BLOG

発達障害の私が思う「セルフケア」の難しさ。食事・運動・睡眠の『正解』に疲れたあなたへ

〜「興味がない」「ピンとこない」「損した気分」……その本音から始める自分メンテナンス〜

こんにちは!ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

「セルフケアの基本は、食事・運動・睡眠です」 支援の現場や健康コラムで、耳にタコができるほど聞く言葉。でも、発達障害の当事者である私は正直に言いたいのです。 「その『基本』が、一番難しいんだよ!」と。

世の中の「正解」に自分を当てはめようとして、かえって疲れていませんか? 今回は、私が突き当たる「セルフケアの壁」をどう乗り越えるか、本音で考えてみました。

食事:「興味がない」から何を選べばいいか分からない

「健康のためにバランスの良い食事を」と言われても、そもそも食に興味がない人にとっては、献立を考えること自体が苦行です。「何を食べたい?」と聞かれてもピンとこないし、何を意識して摂ればいいのかも分かりにくいですよね。

  • 食事を「楽しみ」ではなく、車にガソリンを入れるような「燃料補給」だと割り切ってみませんか? 「何を食べるか」に迷ったら「これさえ食べればOK」という自分なりの固定メニュー(定番品)を決めてしまう。わからない場合は、まわりの支援機関の人に相談してみると、メニュー作りを一緒にしてくれる可能性があります。そうやって、食に興味がないからこそ、「選ぶコスト」を徹底的に削ることも、脳を疲れさせない立派なセルフケアです。

運動:「何から始めていいか」ピンとこない

普段から運動習慣がない人に「まずはウォーキングから」なんて言っても、具体的なイメージが湧きませんよね。「運動不足は分かっているけれど、何をしていいかさっぱり……」となるのは、脳の特性上、抽象的な指示が苦手だからかもしれません。

  • 運動という言葉を捨てて、「1分だけ体を揺らす」ことから始めてみましょう。 椅子に座ったまま肩を回す、あるいは立ち上がってその場で足踏みを3回だけする。以前お話しした「パパパン!」という拍手のように、リズムを作るだけでいいのです。ピンとこない運動を無理にやるより、「体が固まったな」と感じたときに、決まった動作を少しだけやる。それだけで「働く土台」は守られます。

睡眠:「寝るのはもったいない」損した気分になる

「寝るのがもったいない!」「もっと楽しいゲームをしていたい!」 好きなことに没頭しているとき、睡眠は楽しみを奪う「敵」のように感じることがありますよね。寝る時間を削ってまで楽しむのは、それだけ今に熱中している証拠ですが、その代償は翌日の「脳のパニック」や「気分の落ち込み」として返ってきます。

  • 睡眠を「中断」ではなく、ゲームでいうところの「セーブ(記録保存)」だと捉え直してみませんか? 今日楽しんだこと、学んだことを脳にしっかり定着させるための「書き込み時間」。そう思えば、少しだけ損した気分が和らぐかもしれません。「100点満点の睡眠」を目指さず、「これ以上起きていると明日の自分がバグるから、一旦セーブしよう」と、自分の仕様に合わせて折り合いをつけることが大切です。

セルフケアに「正解」はない

発達障害の特性があると、食事・運動・睡眠の「最適解」を出すことに人一倍エネルギーを使ってしまいます。そして、みんなと同じことができない自分を責めてしまう……。

でも、大事なのは自責することではなく、「今の自分にとって、何が大事かを確認・点検すること」です。 一回の食事を適当に済ませても、一晩ゲームをしても、その後に「あ、今自分はこうなっているな」と自分の取扱説明書を読み直せれば、それはもう立派なセルフケアの第一歩です。

小さな「点検」から始めよう

セルフケアとは、自分を型にはめることではなく、自分を少しだけ楽にさせてあげることです。

「燃料を入れたからOK」「3回動いたからOK」「一旦セーブしたからOK」。 そんな風に、自分への合格ラインを地面にめり込むまで下げて、軽やかに過ごしてみませんか?

一人で「自分に合う方法」が見つからない時は、ぜひディーキャリア立川オフィスで一緒に探しましょう。誰かに「これが難しいんだ」と話すこと。それ自体が、最高のセルフケアになるのですから。

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

○ディーキャリア立川オフィスお勧めブログ

1.集中力アップ!秋におすすめのワークスペース環境づくり

2.仕事ができるのか不安【大人の起立性調節障害】

3.発達障害:勝ち負け思考について

○ディーキャリア立川オフィスのブログ記事一覧はこちら

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

就労移行支援事業所

【ディーキャリア立川オフィス】

◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ

〒190-0012
東京都立川市曙町2-22-20立川センタービル9階

TEL: 042-595-8163

受付時間: 平日10:00~18:00の間

E-mail:tachikawa@dd-career.com

◆ディーキャリア立川オフィス のご紹介はこちらから

【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス

◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから

【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸