前職では、上司から指導や同僚から指摘を受けた際にひどく落ち込んでしまい、体調を崩してしまうことが多々ありました。
ストレスを感じていることに気付くことが苦⼿で、ため込んでしまい、それが爆発をしたときには、しばらく仕事を休まなければならない状況になっていました。
ストレスを感じていることに気付くことが苦⼿で、ため込んでしまい、それが爆発をしたときには、しばらく仕事を休まなければならない状況になっていました。
障害による特徴
- 感情のコントロールが苦手で、他人からの注意や指摘に対し、過度に落ち込んでしまうことがある
- ストレスに対する対峙力が弱く、体調を崩してしまうことがある
- 優先順位をつけることが苦手で、スケジュールを立てることに困難さを感じることがある
- 完璧主義で妥協ができないところがあり、自分が納得するまで作業に時間をかけてしまうことがある
「ストレスへの付き合い⽅」を学びました。体調管理シートの活⽤を通して、ストレスに気づけるようになりました。
⾃分なりの「ストレスの対処⽅法」を習得することで、体調不良もほとんどなくなり、ネガティブな気持ちになったときの感情コントロールもできるようになりました。
⾃分なりの「ストレスの対処⽅法」を習得することで、体調不良もほとんどなくなり、ネガティブな気持ちになったときの感情コントロールもできるようになりました。
就職先での配慮事項
- 業務の進捗状況の定期的な確認、作業遅延や残業が発生している場合には、個別面談にてヒアリングを実施
- 優先順位付けのサポートや、定例面談にて業務スケジュールのすり合わせを実施
レポート作成など課題提出の締め切りが守れずに単位を落としてしまうことが多々あり、大学を中退してしまいました。
あきらめきれずに通信制⼤学に再⼊学し、なんとか4年⽣になりましたが就活と学業を両⽴できるか不安で仕⽅がありませんでした。
あきらめきれずに通信制⼤学に再⼊学し、なんとか4年⽣になりましたが就活と学業を両⽴できるか不安で仕⽅がありませんでした。
障害による特徴
- 優先順位付けとスケジュール管理が苦手であり、何から手をつけるべきかがわからず混乱することがある
- 短期記憶が弱く、複数の口頭指示があった場合に混乱してしまうことがある
- 雑音が多い環境の場合、必要な聴覚情報(口頭指示)を聞き逃してしまうことがある
- 触覚過敏が特に指先にあるため、熱いものに触れることが苦手である
タスク管理とスケジューリングを⼀緒におこないながら、単位の取得と就職活動を同時に進めました。働いた経験がなかったので、企業実習に参加したのですが、体力や精神面に負担がない環境を選ぶ必要性を感じることができ、自分にあった働き方を知るきっかけになりました。
就職先での配慮事項
- 週1回の面談にて業務タスクの整理と優先順位付けを実施
- 口頭での業務指示を複数する際には、その場で本人に復唱させ、抜け漏れや誤りがないかを確認する
- 触覚過敏による苦手業務は担当させない(お茶出しなど)
前職を退職してから数年のブランクがあったため、自分が就労できるのかが不安でした。気候によって体調を崩すことが多く、生活リズムを整えることや、体調管理をすることができるようになりたいと考えていました。
ADHDの特性で、業務にミスが起こりやすいことがあり、「働くこと」に自信がありませんでした。
ADHDの特性で、業務にミスが起こりやすいことがあり、「働くこと」に自信がありませんでした。
障害による特徴
- 複数の業務が重なるときに、優先順位が分からなくなることや、適切なスケジュールを立てられないことがある
- 締め切りが近いときや業務量が多いときなど気持ちの余裕がなくなる場面で、ケアレスミスが生じることがある
- 長時間同じ業務をおこなうときに、集中力が低下しミスが増えることがある
- 聴覚過敏があり、電話の音や人の声などが入ってきやすい環境では、注意力が散漫になることがある
セルフチェックシートを活用し、体調面の自己管理やセルフケアができるようになりました。障害特性による「ケアレスミス」や「集中力の低下」の対応法についても学びました。
キャリアプランニングを作成したことで、自身の送りたい人生のビジョンを見つけることができました。今現在も日々自身でキャリアプランを更新しながら前向きに働けています。
キャリアプランニングを作成したことで、自身の送りたい人生のビジョンを見つけることができました。今現在も日々自身でキャリアプランを更新しながら前向きに働けています。
就職先での配慮事項
- 複数の業務を担当する場合には、優先順位とスケジュールの確認を随時おこなう
- 業務ミスや作業遅延を防ぐため、業務指示書や作業工程表を用意する
- 集中力が低下したときには、5分程度の休憩を取らせるようにする
- ミスが多くなっている場合には、声がけをおこない、状況を確認する
- できるだけ雑音(電話の着信音や従業員の会話など)が耳に入りづらい静かな環境に席を配置する
幼少期より対人関係での揉めごとが多く、学生時代にもトラブルに発展することが多くありました。
発達障害の診断を受けた上で「一般雇用枠」を選んで就職をしたものの、自分でも気づかないうちにストレスが溜まり、体調不良から退職することになりました。その後、恩師の紹介でディーキャリアに通所をすることに決めました。
発達障害の診断を受けた上で「一般雇用枠」を選んで就職をしたものの、自分でも気づかないうちにストレスが溜まり、体調不良から退職することになりました。その後、恩師の紹介でディーキャリアに通所をすることに決めました。
障害による特徴
- 誤字脱字などのケアレスミスが起こりやすい
- 強いストレスや緊張によってパニックに陥ることがある
- 自分が思うように物事が進まないときに怒りが生じやすい
ディーキャリアに通い始めた当初は、自分にはライフスキルコース(自身の障害特性や対処法など自己理解を深めるプログラム)は必要ないと考え、無理を言ってワークスキルコース(実践型プログラム)から取り組みました。しかし、日々の訓練や実習に参加するうちに、自分の特性による「困難」を理解する必要があると考えるようになり、ライフスキルコースの訓練を受けることにしました。
訓練を通じて、これまでのストレスや体調不良の原因が「過集中」と「過剰適応(周囲や環境に合わせようと無理に頑張りすぎる)」だと分かり、「頑張りすぎない働き方」が自分に合っていることに気づくことができました。また、「一人で抱え込まないこと・相談すること・素直になること」の大切さも学びました。
就職前には実習に参加する機会を設けていただき、現在は恵まれた環境の中で目標をもって仕事に励むことができています。
訓練を通じて、これまでのストレスや体調不良の原因が「過集中」と「過剰適応(周囲や環境に合わせようと無理に頑張りすぎる)」だと分かり、「頑張りすぎない働き方」が自分に合っていることに気づくことができました。また、「一人で抱え込まないこと・相談すること・素直になること」の大切さも学びました。
就職前には実習に参加する機会を設けていただき、現在は恵まれた環境の中で目標をもって仕事に励むことができています。
就職先での配慮事項
- 報告・連絡・相談がしやすい環境を整える
- 頑張りすぎて体調を崩してしまわないよう、労働時間を制限する(短時間勤務)
幼少期には多動の傾向がありましたが、中学生になる頃には目立たなくなりました。対人関係に苦手意識があったものの、学習面の問題はほとんどなく、大学進学までは特性による困難を感じることは少なかったです。しかし、就職活動の際に、コミュニケーション面の問題が少しずつ浮き彫りになり、就職してからは「口頭での指示が理解しづらい」「マルチタスクができない」などの課題に直面することがありました。次第に「社会人として働くことは、自分には無理なんだ。」と自己否定に陥るようになってしまいました。
障害による特徴
- 初めて取り組む作業の理解に時間がかかったり、手が止まったりすることがある
- 人前で話すことに緊張や不安があり、会議やプレゼンテーションに困難を感じることがある
- 複数人の声がするときに、必要な声だけ認知することに困難があり、聞き取りづらさが生じることがある
ディーキャリアに通所するまでは、「マイナス思考」や「行動のこだわり」が強く、小さなことで悩んだり、つまずいたりすることが多くありました。プログラムや自習を通して、自身の「障害特性」や「思考の癖」を理解することで、以前より柔軟に物事を考えたり、スムーズに作業に取り組んだりすることができるようになりました。また、業務をおこなう上で必要なサポートを「合理的配慮」として周囲に伝えられるようになりました。更に、仕事に取り組む上で必要なスキルやセルフケアの手法を身につけたことで、現在の職場に就職し、やりがいを持って日々の業務に取り組むことができています。
就職先での配慮事項
- ルーティン作業を中心に業務振り分けをおこなう
- イレギュラーな業務をおこなう際は、優先順位を確認する時間を設ける
- 仕事面・体調面などについての面談を定期的に設ける