「具体的に」って具体的にどうすれば？

皆さん、こんにちは。

ディーキャリア横須賀三浦オフィスです。

もう少ししたらGWですね。コロナ禍もあけて、今年のGWも観光地各所で賑わいが出てきそうですね。

どこに行っても混むからという理由で出かけない人も多いみたいですが、皆さんはいかがでしょうか？

さて、今回のブログのお話は「具体的に」のお話し。

発達障害のある方は特に苦手と有るあるされる、作業時のエピソードとして挙がるのが抽象的な指示。

仕事をしていてのあるあるですが、「この辺を綺麗にしておいて」とか「この内容をわかりやすくまとめておいて」とか「できるだけ早くやっておいて」とか、こういった指示理解が苦手だと思っている方が結構いる印象です。

皆さんはどうでしょうか？

自分の思っている完成図と相手のイメージと違うことが一番の要因ですが、他者視点の取得が困難なケースが多いので具体性という点ではしばしばトラブルの基になりやすいです。

また、この話を発展させていくと具体的に言ってくれないと、分かりませんと伝えた方もいるかと思います。

相手からすると十分具体的でしょ？とあっけにとられてしまうことや、具体的って具体的にどういうことなのか？わからなくなってしまうこともあります。

一度伝えているのであれば、また言うのは申し訳ないなとか、理解できない自分がいけないのかなと思ってしまうことで我慢してしまうことも多いです。

その結果、相手の求めていることと自分の解釈の違いが続き、怒られてしまったり呆れられてしまったりと悪循環に陥りやすくなります。

自分の認識している具体性と、相手が認識している具体性は違っていることをわかったうえで自分はどのような具体性で伝えてもらうと業務が遂行できるのかなと考えることが大事になります。

「できるだけ早く」→「今日の何時までに」とか「きれいにしておいて」→「この部分が汚れているので並べ直す、雑巾で拭いておいて」などどのような指示で自分は行動ができるのか、この辺りをしっかりと分析しておいた方がお互いのためですね。

もともと、具体性という言葉に基準はないので何をしたら具体的なのか人によって異なります。

自分の中の具体性、見つけられると仕事のしやすさ、幅も広がりますよ。

ディーキャリアでは、その部分も含め自己理解に力を入れています。

具体的な指示も含めてですが、仕事をやりやすくするための方法、一緒に探していきましょう！

ご相談ありましたら、いつでもご連絡くださいね。