コミュニケーションの苦手な人が気づいた大事なこと
ある利用者の気づき
ある日の訓練中のこと。
利用者からこんな発言がありました。
「人を褒めるためには、その人に興味を持って、その人を知らないといけない。
コミュニケーションで大事なことは、まず相手に興味を持つことなんだと気がついた。」
素晴らしい「気づき」を発信してくださり、私も嬉しかったです。
アサーティブに褒める
その日の訓練は、相手を”アサーティブに”褒めてみよう、というものでした。
アサーティブとは、【自分も相手も尊重する】という姿勢や心構えのことを言います。
自分も相手も尊重しながら褒めるってすごく難しく感じますよね。
発達障害の特性からコミュニケーションが苦手と感じている方は、なかなかイメージがしづらいのかもしれません。
そこで、アサーティブに褒める上で「Iメッセージ」を意識してみましょう。
要するに「I」=「私」を主語にすることで、相手に押し付けない伝え方に変えることができます。
例)あなたはとても前向きですね。→あなたはとても前向きだと私は思います。
いかがでしょうか。
また、受け取る側も「いえいえ、私なんて全然・・・」など謙遜しすぎると
相手の気持ちを尊重していないことになりかねません。
まずは相手が伝えてくれたことに感謝するひとことを付け加えることを忘れずに。
言外が読み取れない
発達障害の中でも特にASDと診断を受けている方は、相手の表情や言葉のニュアンス、
いわゆる言外を読み取るのが苦手な場合が多く、
その結果相手のことが分からない、興味を持てない、という経験が重なってしまいがちです。
前述の利用者も言外の読み取りは苦手とされていますが、それでも相手を尊重するためにできることとして、
まず相手に興味を持つことや気持ちを向けることの必要性を感じられたようです。
コミュニケーションで大切なこと
コミュニケーションで大切なのは
まずは相手に興味を持つこと、知りたいと思うこと
と改めて感じた訓練でした。
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