「報告・連絡・相談」ができずに、⼤きな失敗を繰り返し、毎⽇のように上司に叱責され、鬱病を患ってしまいました。
鬱病の治療のため、メンタルクリニックに⾏った際にADHDが発覚し、⾃分の社会⼈⼈⽣はここで終わるのではないかと⼤きな不安を抱えていました。
鬱病の治療のため、メンタルクリニックに⾏った際にADHDが発覚し、⾃分の社会⼈⼈⽣はここで終わるのではないかと⼤きな不安を抱えていました。
障害による特徴
- コミュニケーションが苦手であり、とくに人に声をかけるタイミングが計りづらく、「報告連絡相談」ができないことがある
- 注意力が散漫になることがある
模擬ワーク(事業所をオフィスに見立てた職業体験プログラム)を通じ、どのようなときにミスがでてしまうのかを検証し、⾃分の障害特性についての理解を深め、⾃⼰対処⽅法を習得しました。
短期で就職する必要があったのですが、希望通りの3か⽉半で無事内定を獲得することができました。
短期で就職する必要があったのですが、希望通りの3か⽉半で無事内定を獲得することができました。
就職先での配慮事項
- 日々の業務上におけるコミュニケーション(報告連絡相談)は、基本的には社内チャットツールにて対応
- 集中力が切れたように見受けられた際には、小休憩をとるように促す
学生時代は、忘れ物が多い・片づけられないなどの「苦手」はあったものの、生活に支障を感じることはありませんでした。社会人になってから、集中力が続かない・マルチタスクが苦手・コミュニケーションが円滑にとれないなど「出来ない」が増え、業務ミスが多発し、退職に至りました。自己嫌悪に陥り、ふさぎ込んでしまうことが多くありました。
障害による特徴
- 注意力が散漫になることや、注意の切り替えが難しいことがある
- 周囲の視覚刺激がある場合、気が散って集中しづらいことがある
- 複数の指示を口頭で出された場合に、情報を聞き漏らすこと、内容の理解ができないことがある
- 電話応対とPC作業など、複数の業務を同時におこなうことが困難なことがある
ストレスケア、感情のコントロール、コミュニケーションスキルなど、ディーキャリアで学んだことを、仕事面・プライベート面で活かせています。
自分の苦手なことを自覚することで、自分を責めることもなくなりました。
今では、「やりたい仕事」を見つけ、やりがいを感じながら日々仕事に励むことができています。
自分の苦手なことを自覚することで、自分を責めることもなくなりました。
今では、「やりたい仕事」を見つけ、やりがいを感じながら日々仕事に励むことができています。
就職先での配慮事項
- 注意力が下がったとき(集中力が切れる、ケアレスミスが増える等)は小休憩を挟む
- 業務指示を口頭でおこなう際には、タスクごとに一つずつ説明をおこなう。できるかぎり、チャットやタスク管理ツールなど文面での指示をおこなう
- 視覚刺激の入りづらい環境設計(パーテーションの設定、席の配置)をおこなう
- 電話受付は担当業務外とする