに、私は期限ぎりぎりで仕事が遅い」と、仕事自体はきちんとできているのに、他の人と比べることで、「できない」に気持ちがすり替わってしまうことがあります。他の人と比べず、自分の仕事が期限内にきちんと完了している(=できた)ことを、認めてあげましょう。
4.短所を長所に置き換える
これはリフレーミングと呼ばれる方法です。
例えば、
「せっかち」⇒「時間管理に厳しく段取り上手」
「おとなしい」⇒「真面目、努力家」
「頑固」⇒「自分の意見がある」
など、自分の短所だと思うことを長所に置き換えてみましょう。
5.自分に「YES」を言う
これは、信頼できる他者との間で「大丈夫」という体験を積み重ねる方法です。
しかし、信頼できる方が自分のそばにいない場合は、単純に自分が好む音楽、映画、本や漫画など、自分を受け入れ生かしてくれる存在で、自分自身を確かめていくと良いでしょう。
6.困ったら人に頼る
発達障害の特性のある方は、なんでも一人でやり遂げようとするがんばり屋さんが多いので、判断に迷ったときは、人に頼ることから始めましょう。
人に頼ることは恥ずかしいことではありません。
7.体調管理・服薬について見直す
健全な気持ちは、健全な体から生まれます。疲労や不安などを溜めている状態では、身を守るために警戒心や緊張が高まってしまうからです。
ですので、日ごろの睡眠環境や食事、服薬などについて医療機関と相談して安定した精神状態を保つようにしましょう。
自己肯定感を高める際のポイント
ここまで、自己肯定感を高める方法をご紹介してきましたが、これを継続していかなければ本当に自己肯定感を持てたとは言えないでしょう。そこで、継続的なトレーニング方法についてご紹介します。
1.ノートに自分を肯定するできごとや言葉(=褒め言葉)を、毎日つづっていく
2.同じ目標を達成するための仲間をつくる
仲間を作ることにより、同じ立場での意見交換ができて、身近にロールモデルがいるというメリットのほか、仲間の頑張りに刺激を受けてモチベーションを上げられるといった利点もあります。
自己肯定感を高める際の注意点
これまで、自己肯定感を上げることのメリットやその方法をご紹介してきましたが、注意しなければいけないこともあります。
そもそも自己肯定感と、自信のある・なしは全く関係がありません。これに触れないまま自己肯定感を上げる方法を試しても、「自己肯定感が低い自分はダメ」「高い自分はOK」と、新たな「○×」が加わるだけです。
前向きなことはもちろん良いことですが、いきすぎると怒りや悲しみといった、ネガティブな面や感情を抑圧することにつながります。
その時に自分のネガティブな感情にフタをして頑張ってしまうと、心身の悲鳴に気づけず体調を崩すこともあります。
ネガティブな感情を抑圧すると大きなしっぺ返しが来るばかりか、本当の自己肯定感とは程遠い状況になってしまうようです。
まとめ|発達障害と自己肯定感
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れ、肯定する」こと。
発達障害のある方は、過去の失敗経験を長く引きずりやすいため、自己肯定感が下がることが多い。
自己肯定感が低いまま働くと、辛いときに挫けやすくなったり、他者を敵視しやすくなる。
自己肯定感を高めるには、小さなことからでも継続して自分をほめることが有効。
いかがだったでしょうか?このブログでは発達障害のある方が、自己肯定感を高く持って働くことができるよう解説してきました。
どんなに対策をしたところで、過去の原因を変えることはできません。自己肯定感を高めたいのであれば、その過去を「今に活かす」方法を増やしていきましょう。
上記のようなポイントを実践していけば、自己肯定感を高めて長く働くことができると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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