「素直さ=言いなり」になることではありません
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こんにちは支援員の渡部です。
渡部は業務上、企業さんの障害者雇用の説明会に参加させていただくことがよくあります。
そこで企業さんの求める人物像で
「素直な人」
という言葉をよく目にします。
面接対策や就職セミナーなどでもよく聞く言葉ですが、この「素直さ」という言葉に少し引っかかりを感じたことはないでしょうか。
「自分の意見を言わずに従うこと?」
「言われたことは何でも受け入れなければならないの?」
そんなふうに感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、本当に企業が求めているのはそのような意味での素直さなのでしょうか。ということについて今回はお話したいと思ます。
素直さとは「まず受け取る力」
例えば、履歴書の添削を受けたとき、
「この表現を変えてみませんか?」
とアドバイスをもらったとします。
そのとき、
「いや、自分はこれでいいと思います」
と最初から拒否してしまう人と、
「なるほど。一度試してみます」
と受け止めてみる人では、その後の成長や相手に与える印象に違いが出ることがあります。
ここで大切なのは、相手の意見をそのまま信じることではありません。
まず受け取り、試してみることです。
これが「素直さ」の正体ではないかと思っています。

言いなりになることとは違う
素直さを勘違いしてしまうと、
「自分の意見を言わないこと」
「嫌なことも我慢すること」
になってしまいかねません。
これは素直さではなく、従順さや我慢に近いものです。
職場では、自分の考えを持つことも大切です。
分からないことを質問したり、
困っていることを相談したり、
時には改善案を提案したりすることも必要になります。
そのため、言われたことを何でも受け入れる人が評価されるわけではありません。
まず試してみるという姿勢
新しい環境に入ると、自分が知らないことや経験したことのないことがたくさんあります。
そんなときに、
「自分には合わない」
と決めつけてしまうのではなく、
「まずやってみよう」
と思える人は、多くのことを学ぶことができます。
そして実際に試してみた結果、
「自分には合わなかった」
「ここが難しかった」
という気づきを得ることもあります。
それも立派な成果です。

おわりに
「素直さが大事」と聞くと、自分の意見を押し殺さなければならないように感じる方もいるかもしれません。
しかし、多くの職場で求められているのは、言いなりになることではなく、新しい考え方や方法を一度受け取ってみる姿勢です。
自分の考えを持ちながらも、まずは試してみる。
そんな柔軟さが、就職活動だけでなく、働き続ける力にもつながっていくのではないでしょうか。
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