発達障害×やる気の出し方~いかにモチベーションをあげていくかについて③対策その2
「やるきの出し方シリーズ」も3回目。今回は対策その2です。
⑤やらなくてはいけないことは簡単なステップで行い、その時に我慢すべきことは面倒くさくする。
やらなくてはいけないことは、すぐに手を付けられるように手順を減らし、我慢したいことは手順を増やし、面倒くさくすることにより本来やるべきことに集中でき、良い結果を生むことができます。例えば、ノートPCで仕事をしているならば、離席の際は開きっぱなしにしておいたり、すぐに立ち上げらえるようにします。なかなか読めていない本はデスクの上にしおりを挟んで置いておくなど、目につきやすくする工夫をします。一方スマホやテレビは、電源をオフにしたり、コンセントを抜いて、すぐにはその機能にアクセスできないようにします。
⑥大きな目標は分割して、小さくして、一つ一つクリアしていく。
例えば、一つの企画書を完成させるというテーマがあったとします。「企画書の完成」という目標は、達成までにそれなりのステップがあり、時間がかかる大変な作業です。そこで目標をもう少し分割して、細分化していきましょう。
具体的には、以下のように細分化していきます。
a.企画書のタイトルを決める
b.企画書の見出しを決める
c.企画書の導入部を書く
d.企画書の結論を書く
脳科学者によると、小さな目標を達成し続けると、脳の神経の配線が組み替えられ、やる気に繋がる神経伝達物質がより生成されるようになるとのこと。
「努力⇒失敗」というパターンではなく、「努力⇒目標クリア(成功)」というパターンを脳に憶えさせることが、重要です。そのために目標を小さく分割し、成功パターンを脳に刷り込んでいくことが有効です。
⑦一度に一つのことしかしない
仕事のできる人は、一度に複数のことを同時並行でこなす、といったイメージがあるかもしれませんが、やる気にとって、マルチタスクはマイナスの影響が強いようです。仕事が重なることによって精神的・身体的負担があり、問題が生じることが、さまざまな研究から判明しています。「eメールや電話によって気が散ってしまったビジネスマンのIQはかなり低下し、マルチタスクは仕事の生産性に悪影響を与えている」と結論づけている研究結果もあるようです。
仕事中はできるだけ一つの作業に対して集中できるようにタスクを分解し、あれこれ別のことを考え、気が散ってしまうという弊害が起きないようにしたほうが良いと言えます。
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