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【発達障害×働き方】障害者雇用と一般雇用~自分らしく働いていくために

障害者の方が一般の企業等に就職し、働いていく際には、どのように働いていきたいかによって、「障害者雇用」か「一般雇用枠」といった選択肢があります。

「障害者雇用」では、障害を開示し、障害特性に配慮を受けながら働けます。「一般雇用」では、それを企業には明かさず、自分に障害特性があることを自覚しながらも、自分で対処しながら働くというものです。

1.「障害者雇用」で働く場合のメリット

障害特性による困りごとに対して配慮が受けられるので安心して働けるということがあげられます。企業によって配慮の内容は変わりますが、これまで当オフィスから就職していった訓練生の話を総合すると、具体的なメリットは、以下のとおりです。

①仕事量がコントロールされ、無理がない。また残業をすることが原則ない。

②作業指示がわかりやすく、詳細にしてもらえる。都度質問することができる。

③自分のペースで仕事ができる。(せかされない)

④定期的に面談を受ける制度がある。

⑤相談できる窓口が決まっている。

⑥通常の有給休暇の他に通院休暇が別途設けられている。

⑦休憩スペースがあり、具合が悪くなった時に、断った上でいつでも利用できる。

2.「障害者雇用」で働く場合のデメリット

①無期雇用ではなく、有期雇用となる場合が多い。また無期雇用へ転換制度がない。

②給与水準や賞与が一般雇用の水準より低くなる。もしくは賞与が出ない。

③昇進昇格の制度がない。

3.卒業生の語ってくれた生の声

先日も卒業生にじっくり話を伺う機会がありました。その方はそれまで一般雇用で働いていて、ADHDや不安障害の影響で、職場に長くなじめなかったという方です。職を転々とした結果、何かおかしいと考え、診断を受け、発達障害と診断されました。当オフィスで訓練を受け、今は障害者雇用で就職され、本当によかったとおっしゃっています。何より、不安があった時に相談に乗ってもらえること、作業指示を明確にだしてもらっていること、作業のチェックをしてもらえることにより、安心して働けているとのことでした。

4.まとめ

障害特性がある場合、長く就業していくためには、配慮を受けた方がよいと言われていますが、みなさんが何を重視するか、どんな価値観を持っているのか、自分はどうありたいのか、どう過ごしていきたいのか、それによって選ぶべき道は異なってきます。みなさんがみなさんらしくあるためにどう働いていくのか、私たちといっしょに考えていきませんか。

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