ディーキャリアを利用する前before
幼少期には多動の傾向がありましたが、中学生になる頃には目立たなくなりました。対人関係に苦手意識があったものの、学習面の問題はほとんどなく、大学進学までは特性による困難を感じることは少なかったです。しかし、就職活動の際に、コミュニケーション面の問題が少しずつ浮き彫りになり、就職してからは「口頭での指示が理解しづらい」「マルチタスクができない」などの課題に直面することがありました。次第に「社会人として働くことは、自分には無理なんだ。」と自己否定に陥るようになってしまいました。
ディーキャリアを利用してみてafter
ディーキャリアに通所するまでは、「マイナス思考」や「行動のこだわり」が強く、小さなことで悩んだり、つまずいたりすることが多くありました。プログラムや自習を通して、自身の「障害特性」や「思考の癖」を理解することで、以前より柔軟に物事を考えたり、スムーズに作業に取り組んだりすることができるようになりました。また、業務をおこなう上で必要なサポートを「合理的配慮」として周囲に伝えられるようになりました。更に、仕事に取り組む上で必要なスキルやセルフケアの手法を身につけたことで、現在の職場に就職し、やりがいを持って日々の業務に取り組むことができています。